長崎県に対する情報公開請求により開示された2022年度の校則等を掲載しています。
生徒心得
高等学校の生活は、自意識に目覚め、個性を発揮しつつ心身の最も充実する時期である。常に真理正義を愛し、知性を磨き、規則秩序を尊重して道義心を高め、運動に励み健康の増進に努めるなど、あらゆる機会を利用して健全な心身を養い、自己の完成に努めると共に、猶興館の伝統にますます光輝をそえる努力を惜しんではならない。
1 一般心得
(1) 明朗快活、進取敢為の精神と態度を養うこと。
(2) 勤労と奉仕の精神を身につけること。
(3) 個性に応じた文化・体育の活動に参加すること。
(4) 自己の言動に責任を持つこと。
(5) 挨拶の励行を心掛けること。
2 身なり
清潔、質素を旨とし、高校生としての端正な気品を保つよう心掛ける。
(1) 通学時には制服を着用する。
〇夏服、合服、冬服の着用時期は各自判断し、季節に応じて着用する。
〇校内外の式典及び公的な場での活動等においては、原則として6月から9月までは夏服、11月から4月までは冬服、5月及び10月には合服を着用するものとし、その都度指示に従う。
〇合服は冬制服の上着を着用しないものとする。
〇夏服以外のときは必ずネクタイ・リボンを着用する。
(2) 靴は学校指定のものを原則とする。
(3) ベスト、靴下は学校指定のものに限る。女子のタイツは黒またはベージュ色のものとする。
(4) 鞄は学校指定のものに限る。
(5) 補助バックは自由とする。ただし補助バックのみで通学してはならない。
(6) 防寒具の着用について
〇コートを着用する場合、色は華美でない無地のもの、型はパイロット・ダッフル・ステンカラーのものとする。
〇セーターはネクタイ・リボンが見えるように着用し、華美でないもので無地を基調とする。ブレザーの袖口や裾から見えないように着用すること。カーディガンはボタンを留めて着用する。
〇ひざ掛けは教室での使用に限る。
(7) 頭髪は清潔を保ち、特異な髪形をしてはならない。
〇眉を越えない程度とし、耳に被さらず、襟にかからないようにする。
〇女子で襟以上に長い場合は、黒・紺・茶のゴムで束ねる。
〇パーマ・染色・脱色・額や眉のそり込みは厳禁とする。
(8) 装飾品(指輪・ピアス・ミサンガ・ネックレス等)は一切禁止する。
(9) やむを得ない事情で正規の服装ができない場合は、必ず担任を通じて生徒指導部へ異装許可を願い出る。
3 生活
(1)登校及び下校時刻
夏季午前8時30分までに登校午後7時までに下校(3月~10月)
冬季午前8時30分までに登校午後6時30分までに下校(11月~2月)
※事件事故等が起きた場合、下校時刻の変更を行う。
(2)下校時刻以後の部活動、その他学校に居残る必要がある場合は必ず学校長の許可を得なければならない。また、夜間に及ぶときは、特に後始末を確実にして必ず担当教師に終了の旨を報告する。
(3)校舎、校具、用具類は常に大切に扱わなければならない。誤って破損、紛失した場合は必ず報告する。
(4)学校の休日に校舎、校具、用具類その他を使用する場合には、あらかじめ担当教師の許可を得る。後始末、返納は確実に行い、かつ終了した旨を必ず報告する。
(5)校舎内外、特に教室は常時清潔整頓を保ち、学習環境を整えるよう心掛ける。
(6)通学途上のみならず、校内においても交通道徳を重んじ、秩序と安全の確保に努める。歩きながらや公共交通機関等における携帯電話の使用等を厳に慎む。
(7)掲示、印刷物配付、各種集会などは許可を得る。
(8)校内では決められた時間、場所以外では飲食しない。
(9)このしおりはいつでも確認できるところに保管する。
(10)外出は午後8時までとする。
(11)外出する場合には、必ず行き先、用件、帰宅時刻等を保護者に告げ、所在を明らかにしておく。
(12)風紀上問題となりやすい場所へは立ち入らない。
(13)外泊は原則として禁止する。
(14)男女交際は節度を保ち、良識ある行動をとる。
(15)アルバイトは特殊事情の場合のみ学校の許可を得て行うことができる。
(16)その他、法律や条例に違反する行為は絶対にしない。(懲戒指導となる)
(17)学校生活上不要なものの持ち込みを厳禁する。違反した場合は指導する。
(18)携帯電話の校内での使用は原則禁止する。使用が発覚した場合は、その場で携帯電話を預かるものとする。校内では電源を切り、鍵付きロッカーで保管する。
4 考査
(1) 公正を疑われる言動を避ける。
(2) 不必要な物品を携帯したり、考査中に物品の貸し借りをしたりしてはならない。
(3) 考査中に不正行為をしたと認められた者は、該当科目を0点とし、指導を受ける。
(4) やむを得ない事情で考査を受けられない場合には直ちに保護者からその理由を学校長に届け出なければならない。
5 諸届け及び様式
(1) 次の場合保護者は学級担任を経て学校長に届け出または願いを出さなければならない。
1 欠席、欠課、遅刻、早退、外出、忌引の届け
2 転居、改姓、保護者、保証人等の変更届け
3 旅行、遠征、受験、合宿、アルバイト等の願い
4 休学、復学、転学、退学等の願い
ただし234は何れも所定の用紙を用いる。
(2) 物品の紛失、拾得等は学級担任又は係職員に届け出る。
(3) 身分証明書、定期券購入証明書、学割証の交付申請は事務室に願い出る。
(4) 忌引は次のとおりとする。(正当な旅行日数は加算することができる)
1父 母 7 日以内
2祖父母・兄弟姉妹 3 日以内
3伯・叔父母・曾祖父母 1 日
4その他の同居親族 1 日
6 車両類による通学等の規定
(1) 車両類の免許取得受験
1 免許取得は原則として認めない。
2 3年生において卒業後、免許を必要とする者の免許取得については別途定める。
3 無断で免許を取得した場合は指導する。(特別指導となる)
(2) 車両類による通学
1 車両類による通学は原則として認めない。(自転車通学も不可)
7 購買部利用規定
(1) 利用時間帯
1 飲食物・・・昼休みのみ
2 その他(文房具)・・・休み時間(2校時目から)、昼休み
(2) 利用上の注意
1 パン・弁当類は予約制であり、その他の飲食物の購入は、昼休みのみとする。
2 歩きながらの飲食はしないこと。
3 包装紙等を散乱させたりしないこと。
4 掃除の時間帯の利用は禁止する。
5 購入は、すべて現金で行うこと。
6 利用の済んだ者は速やかに退出すること。(購買部に長居しない)
7 予約は2校時終了までに行い、現金と共に購買部に持参する。
8 自動販売機の利用状況が悪いときは、利用を停止することもある。
各種届出・許可についての手順
(1) 自動車運転免許受験・取得
生徒→HR担任担任→生徒指導部→許可願用紙 生徒→保護者→HR担任 生徒・保護者 同伴で申し込み→生徒指導部→校長→生徒指導部→生徒→自動車学校 警察 申し込み・受験→生徒 免許交付→生徒指導部 免許証取得届（許可書返却）
(2) 一般旅行届・割引券交付願
生徒→HR担任→生徒指導部→生徒 届け・交付願用紙→保護者→生徒 証認印→HR担任→生徒指導部→校長→生徒指導部→事務窓口→生徒
(3) アルバイト許可願・アルバイト生使用許可願
生徒→HR担任→生徒指導部→生徒 許可願用紙→保護者→生徒→雇用主 アルバイト生使用願→生徒→HR担任→生徒指導部→校長→生徒指導部→生徒 許可書・発行→生徒指導部 アルバイト報告、許可書返却