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【長野】駒ケ根工業高等学校の校則

長野県から交付された2022年度の校則を掲載しています。

入学予定者諸君へ

令和4年3月28日
長野県駒ケ根工業高等学校
生徒指導係

合格おめでとう。皆さんは高校入試を乗り越えて、晴れて入学予定者となりました。高校は中学に比べ自由が多いと思われがちですが、想像した以上に厳しいと考えています。
本校は「ものづくりを通した人づくり」を学校目標に、他校にはない課題研究や種々の資格取得など様々な取り組みを行なっています。これは実社会に出てから技術者として活躍できる人材となるために、確かな技術を身に付けることを求めているからです。また、
クラブ活動も学校生活の柱の一つとして全員加入を勧めています。それでは、学校の決まりなどを示します。よく読んで理解をして駒ケ根工業高校の一員として充実した学校生活を送ってください。

1 学校生活全般について

1 欠席・遅刻等の連絡は、本人ではなく事前に保護者(家庭)から学校へ連絡するようにしてください。
2 安全・安心な学校生活を送るために、他人に不快感や威圧感を与えるなどの行動は慎むこと。具体的には、いじめ・暴力・器物破損・染髪・パーマ・ピアス・服装の乱れ・化粧等を指します。
また、盗難等の問題行動が続く場合は、本人・保護者の同意を得て警察を導入することがあります。
3 上下履きの区別をはっきりさせるため、上履きは指定のものを用いています。(生徒会の風紀委員会により販売)
4 クラブ活動は技術や体力等の向上ばかりでなく、協調性・責任感・忍耐力等を中心とした心を養うとともに粘り強く持久力のある体を培います。3年間やり通し授業では経験できないような体験を通して成長することができます。全員加入することを勧めます。
5 長期休業中や土日のアルバイトは許可制をとっています。(1年生は夏休みより)また、平日アルバイトは経済的理由等を考慮し許可をする場合もあるので入学後担任に相談してください。なお、飲酒を主とする飲食店・旅館・民宿(宿泊を伴うもの)・風俗営業・危険を伴うところ・午後7時以降に及ぶものは禁止されています。
※アルバイトは良い面もありますが、学習面やクラブ活動等の高校生本来の生活に支障が生じることも考えて行う必要があります。
6 深夜外出はしないこと。また、パチンコ店、居酒屋等の飲食店への出入りはしない。
7 万引きや窃盗行為などは軽い気持ちでやってしまうと取り返しがつかないことになります。
8 喫煙・飲酒等は法律で禁じられているばかりでなく、健康に重大な害を及ぼし、悪習慣となって抜け出すことが難しくなります。そうならない為には絶対に誘惑に負けないことです。また、誘惑から自分の身を守る堅い意志を持つことが必要です。

2 交通安全、原付・四輪免許取得について

1自転車通学については、時間に追われた余裕のない運転が一番危険です。また、交通事故の被害者ばかりでなく加害者となることもあります。高校生の自転車事故は年々増加傾向にあり特に1年生の春が一番多いです。そのため変形ハンドル・ハブステップ等は禁止しています。自分の身の安全を守るためにヘルメットの着用を勧めます。
新学期に1年生の自転車が盗難にあうケースがあります。防犯登録・学校への登録・ステッカーの貼付・二重ロック等の自己防衛をしてください。記名することが自己防衛の基本です。
また、自転車保険加入が義務付けられています。必ず加入するようにしてください。
2原付・自動二輪の免許取得は原則として禁止です。無断取得については反省指導が有ります。
3学校の基準に適合した者のみ、原付バイク通学を許可します。(2年生より)
4四輪免許取得の許可は、3年生の後半から、学校生活、卒業の目途と進路内定や学校長集金状況により許可をしていきます。無免許運転の交通違反を犯した者は、それ以降1年間免許取得を法律によりできません。

3 その他

1昼食の弁当が必要です。環境のごみ問題からも手作り弁当、お茶の持参をしてください。昼休み等校外に出てはいけないことになっています。
2スマートフォン(携帯電話)は禁止ではありませんが、(朝SHRから放課後SHRは担任預かり)ルールを守って使用してください。最近、スマートフォンの無断借用・使用による身に覚えのない電話料等の請求や出会い系サイトからの不正請求が増加しています。また、SNSを利用した誹謗中傷事案も発生しています。確たる証拠が残ってしまい言い逃れはできません。SNSはいいことを発信するため
に使ってください。
※ゲームでもスマートフォンの貸し借りはしない。
※授業中は教科担任が認めた時間以外の使用は禁止です。
3高校生の電車利用状況が良くないという苦情がまれにあります。乗車の際はマナーを守り他のお客さんの迷惑にならないようにしてください。また、駅等を汚さないようにすること。(ジュースのカン、弁当などの残物等、喫煙などは論外)
4伊那福岡駅からの通学路は、南側正門から入るルートを通行してください。北側通用口へのルートは歩道が無く車の通行量が多く危険です。また、地下通路を通ることにより信号待ちしなくとも国道をわたることができます。
5ゲーム機は校内へ持ち込むことは好ましくないとして指導しています。貸し借り、盗難や紛失などから友人関係が損なわれることも予想されます。
6高校は単位を修得しなければ進級・卒業ができません。そのために皆さんが果たすべき責任は、授業に出席し意欲的に参加すること、テストで決められた点数をとること、課題とされている提出物を期限までに提出することの3つです。特に中学校とやるべきことは何も変わりません。過度な心配はせず中学校の時と同様に全力で学校生活を送ってください。

令和4年度生徒指導確認事項

1.無断外出禁止について

・やむを得ず外出するときは、担任等の許可を得ること。
・特に昼食等の購入のための外出は、自動販売機が設置されパンの販売もしていることから必要がない。
・無断外出は喫煙等の問題行動を招きやすいので互いに注意する。
・環境美化等の観点より、自動販売機使用、空き缶等は生徒会が決めた約束を大切にする。

2.携帯電話の使用方法及び一時預かりについて

・マナーを守り、正しく使う。
・SNSや出会い系サイト等の社会問題や、ゲーム等の長時間使用による時間とお金の浪費、学校生活(学業・クラブ活動・生徒会活動)への意欲の喪失などの原因となることを知り、学校生活に集中できる様にする。
・携帯電話(スマホ)は朝のSHR時に担任に預け、帰りのSHR時に返却する。
緊急時に必要な場合は担任に相談すること。
・個人情報が入っているものなので管理は責任を持って行い、貸し借りは絶対にしない。
・時計は教室等必要な場所には設置されているので時計代わりにしない。

3.授業等に臨む基本的な態度について

・授業を受ける基本姿勢を確認する。
・机上には教科書やノート等授業に必要なものだけとし、不必要な物品は片づける。ジュース缶・漫画本などは厳禁。
・教室の整理整頓・美化に努め、床に教科書や体育着などを放置しない。
また、廊下のロッカーも整理整頓する。
・帽子を被ったままや、ガムを噛んだりして授業を受けない。
・時間のけじめを付け、集中して授業を受ける。
始業のチャイムが鳴ってからトイレに行ったり、教科書・ノートをロッカーに取りに行くことのないようにする。
また、早めに終わった授業も終業のチャイムまでは教室から出ない。

新入生保護者の皆様へ

令和4年4月6日
長野県駒ケ根工業高等学校
生徒指導係

御子様のご入学おめでとうございます。高校の3年間は、精神的にも肉体的にも大きく成長する最も大切な時期です。生徒諸君が有意義な学校生活を送ってくれることを期待します。
さて、本校では地元に腰を据えて働く人間を養成することを強く求められて設立されました。生徒たちが一般教養を深め、専門知識と技術をしっかりと身につけるよう教育をしています。
昨今の世相から生徒たちが受ける影響は少なくありません。経験も浅く年頃ゆえの失敗も予想されます。しかし生徒たちはそれらを乗り越え、自立し、社会の一員として立派に成長していく力は備わっているはずです。
保護者のみなさんと学校とが手を組んで、生徒たちを育み、導かなくてはなりません。是非生徒たちには3年後確かな力を付けて、駒工は良かったという思いを持って巣立って行って欲しいと願っています。
以下、これからの高校生活についてご承知おきいただきたいことと、いくつかのお願いを申し上げます。保護者の皆様のご理解・ご協力をお願い致します。

1 学校生活全般について

(1)欠席・遅刻等の時は、事前に家庭(保護者)から学校へ連絡してください。
(2)駒工生としての集団生活を送るために、他人に不快感を与えたり、学校秩序を乱すような行動は慎むよう指導しています。茶髪・パーマ等の頭髪の加工、ピアス、服装の乱れには十分な注意をお願いします。(特に茶髪・パーマ・ピアス・化粧は禁止です。)
(3)上履きは指定のものを用います。(風紀委員会で販売しています)
(4)クラブ活動は心身の発達の場として大切なものです。原則として全員加入を勧めています。
(5)アルバイトは許可制を採っています。長期休業中・土日のアルバイトは、担任・係に届け出て審査後、許可証を受けそれを携帯して行う。なお、飲酒を主とする飲食店・旅館・民宿(宿泊を伴うもの)・風俗営業・危険を伴うところ・午後7時以降に及ぶものは禁止されています。平日のアルバイトは禁止ですが、家庭の事情により許可する場合もあるので、必ず担任に相談してください。学業に専念させるよう許可制にしていますので、無断アルバイトをさせないようお願いします。
(6)街での徘徊、深夜外出はさせないで下さい。
遊技場(カラオケボックス、ゲームセンター等)、飲食店等への出入りには注意して下さい。これくらいのことならばよいという黙認は、大きな問題に発展する場合が多いのです。
(7)万引きや窃盗行為などは軽い気持ちでやってしまう例が多くあります。自転車を無断借用して窃盗犯として補導された例もあります。後から「大変なことをした」と後悔することのないよう導きたいと思います。
(8)飲酒・喫煙については、悪しき生活習慣を身につけないよう、健康教育を行っています。家庭で黙認をしないようお願いします。
(9)携帯電話はマナーを守って(携帯電話は朝SHRで担任が預かり、放課後返却します)使用すれば、朝と放課後の校内での使用を認めています。しかし、使用の仕方を間違うと、不良サイトへのアクセスやSNS等への書き込みによって、法外な請求や犯罪等に巻き込まれるおそれがあります。高校生になったのだからといって、生徒任せにならないように保護者として指導・監督お願いします。

2 交通安全、原付・四輪免許取得について

(1)自転車通学については、時間に追われた余裕のない運転が一番危険です。
また、変形ハンドルやハブステップも危険ですので改善させて下さい。
(オリエンテーション時に配布した保険にご加入してください。)
(2)原付と自動二輪の免許取得は原則として禁止です
(3)学校の基準に合致した者のみ、原付バイク通学を許可します。(2年生より)
(4)四輪免許取得の許可は3年生の後半から、卒業のめどと進路内定の状況によって決めます。

3 その他

(1)昼食の弁当が必要です。購買においてパンの販売もありますが、愛情ある手作りの弁当を毎日持たせてください。
(2)生徒は、独立行政法人日本スポーツ振興センターへ加入します。登・下校を含めて、学校管理下での災害の際、総医療費の4割の給付があります。
(3)朝のSHRは 8 時 50 分から始まります。SHRも大切な時間ですので遅れない電車の時間を選択してください。(伊那方面から来る伊那福岡8:34着では間に合いません)

家庭と学校との連携・協力関係があってこそ生徒達に充実した高校生活を送らせることが出来ます。心配なことや事故・問題が生じたら、速やかに担任に連絡をしてください。是非連絡を密にしてください。
学校への連絡 住所:〒399-4117 駒ヶ根市赤穂 14 の2
TEL:(0265)82-5251
FAX:(0265)81-1253

問題行動に対する反省指導及び懲戒処分について

本校は、安心・安全で楽しく学べる学校を作るために、担任・学年・生徒指導係を中心に家庭と学校の密接な連携のもとで、問題行動の未然防止に努めています。
しかし、残念ながら一部の生徒は本校の規則や社会のルールに反する行動をとる場合があります。そのような生徒に対しては、自身の行動を振り返り、規範意識の向上をはかるべく担任・学年・生徒指導係による「反省指導」を行っております。そして反省指導に従わないような悪質な場合には、「退学勧奨」(退学処分を命じるのではなく、自主退学を要請する)も行ってきました。
また、昨今は長野県を含め、全国では学校における安全を脅かすような事件が起きています。生徒が安心して通学し、学習する環境を整備するためには、従来のような「退学勧奨」でも対応できない状況が出る可能性も否定できません。
そこで、本校でも慎重に検討してまいりましたが、真にやむを得ないと判断した場合に限り、「反省指導」「退学勧奨」ではなく「懲戒処分(訓告・停学・退学)」の手だてを取ることを明確にします。つきましては、下記のように具体的にどのような事例や場合において「反省指導」「退学勧奨」及び「懲戒処分」が行われるかについてお知らせし、ご理解いただき、ご協力いただきますようお願い申しあげます。

I 反省指導について

本校では、以下のような問題行動を起こした生徒に対して、高校生としての本分を守って高校生活を続けることができるように、反省指導を行います。
反省指導とは、学校長または生徒指導係等による説諭、厳重注意指導や、学習を保証しながら一定の期間学校の別室又は教室における反省(登校反省)を課すものを言います。(尚、事情により登校反省が適当ではないと判断される場合、家庭での反省を課すことも
あり得ます。)
反省期間は機械的なものではなく反省ができ次第解除をしますが、反省不充分の場合、あるいは重ねて問題行動を起こした場合には、反省期間が長くなることがあります。反省中は集団から離れ自分の内面としっかりと向き合い、教職員との面談や常日頃不足しがちな親子の会話などを通して、なぜ起きたのかどうすればよかったのかを深く考える機会です。そのために日課表や反省文・決意文を書き、自分の考えを整理してみる指導をしています。また、担任や生徒指導係職員も家庭訪問などを通じて相談に応じたり、必要な指導・アドバイスを行います。反省指導は指導の一環であり家庭と学校が連携して問題行動からの立ち直りを図る指導です。
以下の問題行動があった場合は、反省指導を行います。
1交通関係の問題行動
交通法規違反(無免許運転、二人乗り、スピード違反、など)、原付免許無断取得、自動二輪免許取得、自動車免許無断取得、バイク無許可通学、暴走行為。
2法規違反(交通関係を除く)に該当する問題行動
暴力・いじめ、金銭強要、窃盗、飲酒、喫煙(タバコ所持を含む)、器物損壊、性的嫌がらせ、及び、以上の問題行動の際の同席(本人が直接実行していない場合でも、その場にいたこと、つまり同席は問題行動と捉える場合がある)、メール・インターネット等での誹謗・中傷など。
3学校生活における問題行動(校則違反など)
けんか、授業妨害、無断外出、無断での遅刻・早退・欠席、頭髪の乱れ、ピアス、
化粧、学校にふさわしくない服装、カンニング、解答改ざん、無断アルバイト、時間外アルバイト、教師に対する暴言、注意・指導に対する反抗・拒絶など。

II 退学勧奨について

問題行動を繰り返して、度重なる本校の指導に従わなかったり、きわめて重大な問題行動を起こした場合などで、本校での学校生活の継続が限界に達したと判断した場合には、退学勧奨をいたします。(自主退学、または可能な場合には他校への転学)
1問題行動を繰り返し、度重なる指導に従わない場合
2問題行動を繰り返し、他の生徒に悪影響を与え、本校での学校生活の継続が不可能と判断された場合
3社会的に極めて重大な問題行動を起こした場合
しかし、問題行動の内容から退学勧奨がふさわしくない場合には、やむを得ず退学処分を行うことがあります。

III 懲戒処分について

反省指導では学校の秩序等が保てないと判断された場合、懲戒処分を科します。懲戒処分は、学校教育法第11条、及び学校教育法施行規則第26条に規定されるもので、訓告・停学・退学の3種類があり、本人の履歴に残る厳しい処分です。教育的措置である反省指
導・退学勧奨とは異なるため、真にやむを得ない場合に限って行うものです。
○真にやむを得ない場合とは、学校内外で下記のような行為を行った場合です。
(1)傷害を負わせる行為
(2)刃物などによって威嚇するなど、生命及び身体の安全を脅かす行為
(3)継続的ないじめ
(4)大麻・覚醒剤・シンナーなどの薬物の所持・販売や使用
(5)売春・買春などの性の逸脱行為
(6)授業妨害などの正常な教育活動を妨げる行為
(7)学校からの反省指導に従わない場合
(8)他の生徒や社会への影響が大きい問題行動を起こした場合
1訓告・停学処分
(1)問題行動を起こした生徒が、学校の反省指導に従わない場合
(2)問題行動を繰り返し、通常の反省指導以上の措置が必要と判断された場合
(3)本校生徒や社会へ与える影響が大きく、学校が厳しい反省が必要であると判断した場合(真にやむを得ない場合と判断した場合)
2退学処分
退学処分は、以下の生徒に対して行います。(学校教育法施行規則第26条3項)
(1)性行不良で改善の見込みがないと認められた者
(2)学力劣等で成業の見込みがないと認められた者
(3)正当の理由がなくして出席常でない者
(4)学校の秩序を乱し、その他学生又は生徒としての本分に反した者
*懲戒処分をした場合には、処分を下した旨を様々な書類に記録することになります。この点では反省指導・退学勧奨と大きく異なります。
*なお、以上の懲戒処分については、事実確認と生徒・保護者の意見聴取を充分に行い、慎重な協議をもって行うものです。
以上

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