長野県から交付された2022年度の校則を掲載しています。
新入生保護者の皆様へ
令和4年4月6日
上田東高等学校生活指導係
新入生の保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。後期選抜に合格し、入学式を迎えられた皆様のお慶びはいかほどかとご拝察いたします。さて、高校時代は体とともに、心も大きく成長、変化する時期です。その変化は大きなエネルギーを伴い、それが学習活動やクラブ・生徒会活動等に向かう原動力になります。一方、そのエネルギーは時に誤った方向に向けられてしまうこともあります。
本校では生徒たちの持つ、このエネルギーが学校生活を充実したものにするために使われるように、以下のことに重点をおいて、生活指導を進めてまいります。
◆本校生徒指導の重点◆
1.基本的生活習慣の確立について ~「本校のきまりを守る」・「あたりまえのことをあたりまえにやる」~
日常の生活と行動は深く結びついています。日常生活がしっかりしている者が、問題行動に走るということはあまりありません。では、どのような生活が求められるのかというと、それは決して難しいことではなく、「本校のきまり」〔『生徒手帳』の生徒心得・学習・生活態度・禁止事項等(染色・パーマ等頭髪の加工、ピアス・指輪・ネックレス等を身につける、化粧・マニュキア等)〕を守り、学校生活の場面に応じて「あいさつをする」とか、「時間や約束を守る」とか、「人の話を聞く」とか、「返事をする」・「清掃をする」などといった『あたりまえのことをあたりまえにやる』ということだと思います。そこからすべてが始まります。東高校に入学して、これから「東高生」になって行くのです。そして、自分の言動に対して常に責任が問われることを自覚して、しっかり生活していってほしいと思います。
2.交通安全について (4 月・10 月・12 月に「交通安全立ち番指導」を実施)
残念な事ですが、本校では毎年交通事故が発生しています(R1:21件 R2:10件 R3:10件)。特に、多いのは自転車と車との接触事故です。自転車で通りに出る時に一時停止をしなかったり、曲りが角で飛び出したり、スピードを出し過ぎたりすることなどが主な原因です。時間に余裕を持って行動し、交通ルールやマナーをしっかり守ることで、交通事故は確実に減らせるものと考えています。自転車の、保険加入が義務づけられています。
また、本校では原付バイクについては、通学許可範囲内の生徒に限り許可しています。それ以外の生徒は原付免許を取得することも、通学に使用することもできませんのでご承知ください。原付バイクの通学許可範囲については、「生徒手帳」に載せてありますので、ご覧ください。
3.アルバイトについて
年間を通して(通年)のアルバイトは原則禁止です。ただし、「特別な事情」のみ許可する場合があります。「特別な事情」とは、経済的に家庭生活・学校生活が著しく困難である者です。当然ですが、成績不振者(成績に「1」がないこと。「2」が複数ないこと。)ではなく、生活態度(出席状況・頭髪・ピアス・行動面等)に問題のない者に限ります。また、長期休業中は、休みの期間の 1/2 を超えない範囲で許可しています。〔(例)夏季休業 20 日なら 10 日をメドとする。〕
*1年生は、二学期以降許可になります。
【お願い】
・アルバイトに関しては、必ず事前に学級担任と相談するようにしてください。
・くれぐれも許可を得ない「無断アルバイト」は絶対にさせないでください。
4.スマートフォン・携帯電話について
~登校したら電源を切ってロッカーの中へしまう~
高校に合格し、入学する頃にはほとんどの生徒がスマホを持つようになります。
スマホの楽しさ、面白さ、便利さなどもあって、かなり長い時間スマホを利用することもあるでしょう。また、ふざけ半分で写真や動画をネット上にアップしたり、また、軽い気持ちで載せた書き込みやメッセージが思いもかけぬ形で相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。さらに、出会い系サイトなど見ず知らずの人とつながったり、実際会ったりすることで、犯罪や心配される問題に発展するケースも現実に多く起こっています。本校でも実際に、スマホ・携帯電話による生徒間や他校生と関係したトラブルが発生したことがあります。
(例)飲酒や喫煙している写真をふざけ半分でネット上にアップして問題が発覚、また、ツイッターで無断免許取得をしたことをつぶやき、それが発覚し、反省指導になったなど。
どうか、ふざけ半分や軽率にネット上に写真や動画を投稿したり、ツイッターやLINE などの SNS 等に相手を誹謗中傷したりする書き込みやメッセージ等は絶対に行わないように、ご家庭でも十分に注意を払ってください。
また、スマホ・携帯電話の使い方や利用時間・フィルタリング等については、ご家庭でもよく話し合い、家庭内でのルールづくりも考えていってください。
本校では、1時限目の予鈴(8:35)から放課後の清掃終了後までスマホ・携帯電話は電源を切ってロッカーの中に入れさせています(昼休み中のみ使用可)。
令和4年度 上田東高等学校 生徒指導方針
令和 4 年 4 月 4 日
生活指導係
【目標】
学校生活において生徒が自主的に活動できる環境を作る。
1.基本的生活習慣の身につけ、節度ある行動がとれるようにする。
2.生徒の個性を尊重し、関わりを密にしながら、自立できるようにする。
3.自ら挨拶をし、進んで清掃活動を行う生徒を育てることで素直な心が生まれるようにする。
【生活一般指導】
1.基本的生活習慣の確立をはかる
◯身だしなみ(頭髪の加工、ピアス、化粧・服装等)の指導は、担任を中心として行ない、高校生にふさわしい身だしなみで登校させる。
◯無断外出の防止をはかる (外出・早退時は、必ず外出許可証・早退許可証に担任の認印をもらう)。
○上下履き、体育館履きの区別の徹底をはかる。
◯あらゆる場面で飲酒・喫煙が未成年者の体に悪影響を与えることを理解させ、飲酒・喫煙をさせないように指導する。
◯アルバイトについては東信高等学校の申し合わせに沿い、学年会・係会の審議及び職員会の審議を経て許可する(アルバイトを行う際は、許可証を携帯する)。
◯望ましい男女交際への指導をはかる。
◯貴重品の管理、自転車の施錠は各自の責任において十分留意するよう指導する。
◯校内外の巡視指導を推し進め、非行防止・盗難防止等に努める。
◯生徒会興風委員会の自主的な活動を援助・指導する。
○携帯電話・スマートフォン(スマホ)の正しい使用の仕方について指導する。
2.交通安全のきまりを守らせ、危険防止の指導をはかる
◯自転車通学者の保険加入義務化。
◯生徒会交通安全委員会の自主的な活動を援助・指導する。
【交通安全のきまり】
1.自転車通学について
◯自転車後部所定の箇所にステッカーを貼って通学に使用する。
◯自転車は所定の位置に置き、施錠を徹底する(防犯登録を必ずする)。
◯交通法規に反する乗用はしない(横列走行、2人乗り、夜間無灯火、傘差し運転、スマホ使用等)。
○保険に加入すること。
2.免許取得について
◯自動車(自動二輪・普通車等)の免許取得は許可しない。
ただし、3年生の場合は次の項による。
◯3年生の普通車の免許取得希望者は進路決定後、3学年会及び係の審議を経て、11月より教習を開始してもよい(入校は10月から)。学科試験は2月の自宅研修に入ってからとする。
◯原付免許の取得は原則として許可しない。
ただし、2・3年生の場合、別に示した許可範囲に居住する者(特別な事情が発生した場合も含む)については学年会・係で検討し許可する。1年生の取得は認めない。
3.自動車(普通車・原付バイク)の乗用について
◯自動車の運転は禁止する。
◯原付バイクの使用は通学許可範囲の生徒で登下校に限る。
◯原付バイクに乗るときは学校発行の「許可証」を携帯し、次の点に留意する。
・交通法規を守る。 ・安全な服装で乗用する。
・日常の点検、整備に努める。 ・車両の貸し借り、売買をしない。
4.交通違反・事故関係の指導
◯違反・事故を起こしたときには速やかに担任に申し出ること。
◯交通法規に違反した者は、担任・係で注意指導する。
◯無許可で免許を取得した場合、反省指導をする。
◯無許可で免許を取得した者については保護者等の責任において免許証を保管する。
ただし、保護者等の求めがあった場合には学校で預かる。
地 区 名 | 許 可 地 域 | 最 寄 り の 駅 | |
長和町・立科町 | 全域 | 大屋駅または最寄りのバス停 | |
青木村 | 全域 | 青木バス停また最寄りのバス停 | |
東 御 市 | 北御牧 | 羽毛山・布下・島川原を除く | 田中駅・滋野駅 |
東部 | 西田沢~鞍掛は県道横沢東部線以北 鞍掛~新張は浅間サンライン以北 | ||
上 田 市 | 旧真田町 | (傍陽) 入軽井沢・横道・大倉・穴沢・三島平 | 旧真田町役場前バス停 |
(長) 渋沢・大日向・角間 | 真田バス停 | ||
旧丸子町 | 藤原田・尾野山・虚空蔵より西 | 大屋駅・別所線 | |
旧武石村 | 全域 | 大屋駅または最寄りのバス停 | |
その他 | 野倉 | 別所駅 | |
岩清水・長久 | 最寄りのバス停 | ||
坂城町・千曲市 | 通学に困難な者 | 坂城駅・テクノ坂城駅 | |
その他の市町村 | 通学に困難な者 | 最寄りの駅またはバス停 |
※上記以外の地域は学年会・係会で検討して許可することもある。
※許可地域でも安全を考えて、公共交通機関を利用することを大前提とする。