香川県に対する情報公開請求により開示された2022年度の校則を掲載しています。
香川県立坂出商業高等学校校則(「生徒心得」)
本校生徒は健全な心身と秩序ある気風を養うため、次の事項を守る。
第1章服装
服装は本校生徒としての品位を損わないように心がける。
1男子制服
(1)冬服…黒色無地の標準型学生服とする。学生服の左襟に校章を、左胸部に名札をつける。ベルトの色は黒・茶・紺色の目立たないもので、幅は2~4cmとする。
(2)夏服…本校指定の長袖シャツまたは半袖開襟シャツとする。左胸部に名札をつける。
2女子制服
(1)冬服…本校指定の紺色無地のブレザーとスカート及びブラウス、ネクタイとする。
ブレザーの左襟に校章を、左胸部に名札をつける。
スカート丈は、膝下(膝が隠れる長さ)とする。
ベスト・セーターは、冬季の防寒対策として着用し、本校指定のものに
限る。
(2)夏服…本校指定の開襟ブラウス(長袖・半袖)とスカートとする。左胸部に名札をつける。
3防寒用コートは無地の紺色で、型はステンカラーまたはPコートでフードなしを着用してもよい。ジャンパーは着用してはならない。
4頭髪は品位ある高校生らしい型とする。男子はすそがまゆ、耳、襟にかからないように短くする。女子は前髪がまゆの線を超えないようにし、もしこれより長いときは、黒色の目立たないヘアピンでとめる。髪を結ぶひもまたはリボンは幅1cm以内で、黒・紺または茶色の飾りのないものとし、ゴムの場合も同色とする。
5有色のリップクリームやマニキュア等を含め化粧は禁止する。
6アクセサリー類を身につけてはならない。
7男女ともソックスは白・黒または紺色で、いずれも無地でくるぶしが完全に隠れる長さのものを着用する。ただし、式典時は男女とも白色無地のものに限る。また、女子の防寒具としてベージュのストッキングまたは黒色のタイツを着用してもよいが、黒色のタイツを着用する際は、必ず黒色無地のソックスを着用する。
8通学用の靴は、ひもつき・マジックテープの白色を基調とした運動靴、または華美でない黒色の革靴、もしくは合成皮革の靴とする。かかとは低いもの(3cm以内)とする。
9生徒手帳は常に携帯する。
第2章礼儀
他人に対する敬愛の心持ちを表したものが礼儀である。殊に挨拶は人間関係の最も基本的なマナーである。
1職員や外来者に対してはもとより、生徒相互でも気持ちのよい挨拶を心がける。
暴言や粗暴な態度はとらない。
2校外生活においても、他人に迷惑をかけることなく、本校生徒としてのマナーを守る。
3健全な交友関係を心がける。
第3章 学習及び考査
生徒の本分はあくまでも真剣な学習への取り組みにあることを自覚しなければならない。
(学習に対する心得)
1教科用具を忘れないようにするとともに、必ず持ち帰り予習復習をする。
2授業開始のチャイムの合図で定められた自席に着き、授業の準備をして待つ。
3授業の開始及び終了時には、学級委員長の号令で真心のこもった礼をする。
4教師の許可なく座席を変更しない。
(考査に対する心得)
1考査には公正な態度で臨むとともに、考査についての注意事項をよく守る。
第4章風紀
生徒としての本分を自覚し、自らの行動は慎重でなければならない。学校は1つの生活共同体であり、1人の不注意や非行が全体に迷惑をおよぼすことにもなるので、特に次の事項を厳守する。
(一般)
1飲酒、喫煙、薬物乱用、パチンコ等を禁止する。
2理由のいかんにかかわらず、脅迫、暴力、示威、いじめ等をしてはならない。
3校内で、許可なくして火気を扱ってはならない。
4授業や部活動などに必要としない物品は、学校へ持参してはならない。
5金銭の所持は必要最小限とし、貸借をしてはならない。
6校内で物品等を売買してはならない。
7政治的活動等については、次のことを心がける。
(1)公職選挙法に違反しないこと。
(2)学校の構内での選挙運動や政治的活動は禁止する。
(3)放課後や休日等の学校の構外での選挙運動や政治的活動は、家庭の理解のもと、本人が判断し、おこなうこと。
8次の行為をなすときは、あらかじめ担当教師を通じて校長の許可を受けなければならない。
(1)学校内外で集会、掲示、印刷物配布をするとき
(2)対外試合、合宿等や登山その他危険を伴うおそれのある場所に出入りするとき
(3)学校外の諸行事に参加したり、団体の組織またはこれに加入をするとき
(4)異装をするとき
(5)アルバイト、募金(これらは原則として禁止)をするとき
(6)自動車運転免許を取得するとき(許可条件を満たした3年生のみ、所定の期間に限って許可)。なお、原付自転車、自動二輪車の免許取得は禁止する。
(7)携帯電話・スマートフォンを校内に持ち込むとき
(校内風紀)
1校舎内では静粛にし、右側通行を守る。
2始業から終業まで、許可なく校外に出てはならない。
3校舎、校具を無断使用したり、故意に汚損、破壊したりしてはならない。
誤って破損した場合は、学級担任に届け出をし、弁償しなければならない。
4校長室、職員室、事務室、警備室、保健室、その他特別教室等には許可なく立入ってはならない。
5学校の備品を使用するときは担当教師の許可を、校外に持ち出す時は校長の許可を得なければならない。
6放課後及び休業日に校内の教室及び体育館その他の施設を使用する時は、必ず担当教師の許可を得なければならない。
7早退、外出、欠課等の場合は生徒手帳の「諸届・許可欄」に事由を記入して、学級担任の許可印を受けなければならない。遅刻については入室許可証に教頭及び生徒指導部等の許可印を受け、入室時にこれを呈示しなければならない。
8遅刻、欠席の場合は、当日7時50分から8時20分の間に保護者から学級担任へその理由を届け出る。
9忌引日数は、次のとおりである。
父母7日以内
祖父母・兄弟姉妹3日以内
曾祖父母・伯叔父母1日
兄弟姉妹の配偶者1日
10生徒の下校時刻は、17時である。
考査の時間割発表後から考査終了までは、原則として各部の活動を禁止する。ただし、やむを得ない事情のために活動する場合は、顧問が定期考査中部活動許可願を提出し、許可を得なければならない。
11下校の際は最後の者が戸締まり及び消灯を確認しなければならない。
12部室の使用は部活動中に限るものとし、部活動に関係のない私物を置いたり、部員以外の者を出入りさせてはならない。部室は常に整理整頓し、使用前後は施錠しておく。
13食堂の利用については、次のことを心がける。
(1)物品を大切に取り扱い、絶対に持ち出さない。また、後片付けを確実におこなう。
(2)その他定められたルールとマナーを守る。
14昼食は教室等の適切な場所でとる。
(校外風紀)
1映画館やコンサート会場、カラオケボックス、ボウリング場、ゲームセンター、まんが喫茶、インターネットカフェ、ビリヤード場等への出入りは、香川県青少年保護育成条例に基づき、深夜の入場を禁止する。
2パチンコ店、マージャン荘、飲酒店等、香川県青少年保護育成条例に規定されている場所への出入りは禁止する。
3原則として夜間外出はしない。やむを得ないときは23時までとし、以後は、保護者同伴とする。
4原則として保護者同伴以外の外泊は禁止する。
5原付自転車、自動二輪車及び自動車の運転及び同乗(保護者等の運転する場合を除く)は禁止する。
6交通事故に遭ったり、交通違反に問われた場合は、速やかに学校に届け出なけばならない。
第5章 通学
通学途上では服装・態度に注意し、交通道徳や交通法規をよく守る。
1午前8時30分までに登校する。
2放課後は速やかに下校し、途中無用の寄り道をしない。
3自転車通学者は必ず自転車(ドロップハンドルやイーグルハンドルなど安定性を欠くものやハブステップつきのものは禁止)の登録を行い、万一に備えて自転車保
険に加入する。本校の鑑札を貼付して、所定の位置に施錠し整頓して置く。校内での乗車は禁止する。
4自転車については、特に2人乗り、傘さし運転、並進、無灯火、信号無視、携帯電話を使用しながらの運転、ヘッドフォンを装着して音楽を聴きながらの運転などの交通法規違反を絶対にしてはならない。
携帯電話・スマートフォンの校内持ち込みについて
1 携帯電話・スマートフォンの校内持ち込みを認める条件
(1)生徒の登下校時の安全確保や連絡手段として、保護者が所持を必要と判断した場合。
(2)本人・保護者ともに、次の「取り扱い上の留意事項等」を遵守する場合。
2 取り扱い上の留意事項等
(1)使用について
1校内への持ち込み(所持)は許可するが、使用はいかなる場合も禁止とする。
2各自で責任を持って保管すること。必ず電源を切り、身に付けること。その際、携帯電話・スマートフォン本体及びストラップ等が他人の目に触れないようにすること。時計として使用するなど、電源を切らずに所持していた場合は、指導の対象となる。
3使用は校外のみとし、緊急を要する場合は、学級担任等の許可を得て学校の電話を使用すること。
4校外での教育活動(学校行事・部活動等)中も担当教員の許可がなければ使用できない。
5校外での使用の際は、公共交通機関内での使用はしないなど、マナーを守ること。
6自転車乗車中の使用は道路交通法違反であり、交通事故の原因となる非常に危険な行為なので、絶対にしないこと。
(2)違反した場合の指導について
1許可された生徒が上記(1)に違反した場合は、
1回目・・・・・指導後、保護者に返却する。
2回目・・・・・3日間の預かり指導をし、保護者に返却する。
3回目・・・・・7日間の預かり指導をし、保護者に返却する。
4回目・・・・・許可を取り消す(許可取り消し後、半年間は再申請を受け付けない)。7日間の預かり指導をし、保護者に返却する。
5回目以降・・・特別指導または懲戒処分を行う(場合によっては、携帯電話・スマートフォンの解約証明書を提出してもらうこともある)。
2許可されていない生徒が上記(1)に違反した場合及び許可取り消し処分を受けたことがある場合は、
1回目・・・・・3日間の預かり指導をし、保護者に返却する。許可取り消し処分中以外の生徒に対しては、許可申請書を提出するよう指導する。
2回目・・・・・7日間の預かり指導をし、保護者に返却する。
3回目以降・・・特別指導または懲戒処分を行う。
3違反指導については年度ごとに更新する(前年度の指導回数は持ち越さない)。
4預かり指導により不利益が生じても対応できない(本人・保護者の責任とする)。
5考査(課題テスト等を含む)時は電源を切り、カバンに入れておく。決して身に付けてはならない。考査時中における所持は不正行為と見なし、特別指導または懲戒処分を行う。
3 携帯電話・スマートフォンの校内持ち込み許可申請について
(1)「携帯電話・スマートフォンの校内持ち込み許可申請書」に必要事項を記入し、保護者押印のうえ、学級担任に提出する。
(2)生徒指導部から「携帯電話持込許可」印を生徒手帳に押してもらい、必要事項を記入する。
(3)許可申請は年度ごとに更新する。
IV 服装及び自転車通学について
1.服装
(1)男子制服
○冬服…下図に示した黒色無地の標準型学生服に本校指定のボタンを付け着用する。ボタンは3月22日(火)に購入してください(450円を釣り銭のいらないように用意)。左襟に校章を、左胸部に名札を付ける。
・丈の極端に長いものや短いもの、後ろの裾が割れているものは着用してはならない。
・防寒用コートは無地の紺色で、型はステンカラーまたはPコートでフードなしを着用してもよい。ジャンパーは着用してはならない。
○夏服…p8に示した本校指定の長袖シャツまたは半袖開襟シャツを着用する。左胸部に名札を付ける。
購入については、とじこみの「男子制服(ワイシャツ)申込書」(p26)を確認のうえ、間違いのないようにしてください。
(2) 女子制服
○冬服…下図に示した本校指定の制服を着用する。左襟に校章を、左胸部に名札を付ける。
スカート丈は、「膝下(膝が隠れる長さ)」とする。採寸の際、身長の伸びも考えて、ある程度余裕をもたせておく。
ニットベスト・ニットセーターは、冬季の防寒対策として着用し、本校指定のものに限る。
※着用法:指定の白色の長袖ブラウスにえんじ色のネクタイを締め、紺色無地のブレザーとスカートを着用する。
・防寒用コートは無地の紺色で、型はステンカラーまたはPコートでフードなしを着用してもよい。ジャンパーは着用してはならない。
○夏服…下図に示した本校指定の制服を着用する。左胸部に名札を付ける。
※着用法:指定の白色の開襟ブラウス(長袖・半袖)にスカートを着用する。
購入については、とじこみの「女子制服申込書」(p27)を確認のうえ、間違いのないようにしてください。
(3)その他
○校章及び名札は後日配付します(代金はp11の5.入学時納付金で納付済み)。
○通学用の靴は、ひもつき・マジックテープの白色を基調とした運動靴、または華美でない黒色の革靴、もしくは合成皮革の靴とします。かかとは低いもの(3cm以内)にしてください。
○男女ともソックスは白・黒または紺色で、いずれも無地でくるぶしが完全に隠れる長さのものを着用してください。ただし、式典時は男女とも白色無地のものに限ります。また、女子の防寒具としてベージュのストッキングまたは黒色のタイツを着用してもかまいませんが、黒色のタイツを着用する際は、必ず黒色無地のソックスを着用してください。
○通学用のかばんやサブバックは華美でないものとします。
○体育時の服装は男女とも本校指定のものを着用してください。「体育用品購入申込書」(p15)に必要事項を記入して、3月22日(火)に必ず提出してください。
○頭髪は品位ある高校生らしい型とし、入学式までに整髪してください。男子の頭髪は、裾がまゆ、耳、襟にかからないように短くしてください。女子の頭髪は、前髪がまゆの線を超えないようにし、もしこれより長いときは、黒色の目立たないヘアピンでとめてください。髪を結ぶひもまたはリボンは幅1cm以内で、黒・紺または茶色の飾りのないものとし、ゴムの場合も同色とします。なお、頭髪の状況によっては帰宅指導の対象となりますので、特に注意してください。
○その他不明な点がある場合は、必ず事前に学校に確認したうえで、購入または準備をすすめてください。
2.自転車通学
(1)希望者は原則全員許可しますが、JR通学者には許可しません(※ただし、部活動で必要な場合は許可します)。
(2)現在使用している自転車で通学する場合は、春休み中に購入先等の自転車店で点検整備を受けてください。
(3)自転車のスタンドは、センタースタンドで安定したものにしてください。
(サイドスタンドは不可)
(4)イーグルハンドル、ドロップハンドルなど安定感のないハンドルの自転車やハブステップ付きの自転車は禁止しています。
(5)雨天時には雨合羽を着用してください。傘さし運転は禁止です。
(6)許可申請は「自転車通学登録書」(p14)により受け付け〔4月7日(木)提出〕、後日自転車点検を行います。
(7)許可された者は鑑札を自転車後輪泥よけの見やすい部分に貼り付けてください。また、指定された自転車置場に駐輪し、必ず施錠するようにしてください。
(8)鑑札を破損または紛失したり、通学用自転車を更新したときは、改めて鑑札の交付を受けることになります。
(9)もしもの交通事故に備え、必ず自転車損害保険に加入してください(自宅乗用も含む)。「香川県自転車の安全利用に関する条例」の改正により、令和4年4月1日(金)から自転車損害保険への加入が義務化されます。なお、「学生・こども総合保険」への加入希望者は4月7日(木)に化学教室で受付を行います。
令和4年度坂商生活を充実させるために(お願い)
本校では校訓である「誠実」「勤勉」「礼節」のもと、学習指導や部活動指導はもちろん「挨拶の励行」「時間の厳守」「整理整頓」「身だしなみ」を中心に据えた生活指導も重視しています。また、命を大切にし、お互いがルールを守り、周囲の人を思いやる「豊かな心」の育成にも力を入れて取り組んでいます。今年度は下記のような指導をしていきますので、本校の教育方針に従い、充実した学校生活が送れるよう努めてください。
1 学習
(1)毎時間の授業が大切です。毎日、予習・復習を行い、集中して授業に取り組みましょう。
(2)各種の検定は、年間の予定表を見て積極的に挑戦しましょう。
(3)机や個人ボックスは気持ちよく学習に取り組めるよう常に整理整頓を心掛けましょう。
(4)教室や身の回りの環境整備にも努めましょう。
2 欠席・遅刻・早退・外出の手続き
(1)欠席
やむを得ない理由で欠席する際は、午前7時50分から8時20分までの間に、保護者より学校(学級担任)へ電話連絡をしてください〔TEL.0877-46-5671〕。
(2)遅刻(出席簿上の遅刻<8時35分遅刻>)
第一職員室入口横のレターボックスにある「入室許可証」に必要事項を記入し、教頭先生及び、生徒指導部または各学年団の先生に許可印をもらったうえで教室へ行き、教科担当の先生に渡してください。
(3)早退・外出
学級担任に申し出て、生徒手帳に許可印をもらい、教頭先生に報告してから早退・外出をし、早退して帰宅後は必ず学校(学級担任)に連絡してください。また、外出先から戻ってきた際も同様に必ず報告してください。
3 時間の厳守
(1)登校時間は8時30分です。交通事故防止の観点からも時間に余裕をもって登校しましょう。
JR通学生は8時10分までにJR坂出駅に到着する列車に乗車しましょう。
【遅刻(出席簿上の遅刻<8時35分遅刻>)の多い生徒には、次のような指導を行います。】
5回目→1学級担任より保護者に連絡。
2学級担任注意。「反省文I」を書く。
10回目→1保護者に来校してもらい学年主任注意。
2「反省文II」を書く。
15回目→1保護者に来校してもらい生徒指導主事注意。
2「反省文II」を書く。
20回目→1保護者に来校してもらい教頭注意。
2「反省文II」を書く。
※指導をしても改善されない場合は、特別指導や懲戒処分を受けることがあります。
【遅刻<8時30分遅刻>の多い生徒には、次のような指導を行います。】
5回ごとに→1指定された期間「朝のあいさつ運動」(8時15分~8時30分)に参加する。
2場合によっては奉仕活動を行うこともある。
(2)授業では、チャイムが鳴る前に着席することを心掛け、学級委員長の「起立、礼」の号令に合わせて、全員で「お願いします」と挨拶しましょう。
(3)全校集会などの集合は、開始5分前には完了するようにしましょう。
4 挨拶・職員室や準備室等への入室時のマナー
(1)「礼節」は本校の校訓の一つです。謙虚な気持ちで他人の人格を認め、すすんで「挨拶」し、他人に「親切」であるとともに「感謝の気持ち」を忘れず、一人ひとりが明るく豊かな心で学校生活を送るようにしましょう。
(2)「おはようございます」「はい」「ありがとうございました」「こんにちは」「失礼します」「すみません」「さようなら」など、爽やかな挨拶や会釈を心掛けましょう。
(3)職員室や準備室等に入室する際は、ノックをして「失礼します。○年○組の○○ですが、○○先生に用事があって来ました」というようにけじめのある言葉遣いを心掛けましょう。
5 カバン・サブバック
(1) カバンやサブバックは華美でないものを使用しましょう。
(2) 教科物件は毎日持ち帰り、時間割を確認して持参する習慣を身に付けましょう。
6 靴
(1) 通学用の靴は、ひもつき・マジックテープの白色を基調とした運動靴、または華美でない黒色の革靴、もしくは合成皮革の靴で、かかとは低いもの(3cm以内)にしてください。
7 制服・頭髪等
(1) 学校生活全体の場を通して指導していきます。
(2) 登校時、正門で整容指導を行います。
(3) 整容週間を設け、SHR時に改善指導を行い、全校集会等でも整容指導を実施します。
(4) 指定された制服を必ず着用し、品位のある着こなしをしましょう。
(5) 学校休業日の登下校(部活動等での登下校)時も原則は制服を着用しましょう。
(6) 流行にとらわれ、だらしのない格好をしないようにしましょう。例えば、ズボンの裾の引きずり(腰パン)やシャツ出し、ミニスカート、ボタン外し、ネクタイの緩み等は、その場で改善指導をしていきます。
(7) 男子のベルトは、黒・茶・紺色で幅は2~4cmとなっています。
(8) 男女ともソックスは、白・黒または紺色で、いずれも無地でくるぶしが完全に隠れる長さのものを着用してください。ただし、式典時は男女とも白色無地のものに限ります。
(9) 化粧(色リップやマニキュアなど)やピアス、カラーコンタクト、ネックレス、ミサンガなどの各種装飾品の使用は禁止しています。なお、各種装飾品や持ち込み禁止物品を校内に持ち込んだ場合は、預かり指導を行います。
(10) 頭髪については、品位ある高校生らしい型とし、パーマや染色、脱色等は禁止です。男子は裾が眉、耳、襟にかからないように短くしてください。女子は前髪がまゆの線を超えないようにしてください。超える場合は、飾りの付いていない黒色のヘアピンでとめてください。髪を結ぶ場合は、幅1cm以内で黒・紺・茶色の飾りの付いていないひも、またはゴム等を使用し、顔の正面から見えない位置で結んでください(正面から見える位置の頭頂部でのダンゴ結びは不可)。
(11) 整容違反の指導には『整容指導カード』を使用します。主な指導項目は次の通りです。ズボン、スカート、ソックス、ベルト、ネクタイ、ボタン外し、シャツ色、シャツ柄、シャツ出し、名札、校章、靴、ピアス、指輪、ネックレス、つめ、頭髪、リボン、ヘアピン、カラーコンタクト、化粧など。
【不備があった生徒には、次のような指導を行います。】
3回目 → 生徒手帳の「生徒心得」を1回書写する。
6回目 → 生徒手帳の「生徒心得」を2回書写する。
以後、指導回数が3回増えるごとに、書写回数を1回ずつ増やします。
なお、頭髪とピアスについては、1回の違反ごとに「生徒心得」を1回書写する。
10回目 → 保護者に来校してもらい学年主任注意。
15回目 → 保護者に来校してもらい生徒指導主事注意。
20回目 → 保護者に来校してもらい教頭注意。
※指導をしても改善されない場合は、特別指導や懲戒処分を受けることがあります。
8 持ち物
(1)持ち物には必ず記名し、不必要な物品や金銭は学校に持ってこないようにしましょう。
(2)貴重品等は、各自で責任を持って管理しましょう。私物の貸し借りや教室などへの放置はせず、各クラスの「貴重品袋」を活用しましょう。
(3)万一、紛失したり盗難に遭った場合は、速やかに学級担任に申し出て、生徒指導部に被害届等を提出してください。
9 飲食・自動販売機
(1) 朝食を摂って登校しましょう。また、休憩時間の菓子や飴・ガム等は健康面でもマナー面でも好ましいことではありません。絶対に校内に持ち込まないようにしましょう。
(2) 紙コップは校舎内に持ち込まないようにしましょう。こぼれると廊下や教室内の床が汚れます。また、歩きながらの飲食はマナーに反するので、絶対にしないようにしましょう。
(3) パンの自動販売機を利用した際は、パンの袋はゴミ箱にきちんと捨てましょう。
10 清掃
(1)ゴミは各自が責任をもって分別処理をしてください。
(2)毎日15分間、全員で清掃をすることになっています。
(3)清掃終了時は、班長の号令で監督の先生に挨拶をして解散になります。
11 自転車
高校生の交通ルール違反や交通マナーの悪さについて、自転車の二人乗りや無灯火、傘差し、運転中の携帯電話・スマートフォンの使用、ヘッドフォンの装着など、警察や学校等に苦情が寄せられています。「あおり運転(妨害運転)」等の危険な行為も厳しく罰せられますので、交通ルールや交通マナーの遵守に努めましょう。
(1)自転車の整備不良は重大な事故につながりますので、定期的に点検・整備をしてください。
〔ブレーキ、ライト、ベル、鍵、タイヤの空気圧、反射板、記名された雨合羽など。〕
(2)通学に使用する自転車には、必ず本校の自転車ステッカーを貼ってください。
(3)校内では、必ず自転車から降りて通行してください。
(4)校内での駐輪については、指定された各クラスの自転車置き場のオレンジ色のラインから後輪がはみ出さないように端から詰めて置き、必ず施錠するようにしましょう。
(5)学校周辺のコンビニなどに駐輪する際は、近隣の方の迷惑にならないようにしましょう。
(6)無断で他人の自転車を絶対に使用しないようにしましょう。
(7)もしもの交通事故に備え、必ず自転車損害保険に加入してください。
※「香川県自転車の安全利用に関する条例」の改正により、令和4年4月1日から自転車損害保険への加入が義務化されます。
(8)万一、交通事故を起こした場合は、落ち着いて次のような対応をしてください。
1相手の連絡先や車などのナンバーの確認2目撃者の確保
3警察・保護者・学校への通報4近くの人に助けを求める
5病院での診察
12 部活動
(1)積極的に部活動に入部して、心身を鍛えたり、技術を身に付けたり、チームワークの精神を培い、卒業後も長く続くような友人関係を作りましょう。
(2)部室内には部活動に必要な物品以外は置かないようにし、整理整頓に努めましょう。また部員以外の生徒を絶対に入室させないようにしましょう。
(3)部室は必ず施錠をして盗難防止に努めましょう。また、鍵はきちんと管理して出入口などには置かないようにし、部活動中も必ず施錠しましょう。
(4)朝練などによる早朝の部室の利用時間は8時30分までです。SHRに遅れないようにしましょう。
(5)帰宅時間が遅くなる際は、必ず家庭に連絡しましょう。また、防犯上の観点から、できる限り明るい道を複数の人数で帰りましょう。万一、不審者につけられた時は、近くの店舗や民家に助けを求めるなど身の安全を確保しましょう(防犯ブザー等の携帯、110番通報など)。
13 交友上のマナー
(1) 友人同士であっても相手の人格を尊重し、人の心を傷つけたり、侮辱したりすることが決してないようにしましょう。
(2) SNS(Twitter、LINE等)上での誹謗・中傷等の書き込みや、不用意な個人情報の拡散などの行為は処分の対象になります。
SNS上で仲間内だけだと思って書き込んでも、その仲間を通じて第三者に伝わってしまうこともあります。SNSは現実そのものです。書き込み等の行為により、どのような結果を招くのかをよく考えて、常に責任ある行動を心掛けましょう。
(3) 高校生としての節度を保ち、健全な交友関係を築きましょう。
14 アルバイト
(1) アルバイトは原則禁止ですが、家庭の事情等でやむを得ない場合は、必ず事前に学級担任の先生に相談し、必要な手続きを行ってください。無断アルバイトや届出内容違反などが発覚した場合は、処分の対象になります。
(2) アルバイトの許可申請は、開始する1週間前までには行ってください。なお手続きの詳細な流れについては、学級担任の先生に確認してください。本人・保護者・学級担任・学年主任の4者による面談及び事業所(アルバイト先)の責任者の署名・押印等が必要になります。
(3) 1年生については、2学期中間考査終了後で必要な条件を満たしていないと、アルバイトは許可していません。
15 運転免許
(1)全国高等学校PTA連絡協議会の申し合わせの「3ない運動(バイクに乗らない、買わない、免許をとらない)」を本校でも実施しています。生命に関わることですので、誘惑に負けないよう厳守してください。
(2)自動車運転免許については、3年の2学期期末考査終了後から、進路決定者で必要な条件を満たしている者に限り、許可申請書を提出することで自動車学校への入校を許可しています。ただし、運転免許センターでの運転免許試験の受検は卒業後になります。なお、自動車学校への無断入校や無断免許取得などが発覚した場合は、処分の対象になります。
16 携帯電話・スマートフォン
(1)生徒の登下校時の安全確保や連絡手段として、保護者が必要と判断した場合は、校内への
持ち込み(所持)を許可しますので、必要な手続きを行ってください。なお、取り扱い上の
留意事項等については、別紙教室掲示のプリント(「携帯電話・スマートフォンの校内持ち
込みについて」)を確認してください。
【違反した生徒には、次のような指導を行います。】
1許可された生徒が違反した場合は、
1回目→指導後、保護者に返却する。
2回目→3日間の預かり指導をし、保護者に返却する。
3回目→7日間の預かり指導をし、保護者に返却する。
4回目→許可を取り消す(許可取り消し後、半年間は再申請を受け付けない)。
7日間の預かり指導をし、保護者に返却する。
5回目以降→特別指導または懲戒処分を行う(場合によっては、携帯電話・スマートフォンの解約証明書を提出してもらうこともある)。
2許可されていない生徒が違反した場合及び許可取り消し処分を受けたことがある場合は、
1回目→3日間の預かり指導をし、保護者に返却する。許可取り消し処分中以外の生徒に対しては、許可申請書を提出するよう指導する。
2回目→7日間の預かり指導をし、保護者に返却する。
3回目以降→特別指導または懲戒処分を行う。
※授業中などで保護者から生徒に緊急の連絡の必要性が生じた場合は、学校に電話していただければ生徒に連絡しますので、携帯電話・スマートフォンは基本的に必要ありません。
17 諸手続き
(1)各種の申請や届は早めに行いましょう。特に事務室経由のものは、曜日、日数等を考えて余裕をもって行ってください。
(2)手続きは本人が各係の先生方をまわって、許可印をもらうことになります。生徒手帳の「許可欄・届・証明書等一覧」を参考にしてください。
18 その他
(1) 公共物を大切にしましょう。破損した時は故意・不注意にかかわらず、必ず学級担任や部活動の顧問の先生、事務室などに速やかに連絡してください。
(2) 教室の机は、破損(傷・落書きなど)などがあれば、新しい物品に交換してもらうことになります。大切に使用しましょう。