【広島】高陽高等学校の校則

広島県に対する情報公開請求により開示された2022年度の校則等を掲載しています。

広島県立高陽高等学校生徒指導規程

生徒に対する生活面の指導については,『全教職員が生徒指導にあたる』を基本に据え,『見かけたら必ず注意する』という姿勢で臨むことを目標にしています。
生徒指導の目標
一人ひとりの生徒の個性の伸長を図りながら,同時に社会的な能力・態度を育成し,さらに将来において社会的に自己実現ができるような資質態度を形成していくための指導・援助であり,個々の生徒に自己指導力の育成を目指すものである。
「自己指導力」
その時,その場で,どのような行動が適切か,自分でよく考えて,決めて,実行する能力自己指導力を育てる上で大切な取組
○自己肯定感の育成○基本的生活習慣の確立○自己決定・自己責任
○適正な規範意識の育成○望ましい人間関係の形成○ルールの尊重

生徒指導のテーマ時を守り,場を清め,礼を正す。

生活目標

★授業を大切にしよう
授業規律を守り,学校生活の中心であるという自覚を持って取り組もう。
★気持ちのよいあいさつをしよう
よりよい人間関係を作っていくための基本。積極的に声を出して周りに働きかけよう。
★時間を守ろう
決められた時間の向こう側で待っている人の存在を常に意識しよう。
★制服をきちんと着こなそう
高陽生としての自覚を持ち,秩序を保つための行動をとろう。
★登下校時のマナーを向上させよう
周りに迷惑をかけないようにし,自分も社会の一員であることを自覚しよう。
校外(および校門)・校内での指導
(1)登校指導「校門,校門下交差点,恵下山トンネル下,生徒玄関前」生徒指導部
(2)駐輪指導売店前・中庭前および多目的教室前副担任
(3)文化祭・体育祭中の校内巡視および校門指導
(4)その他外部より要望のあるもの]

1時間を守らせることについて

(1)遅刻届の手続き
1朝の学校遅刻
18時40分のSHR開始時に着席していない生徒は生徒指導室で遅刻届を書きます。
2生徒は遅刻届の半券(提出用)を担任に提出します。
遅刻届(生徒)→HR担任
2授業開始以後の学校遅刻
1 8:55以降に登校してきた生徒は生徒指導室へ行き,遅刻届を記入します。
2生徒は遅刻届の半券(提出用)を持って授業に行きます。
3授業担当者は半券(提出用)を受け取って,入室を許可してください。
4授業担当者は半券(提出用)に入室時間とサインをして生徒に渡します。
5生徒はその半券(提出用)を担任に渡します。
遅刻届(生徒)→授業担当者→生徒→HR担任
※担任はこの半券(提出用)で遅刻(理由を含め)をチェックしてください。
3授業遅刻
1学校へ登校後,授業開始時に着席していない生徒は,生徒指導室で授業遅刻届を書きます。
2生徒は授業遅刻届の半券(提出用)を持って授業へ行きます。
3授業担当者は半券(提出用)を受け取って,入室を許可してください。
4授業担当者はその半券(提出用)に入室時間と押印(サイン)をして,授業終了後担任に渡します。
授業遅刻届(生徒)→授業担当者→HR担任
(2)遅刻防止の指導
★学期に3回の遅刻
保護者へ連絡するとともに,反省文を求める。
翌週から5日連続で8時20分登校(生徒指導室を経由して教室に入る。)
★学期に5回の遅刻
生徒指導部から厳重注意
翌週から10日連続で8時20分登校(生徒指導室を経由して教室に入る。)
※体調不良や通院などあらかじめ遅刻の理由がわかっている場合は,生徒手帳の所定の欄に理由を記入し保護者印を押したものを担任に提示するか,または必ず保護者から学校へ連絡するように指導してください。遅刻届を提出させて遅刻扱いにはしますが,遅刻指導のカウントはしません。

2下校時間の徹底

下校時間は,17:00とします。ただし,指導または監督の先生がいる場合は完全下校を19:00とします。

3交通安全について

(1)自転車
自転車通学生については,交通ルールを守るとともに次のことを徹底させてください。
1日頃から自転車の点検(特にブレーキ,ライト)整備を怠らないこと。
2左側を一列で,安全なスピードで走行すること(坂道は特に注意)。二人乗り・イヤフォン着用・傘差し運転・信号無視・車道の右側通行・並列走行などしないよう走行すること。
3恵下山トンネルに入る際は,視界が見えにくくなって危険です。よく注意して走行すること。特に下校時の恵下山トンネル下は危険なので右折禁止とします。
4自転車通学は許可制です。自転車通学を希望する生徒は自転車通学許可願を提出し,「許可シール(100円)」を受け取り,自転車のよく見えるところに貼ることになっています。5 登録した自転車の盗難や破損などにより,新しいものを買った場合は,改めて再発行の手続
きをさせてください。
6 事故に備え,PTA連合会の高校生総合保障制度等には極力加入するようにご指導ください。
7 盗難の予防のため,ツーロックを推奨しています。
(2) バイク・自動車の免許取得,乗車について
本校では「三ない運動」(免許を取らない,車を買わない,車に乗らない)を実施しています。免許を取ることも,バイクや自動車に乗ることも禁止しています。
在学中は免許の取得はできませんが,3年生の自由登校からは下記の条件を満たしている生徒は,「自動車学校入校許可願」を提出し,許可を得て自動車学校へ通うことができます。
(自動車学校の予約以前に「自動車学校入校許可願」を提出してください。)
自動車学校入校の条件

  1. 進路が決定している者
  2. 卒業見込みの者(欠点のない者)
  3. 自動車学校に通う際,本校生徒として責任のある行動ができる者

4頭髪・服装などについて(いつでも入試や面接に臨める姿を基本として指導しています)

(1)【頭髪】染色・パーマ・ピアスなど一切禁止です。
1染色・脱色・パーマ・ピアスをしていた者は生徒指導部から厳重注意。
・染色・脱色していた者…黒染めさせる。
・パーマ等をしていた者…パーマ落とし等で落とさせる。変色した場合,黒染めさせる。
・ピアスをしていた者…穴がふさがっているかどうかを継続して確認する。
いずれの場合も,状態を確認しながら,必要があれば再度染める等の継続指導の対象となる。
2特異な髪型
ワックスの使用,ツーブロック(側頭部の髪は長めに残し,そこから下の部分を刈り上げる髪型)等は禁止しています。また,コテ,ヘアーアイロン,ドライヤー等を使って髪型を変形させることも禁止します。髪が著しく変色した場合,黒染めさせる場合もあります。
(2)【服装】
1夏服,冬服の移行期間は設けていません。いつから夏服,冬服を着用してもかまいません。男子が冬服の上着を脱ぐ場合は,ポロシャツは指定の物を着ることになっています。
2男子のポロシャツは,ズボンの中に入れるよう指導しています。
3中着の色は白・黒・紺・グレーを基調とするものとしています。
4スカート丈の基準は膝頭中央です。入学前に採寸してもらい,以後「絶対に加工しない」,「折り込んで着用しない」ように指導しています。
5コートは登下校時以外,着用できません。学校指定カーディガンは教室内で着用可です。
6学校指定以外の服装は生徒指導部で預かります。指導の上,生徒指導室へお願いします。
7化粧やマニキュアは落とすように指導してください。
(3)【頭髪服装指導】
1正副担任を中心に各学期の始業式当日,その他学期に一回程度服装頭髪指導を行います。
・頭髪(染色,脱色,パーマ),化粧,服装(中着,ソックス,女子のスカート丈等)
2事後指導…違反者は生徒指導部が確認,注意を行い,後日,再指導を行ないます。

5遺失物,盗難について

遺失物は生徒指導室へ届けてください。放送や職朝等での連絡,または生徒指導室前の陳列棚へ展示します。校内での盗難防止のために,次のことを指導してください。
(1)貴重品はできるだけ身につけておくこと。体育の授業などの時は,貴重品は貴重品袋に入れて,係に保管させる。高価な物,大金などは学校へ持ってこないこと。
(2)持ち物には必ず名前を書くこと(靴や上履き,体育館シューズにも必ず記名)。
(3)自習時間や授業が早く終わった時など,教室外に出ないこと。

6 アルバイトについて

アルバイトは原則として禁止する。
(1)許可が認められるのは,『地域の社会に貢献できるようなもの』(年賀状の仕分け等),『やむを得ない経済的状況がある場合』(高校生活を送ることが困難である等)で,個別のケース(時間帯・職種等も考慮)に応じて許可の判断をします。
(2)無許可のアルバイトを見つけた場合は,生徒指導部まで連絡してください。
(3)進路が決定した3年生については,2月(自由登校)以降卒業までは,「許可願」が出た時点で柔軟性を持って許可の判断をします。

7諸行事の後の打ち上げ,泊を伴うクラス行事について

文化祭,体育祭,クラスマッチ,終業式などの後の「打ち上げ」は一切禁止です。夏休みなどに宿泊を伴って行うクラス行事などは,参加できない生徒,無理やり参加させられる生徒がでることなどを考慮し,行わない方向で指導してください。

8授業のエスケープ,無断早退,無断外出について

授業のエスケープや無断早退,外出については,生徒指導部が厳重注意を行ないます。場合によっては,保護者が同席しての指導になります。

9スマートフォン・携帯電話,学校に必要のないものの持ち込み・指導について

(1)スマートフォン・携帯電話等の学校内への持ち込みについては,
1フィルタリングを必ずかけること
2家庭でルールを話し合い,「我が家のスマホルール」(午後9時以降は使用しない等)を作成し,校長に提出
3学校の定める誓約書に保護者・生徒連名で署名し,校長に提出
4学校での情報リテラシー及び情報モラルの学習を経て認めることになりますが,学校内では電源を切り,授業等で教職員の許可した場合を除き,原則として使用は禁止しています。無断で使用していた場合は預かって,生徒指導室に持って来てください。生徒指導部でクラス担任立ち会いの下で指導を行い,反省文を提出後,即日,本人に返却します。校外でも緊急やむを得ない時以外は使用を認めていません。歩きスマホ,自転車に乗りながらの使用等のマナー違反を見つけた場合は,上記と同様の指導を行います。
(2)学校生活に不必要な物を持っているのを見つけたら,預かって生徒指導室に持って来てください。(1)と同様の指導を行います。
※反省文は家庭で保護者欄に記入後,クラス担任を通して生徒指導室に提出させます。
※試験中のスマートフォン・携帯電話所持は,所持のみが明確な場合は違反行為として指導(本人・保護者への訓戒)し,使用が疑われる場合は不正行為として指導します。

10 諸届(以下の届出用紙は生徒指導室にあります。)

用紙用紙
遅刻届生徒指導部欠席届保護者,担任
授業遅刻届異装許可願生徒指導部,担任,保護者
遅刻家庭連絡用紙生徒指導部,担任自転車通学許可願
外出許可願担任自動車学校入校許可願管理職,生徒指導部,担任,保護者
早退許可願担任,教科担任,保護者アルバイト許可願

11 特別な指導

(1)段階的指導(*場合によっては,「指導無視」として特別指導とすることもある。)

【対象】【指導内容】【指導を行う者】
服装違反・化粧・ピアス
入学後の染色・パーマ
家庭連絡・反省文
厳重注意(場合により保護者同席)
担任
生徒指導部
不要物の持ち込み不注意による器物損壊
授業エスケープ
無断欠席・早退・外出

(2)厳重注意(*場合によっては,「指導無視」として特別指導とすることもある。)

【対象】【指導内容】【指導を行う者】
無断アルバイト家庭連絡・反省文
保護者同席の上,厳重注意
担任
生徒指導部

(3)特別な指導の方法(方針及び内容については,特別指導委員会において検討)

呼称内容期間出欠備考
管理職訓戒問題行動について厳重注意
家庭反省家庭での反省と学校生活の見直し1~2日目途欠席保護者の理解の上実施
学校反省家庭での反省と学校生活の見直し4日目途出席

※特別指導委員会…校長,教頭,主幹,各学年主任,生徒指導部(主事と学年担当),HR担任

(4)特別な指導の対象となる行為と指導内容

【対象となる行為】【指導内容】
暴言指導無視管理職訓戒
内容や回数によっては反省指導とする
授業妨害深夜徘徊
定期考査不正行為小テスト不正行為反省指導
学校反省指導(別室)
家庭反省指導
提出物不正行為試験中の携帯電話所持
飲酒(飲酒同席)喫煙(喫煙同席)
窃盗,万引き占有離脱物横領
不正乗車意図的な器物損壊
無断免許取得バイク・自動車運転
いじめ行為暴力行為
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