新潟県に対する情報公開請求により開示された2022年度の校則を掲載しています。
生活指導について(お願い)
新入生保護者様
県立上越総合技術高等学校 全日制課程
生徒指導部
ご入学おめでとうございます。新入生の3年間の高校生活が充実したものとなるよう職員一同願っております。
さて、高校時代は精神的にも身体的にも大きく成長する時期ですが、一方でさまざまな不安や迷いが生じ、精神的に大きく揺れ動く年代でもあります。学校としましては、下記の点に留意しながら、生徒たちが学習や部活動などに集中して取り組み、高校生活が充実したものとなるよう指導してまいりますので、ご家庭でも日ごろの行動に十分ご注意いただき、ご指導くださいますようお願い申し上げます。
1 服装・頭髪・身だしなみについて
本校の規定に則り、上越総合技術高校の生徒としての自覚を持ったきちんとした身だしなみを心がけさせてください。男子生徒の腰パン、丈を詰めた短ランや女子用ブレザーの着用は禁止です。女子生徒のスカート丈は膝丈です。また男女とも、ブレザーのボタンは留めて着用し、ワイシャツの第2ボタン以下も開けてはなりません。当然ながら、髪の染色やピアス・指輪・ネックレス等の装身具の着用、化粧(色つきリップクリーム含む)も禁止です。定期的な検査はもとより、通常の学校生活の中で常に指導し、違反が繰り返されるときは、家庭へ連絡し改めるようご協力をお願いしますが、改善できない場合は特別な指導を行います。
2 生活面について
もうすぐ社会に出る高校生にとって、やるべきことはきちんとやり、やってはいけないことは絶対にやらないという規範意識を育てることが非常に大切だと考えています。家庭と学校が協力して取り組んでいければと思います。
(1) 飲酒や喫煙は絶対にさせないでください。また、高校生が立ち入りしてはいけない飲食店やパチンコ店等への出入りは禁止です。
(2) いじめや暴力行為は厳禁です。他人の人権を傷つける行為は絶対に許さないという指導を行っています。
(3) スマートフォン・携帯電話等については、生徒が過度に依存しないよう、また落ち着いて学校生活を送れるよう始業前に電源を切りロッカーか鞄にしまうよう指導しています。昼休みや放課後は使用可能ですが、緊急の場合は学校にご連絡ください。ルールが守れない場合は、預かり・反省文等の指導を行います。また、メールやSNSでの他人の誹謗・中傷や個人情報の公開は犯罪行為ですし、不用意な書き込みで人を傷つけたりトラブルのもととなったりする恐れがあることを十分理解させてください。また、過度の依存は危険であるという認識を持たせてください。
(4) 現金や自転車などの盗難が無いよう学校でも指導を行っていますが、各自でしっかり管理する習慣をつけさせてください。
(5) アルバイトは原則禁止です。特に1年次の1学期は高校生活に順応させることが最優先と考えます。経済的な理由等でどうしてもアルバイトをさせたい場合は、保護者から担任に申し出てください。
(6) 生活面で問題となるような行為をした場合は、特別な指導を行います。
3 交通関係について
本校でも、過去にはバイクによる死亡事故や大怪我で入院し進級できなくなったようなケースがありました。自転車も幼い頃から身近なために軽く考えがちですが、場合によっては自分や他人の命に関わることを理解させてください。卒業時には普通免許を取得する生徒がほとんどです。その前に原付バイクだけの免許が本当に必要なのかどうかをご家庭で十分検討してください。もしどうしても必要という場合は、フルフェイス型かジェット型のヘルメットを着用することなど、本校の規定を厳守させてください。ただし、これもアルバイトと同じ理由から1年次の1学期は禁止です。
生徒の自転車の乗り方
生徒の自転車の乗り方について、本校でも地域の方々から苦情をいただくことがあります。2人乗り、傘さし運転、並走、一時不停止、携帯電話等を見ながらの運転、イヤホンで音楽を聴きながらの運転など、どれも道路交通法違反であるだけでなく、非常に危険で、命にも関わるということを理解させてください。なお、自転車通学には届け出が必要です。
原付バイクおよび自動車免許について
原付バイクの免許は、1年生の夏休み以降取得できます。受験前に受験願を提出し、免許取得後は、免許証のコピーを担任に提出してください。当然ながら、危険な乗り物ですので、交通安全指導を十分に行い、交通事故・違反が無いようにしてください。なお、普通自動車免許取得のための自動車学校への入校は3年生の夏休み以降です。その手続きについては、時期が近づいたらご案内いたします。
バイク通学について
バイク通学(最寄りの駅までも含む)を希望する場合は、必ず許可を得てください。無許可でバイク通学をした場合、特別な指導の対象となります。
自動二輪車の禁止について
自動二輪車の免許取得および同乗は禁止で、これも特別な指導の対象となります。もし、免許を取得してしまった場合は、特別な指導を含む、免許証の扱いとして卒業まで、保護者の責任管理とさせていただきます。その場合は、原付バイクにも乗れなくなりますのでご理解ください。
4 送迎について
校地への乗り入れ禁止
校地内には十分な駐停車スペースがありませんし、多数の生徒がほぼ同じ時間帯に登下校します。また、学校前の道路は多くの中高生が自転車で通ります。そのため、車で生徒の送り迎えをする際、校地内への乗り入れや学校前道路での駐停車はしないでください。路肩に停車するスペースがある大通りや、周辺の公共施設の駐車場など、安全な場所での乗り降りをお願いします。
5 その他
今日から学校と保護者の皆様は、生徒たちをよりよく成長させていくために協力し合わなければならない関係です。不明の点や心配なことがありましたら担任までご連絡ください。
お願い
交通事故や生活面でのトラブルがあったときは、加害被害にかかわらず速やかに学校にお知らせください。 学校(代表)TEL 025-525-1160
服装・身だしなみ 規程
県立上越総合技術高等学校
冬服 (10/1~5/31) | ・学校指定の制服とし、加工したり長さ等を変えたりして着用してはならない。 ・ブレザーの下は、白のワイシャツまたはポロシャツとし裾は制服の中に入れる。 ・ブレザーの下にセーター等を着用する場合は、黒、白、グレー、紺、ベージュ、茶とし、襟、袖口、裾がブレザーからでない長さとする。 ・ワイシャツやポロシャツの第 2 ボタンを開けて着用してはならない。(ブレザーを脱いだときも同様) ・ブレザーのボタンはすべて留めて着用する。 |
夏服 (6/1~9/30) | ・半袖または長袖の白のワイシャツまたはポロシャツとし、裾は制服の中に入れる。 ・ポロシャツに付くマーク類は胸のワンポイントマークのみ許可する。 ・ベストを着用する場合は、セーター等に準ずる。 |
髪型 | ・面接等で通用する髪型を基本とし、清潔に保つこと。 ・パーマ、脱色、染髪等の髪型は禁止する。 |
帽子 | ・授業に必要な場合を除き、着用を禁止する。 |
靴 | ・革靴の色は黒、茶系の単色とする。ただし、スニーカー等の場合はこの限りではない。 ・かかとをつぶして履くことは禁止する。 ・スリッパ、ぞうり、サンダルでの登下校は禁止する。 ・校内では、学校指定の運動靴を着用するものとする。 |
ソックス ストッキング 類 | ・ソックスは、白・黒・紺とする。ただし、ワンポイント等はよい。 ・ストッキング、タイツを着用する場合、色はベージュ、黒、茶、濃紺系とする。 |
コート類 | ・ブレザーの上に、防寒着、雨具として、登下校時着用することは認めるが華美にならないこと。 ・ブレザーを着用せず、防寒着を着用することは認めない。 (Yシャツの上やVネックセーターやベストの上に防寒具は禁止) |
ベルト | ・華美でないものとする。(バックルが極端に大きいもの、極端に長いもの、白色などの派手なものは禁止) |
実習着 体操着 | ・学校指定のものとする。 ・所定の時間外の着用は禁止する。 |
その他 | ・口紅(色つきのリップクリーム等も含む)、マニキュア等の化粧およびピアス、カラーコンタクト等のアクセサリー類の着用や髭は禁止する。 ・服装、身だしなみは面接等で通用するものを基本とする。 |
平成17年4月1日施行
令和2年4月1日改訂
令和4年4月1日改訂
携帯電話・スマートフォン等の使用について
【教室掲示用】
≪携帯電話・スマートフォン使用制限の目的≫
授業に集中するなど学習環境の向上、他の生徒への迷惑行為の防止、いじめや嫌がらせの防止、スマホ依存症の防止など
(1)使用について
・SHR(8:40)から最終時限の授業終了時(清掃担当は清掃終了後)まで使用しない。
・登校からSHR開始まで、昼休み、最終時限終了後(清掃担当は清掃終了後)は使用可とする。
・昼休み以外の休み時間の携帯電話の使用はできない。
*授業担当が使用することを認めた場合はこの限りではない。
(2)保管について
・使用可能時間以外は電源を切った上、ロッカーまたはバッグに保管する。
(盗難等防止のため、ロッカーに施錠して保管することが望ましい)
・机の中やポケットに入れておく(身につける)ことは禁止する。
(3)使用については他の迷惑及びマナー向上を目的とし、下記のことを禁止する。
・大声で通話する。
・音楽等を大音量で鳴らす。
・廊下で歩きながらのメールや通話(歩きスマホ)イヤホン等をつけて音楽を聴きながら歩く(片耳でも)など。
(4)学校の電源を使用しての充電は禁止する。
― ルールを守れない場合は ―
(1)使用禁止時間帯で使用していた場合は預かりの対象となる。
○担任や生徒指導部の指導を受けた後、返却してもらう。
○指導に乗らない場合や度重なる指導を受けた者に対しては保護者返却等を行う。
※ 使用していなくても、手に持っていた場合やポケットの中にあった場合、机の上や中にあった場合も同様とする。
(2)使用可能時間帯でのマナー違反・保管方法の違反。
(大声での通話、音楽等を大音量で聴く、廊下での歩きながらの使用、音楽を聴きながら歩く 等)
○指導に乗らない場合や度重なる指導を受けた者は預かりの対象となる。
ルールとマナーを守った上で使用すること
これらのルールが守れない状況が多く見られる場合は、さらに細かい制限を加えざるを得ません。
一人一人がルールとマナーを守って落ち着いた学校生活を送れるよう心がけてください。
アルバイトに関する規定
【教室掲示用】
県立上越総合技術高等学校
生徒指導部
1 アルバイトについて
原則禁止とする。ただし、経済的な理由等でアルバイトを希望したい場合は、以下の条件を満たした上で所定の手続きを行うこと。
(1) アルバイトをする場合は、以下の条件を厳守すること。
1 アルバイトの面接を受ける前に必ず所定の手続きを行うこと。
2 許可された場合、就業時間は夜 20 時までとする。
3 定期考査 1 週間前および考査期間中は行わない。
4 欠点、成績不良、出席不良等、学校生活に悪影響がないこと。
5 アルバイト先でも校則や法律に則って行動すること。
(2) 以下のアルバイトは禁止とする。
1 宿泊がともなうなど深夜に及ぶもの。
2 危険を伴うもの。
3 居酒屋など酒類を主として提供するもの。
4 その他風紀上好ましくないアルバイト
2 上記(2)に違反した場合は、アルバイトを辞めるなど、特別な指導を行う。
3 アルバイトを実施するまでの流れ
1 アルバイトの理由や必要性を保護者及び担任と十分に話し合う。
2 保護者と担任での話し合いを含めアルバイトを実施するための条件を満たす。
3 三者面談(本人・担任・生徒指導部)を行い、アルバイト実施に関する注意・手続きの説明を受け、所定の書類を受け取る。
4 事業所の面接を受ける。(規程に当てはまるか判断できない場合は担任に相談する)
5 採用が決定した生徒は、本校アルバイト規程用紙を保護者と事業主へ渡し、事業主から「確認書」に署名捺印の上、「アルバイト実施報告書」と合わせて担任へ提出する。
6 担任より生徒指導部へ書類を提出し正式な許可とする。
クラス掲示用
原付免許の取得は許可制です
原付免許・小型特殊免許の取得は許可制です。 取得は、1年生の夏季休業以降とする。
無断での免許取得は指導の対象となるので、免許取得の必要性を認識し、以下の手順を必ず守ってください。
免許取得許可願を担任からもらう
↓
保護者の署名をもらい担任へ提出
※1週間前までに提出し、担任から許可をもらう
↓
運転免許試験を受験
↓
免許取得後、免許証のコピーを担任経由で生徒指導部に提出
・許可願は、原則1週間前までに提出すること。 ただし、長期休業中に受験する場合は、終業式までに提出すること。
・運転免許試験は、長期休業中または代休日等に受験すること。
・免許取得のための欠席・欠課は認められません。
・原付に乗るには、フルフェイス型、またはジェット型ヘルメットを着用のこと。
・保険には、自賠責保険と任意保険(対人対物無制限)に加入すること。
バイク通学は許可制です
・バイク通学(最寄り駅までを含む)は許可制です。
・希望する場合は、担任に申し出て許可区域や条件等を確認し申請すること(無断取得や授業日に免許取得した場合は許可されません)
・「バイク通学許可願い」を提出し、三者面談を行い通学許可となります。
自動二輪の免許取得は禁止です
・自動二輪免許の取得および同乗は厳禁です。
・免許取得が発覚した場合は卒業まで免許預かり、また同乗の場合も指導を行います。
自動車学校への入校は夏休みから
・自動車学校への入校は許可制です。
必ず担任経由で「自動車教習所通学許可願」を生徒指導部に提出してください。
・自動車学校への通学によって、学業(長期休業中の登校日を含む)や
学校行事・清掃等の参加に支障をきたさないようにすること。
・各種試験(仮免許・卒業検定・本免許試験)は授業等に影響のないように受験すること。
・普通免許を取得したら、速やかに担任に申し出、免許証のコピーを担任経由で生徒指導部に提出すること。
自動車の運転は原則禁止です
・ただし、免許を持つ保護者(免許を持つ成人した家族)が同乗する場合に限り休日のみ認める ※登下校時は禁止。
・単独での運転、友人同士での運転は絶対にしないこと。