長崎県に対する情報公開請求により開示された2022年度の校則等を掲載しています。
生活指導に関すること
第1節 生活目標
(1) 心豊かでたくましい人間力の育成
1 清掃活動や教室・部室などの整理整頓に努め、感謝の気持ちや公共心、公徳心と共に、気が付く心を持った自己を形成する。
2 様々な活動を通して、リーダーシップ・フォロワーシップの体得及びコミュニケーション力の向上や問題解決能力を育てる。
(2) 社会に出て通用する人物の育成
1 自由と規律は、相反するかにみえるが、両者を高い次元において調和させることによって、真の自由が得られるものである。真の自由を集団の中で理性的に追求することで、自らを最善へと発展させることを目指す。
2 自己を直視し、自我の確立に努め、よりよい社会を形成するための能力を養う。
第2節 校内生活
(1) 登校
1 8:25までに教室入室完了する。
2 バスと徒歩で登校することを基本とし、車での送迎は原則禁止する。特別な理由がある場合は、裏門から入り体育館裏で下車する。
(2) 欠席
1 保護者から学級担任へ 7 時 30 分~8 時 10 分に連絡してもらう。
(3) 遅刻
1 保護者から学級担任へ 7 時 30 分~8 時 10 分に連絡してもらう。
2 職員室で遅刻入室許可証(赤色の紙)に所定の事項を記入し、許可印をもらい入室する。
(4) 早退
1 理由が病気の場合は、まず養護の先生に相談の後、学級担任に早退許可証(青色の用紙)に許可印をもらい下校する。帰宅したら無事に帰宅したことをすぐ学級担任に電話する。翌日、早退許可証に保護者の自署捺印を受けて学級担任へ提出する。
2 その他の場合は、直接学級担任に早退許可を受ける。(要領は上記1と同じ)
(5) 欠課
1 保健室を利用する時は、必ず教科担任の許可を受け(必要ならば保健係が付き添って)、養護の先生の指示を受ける。
(6)休み時間
1 厚生係は2校時開始までに、購買部にパンや弁当の注文を済ませる。
2 各係は学級担任と連絡をとり、連絡事項を伝達する。また、区分棚の確認、配布物の配布などを行う。
(7)昼休み
1 無断で校外に出ない。外出が必要な場合は学級担任の許可を受け、外出許可証を受け取る。
2 厚生係は昼食を教室へ運ぶ。
3 昼食は原則として教室でとる。
4 各係は学級担任と連絡をとり、連絡事項を伝達する。また、区分棚の確認、配布物の配布などを行う。
(8) 清掃
1 急いで分担区域へ移動し、開始時間を確実に守る。
2 全員で協力して分担区域の清掃を時間内に終わらせる。終わるまでは清掃以外のことを行わない。
3 ゴミの分別をきちんと行う。
4 大掃除の際は体操服・ジャージに更衣する。
(9)SHR前
1 SHRの開始時刻を守る。
2 各係は学級担任と連絡をとり、連絡事項を伝達する。区分棚の確認、配布物の配布などを行う。
(10)放課後
1 日直は戸締まり・消灯をして、学級日誌を担任に提出し下校する。
2 最後に教室を出る者は、必ず戸締まり・消灯をして下校する。
(11)下校
1 西町新道、油木坂の暗くなってからの通行は控える。
2 西町新道、油木坂を通行する場合は複数が望ましい。
(痴漢や恐喝の恐れがあるので)
3 下校時間を厳守する。
一般生徒 | 文化部 | 体育部 | |
夏時間(3~10月) | 18:00 | 18:30 | 19:00 |
冬時間(11~2月) | 17:30 | 17:50 | 18:30 |
(12)下足の区分
1 定められた箇所以外の校舎外へ上履きで出ることを禁じる。
※詳細は別紙(P36)参照。
(13) 現金・貴重品の管理と盗難防止
1 不要な現金や貴重品を持って来ない。事務室への納金は登校後直ちに済ませる。
2 貴重品は、登校後すぐに鍵付きの貴重品ロッカーに、各自で責任をもって保管する。
3 校内持込許可申請を済ませたスマホ等も、登校後すぐに電源を切って、鍵付きの貴重品ロッカーに保管する。
4 現金、貴重品は鞄・バッグ・机の中に放置しない。
(14) 学校生活のマナー
1 登下校時、授業の始まりと終わり、校内で先生方や外来者と出会った時には、爽やかな挨拶をする。
※挨拶は相手の顔を見て声をしっかり出す。授業の始まりと終わりの挨拶については、「立ちながら」「座りながら」礼をするのではなく、メリハリをつける。
2 職員室は先生方の仕事室なので、出入り時や室内でのマナーを守る。また、自分の身なり、言葉遣いにも注意する
※校長室・事務室・職員室・体育教官室など先生方が利用される部屋へ入室する場合。
1.自分の服装を正す。
2.ドアを3回ノックする。(職員室は特になし)
3.ドアを開け(職員室では用事のある先生方の近くまで行き)
「失礼します。〇年〇組の〇〇ですが、〇〇先生に用事で来ました」と言う。
4.用件を先生の近くまで行って伺う。または伝える。
5.用事が終わったら、先生方へお礼の後、「失礼します」と言って退室する。
3 菓子、アイスクリーム、ガムやカップ麺などを校舎内へ持ち込むことを禁止する。
4 歩きながらや立ったまま飲食をしない。
5 マンガ・ゲーム類等学校生活に必要のない物の校内持ち込みを禁止する。
(15) 自動販売機
1 校内の自動販売機の利用時間は昼休みと放課後のみとする。
2 空き缶、ペットボトルは、指定されたゴミ箱等に捨て、放置しない。
3 飲み残しを洗い場で流してから捨てる。
(16) 昼食の購入
1 厚生係を通じて購入する。
2 注文する人は、2校時開始までに、代金を添えて、注文用紙に記入し注文する。
※釣り銭が出ないように準備をしておく
→ 係の負担を減らす・トラブルを無くすため
3 原則として、個人購入を禁止する。注文を忘れた者は、担任の先生に相談する。
4 昼食終了後(5校時の前まで)に、注文した弁当の空箱をもとのカゴに戻し、係が購買部に持って行く。
(17) その他
1 常に校内の掲示、放送に注意し、自主的に行動するように努める。
2 校内での掲示物、及び印刷物などの配布は、担任・顧問・係教師などに届け出て許可を受ける。
3 校内で本校関係者以外の者と面会する場合は、学級担任に届ける。
4 更衣は、男子は教室、女子は更衣室等の指定された場所で行う。
5 特別教室、その他の施設設備及び備品を利用する場合は、それぞれの管理責任者の指示に従う。
6 校舎内外の施設設備を破損した場合には、直ちに学級担任や部顧問に届ける。
7 校内で火気を使用してはならない。
8 教科書その他一切の所持品に記名をし、貴重品の保管には各自注意する。
9 校内において、販売行為・寄付行為に類する行為をしてはならない。
10 校内外を問わず、懲戒規定に触れるような行為をしてはならない。
第3節 校外生活
(1) 外出について
1 部活動の応援や発表会、展示会等に参加するときは、原則として制服を着用し、その場にふさわしい身なりを整える。
2 校内外で飲食をする場合は、立ち食い、立ち飲みをせず、場に応じて節度のある行動をする。
3 北高生として、明るく爽やかに、大きな声で挨拶をする。
4 外出する時は、必ず保護者に連絡して外出する。
5 夜間外出する時は、原則として午後9時までには帰宅し、外泊は禁止する。
(保護者同伴、保護者の委託を受けた成人が同伴の場合、または、学習塾などの正当な理由がある場合はこの限りではない)
※長崎県少年保護育成条例では午後11時まで、安全面を考慮して本校では原則として午後9時までとしている。
(2) 旅行について
1 旅行する時は、所定の願いを学級担任に提出し、許可を受ける。
2 外国に旅行する場合は、学級担任と相談の上、願い出る。
(3) アルバイトについて
1 アルバイトは許可しない。ただし特別に事情がある場合には、学級担任、生徒指導部に相談する。
(4) 男女交際について
1 高校生活における交友関係は、良識のある友人関係を保つように努める。
2 男女交際は、相互の家庭(保護者)の理解に基づくものでなければならない。
(5) バイクなどの免許取得について
1 バイクなどの免許取得は許可しない。特別に事情がある場合は、学級担任に相談する。
(6) その他
1 飲酒・喫煙・窃盗・万引き・薬物乱用・バス定期券の偽造や不正使用は社会的な犯罪行為であり、厳禁とする。
2 校外の諸団体に所属する場合は、学級担任、生徒指導部に報告する。
3 事故や犯罪の被害など、不測の事態に遭遇した場合は速やかに学校に連絡する。
(TEL 844-5116)
4 午後9時以降、スマホ等を使用しない。
第4節 服装などの規定
(1) 制服
※ 華美でないもの・・・(濃色)黒、灰、茶、紺等 (淡色)白、灰、ベージュ等
男子 | 女子 | |
冬服 | ・黒の標準学生服、左襟にバッジをつ ける ・ズボンはノータック、ストレート ・ズボンのずり下げ着用および上衣の袖をたくし上げることは不可 ・上衣の中に着るものは、上衣からは み出さず、色は華美でないもの(※)とする | ・本校指定の制服、左胸ポケットにバ ッジをつける ・セーターは本校指定のものを、袖や腰の部分が上衣からはみ出さないように着用する ・長袖ブラウスの第 1 ボタン、袖ボタンは留める ・スカート丈は「膝下」(=膝頭が隠れる) |
中間服 | ・夏服または冬服 ・暑い時に上衣を脱ぐ必要がある場合は、中に夏服を着用する ・ズボンのずり下げ着用は不可 | ・本校指定の長袖ブラウスとベスト(左胸にバッジをつける)を着用する ・長袖ブラウスの第 1 ボタン、袖ボタンは留める ・暑い場合、袖をきれいに折り曲げてもよい ・スカート丈は「膝下」(=膝頭が隠れる) |
夏服 | ・本校指定の半袖開襟シャツ ・インナーの色は透けて見えず、華美でない淡色のもの(※)(ワンポイント可)とする ・ズボンのずり下げ着用は不可 | ・本校指定の半袖ブラウス ・インナーの色は透けて見えず、華美でない淡色のもの(※)(ワンポイント可)とする ・スカート丈は「膝下」(=膝頭が隠れる) |
(2) 制服の使用期間
1 天候・気温・体調等に応じて各自で判断し、年間を通して上記の制服を着用する。
2 式典等で着用する制服を指定する場合がある。
(3) 頭髪と眉
※ 男女とも、パーマ、ウェーブ、カール、染色・脱色などは不可。
男子 | 頭髪 | ・前髪は「眉」「耳」にかからず、襟足は「制服」にかからない長さ ・一部分だけ長かったり、短かったりするような特異な髪型は不可 |
眉 | ・細く剃ったり、過度に抜いたりすることは不可 | |
女子 | 頭髪 | ・前髪は目にかからない長さ、肩にかかる髪は真後ろで結ぶか二つに束 ねる ・髪を後ろで束ねた際に、耳のラインより前にくる前髪・横髪はピンで 留めるか切る ・前髪が眉にかかる場合は、小さなピンで留める ・束ねたり留めたりするゴム・ピンの色は、華美でない濃色のもの(※) とする |
眉 | ・細く剃ったり、過度に抜いたりすることは不可 |
(4) 鞄、靴など
通学鞄 バッグ | ・教材(教科書、副教材、ノート等)や学校生活に必要なもの(弁当、部活動 用具等)を入れることができる鞄やバッグ、リュック等 ・口が閉じるもの(ビニール袋、紙袋は不可) ・目印としてのキーホルダー等は 1 つとし、大きさは 5cm 以下とする ・(バス車内など)公共の場所では、周囲の人々の迷惑にならないように取り扱 いに注意する |
制靴 | ・本校指定の黒革靴(ローファー)、かかとの高いものは不可 |
上履き | ・本校指定のもの(記名する) |
くつ下 | ・白色のもの(ワンポイント可)、くるぶしが完全にかくれるもの |
ベルト | ・華美でない濃色のもの(※)とする ・複数の飾り穴や、必要以上に穴のついたものは不可 |
(5) 防寒具
※ 「コート」「マフラー」は生徒下足室で着脱すること。
着用期間 | 12 月~2 月(気温等に応じて着用期間の調整あり) | |
コート | 型 | A:シングルボタンで「ショールカラー」 B:ダブルボタンで「ピーコート」 C:「ダッフルコート」 |
色 | 華美でない濃色のもの(※)とする | |
丈 | お尻が隠れる~膝丈ぐらい | |
留意点 | 「制服に合っているか」、パーカー、ダウンジャケットは不可 | |
マフラー | 色 | 華美でない濃色のもの(※)とする |
長さ | 170cm 程度以内の標準的なもの | |
留意点 | 「制服に合っているか」、ストール、スヌードマフラーは不可 | |
タイツ | 女子 | 色は華美でないもの(※)を着用可 |
膝掛け | ・原則として使用不可 ・ただし、暖房設備のない特別教室等では使用可(華美でない濃色のもの (※))、コートを膝掛けとして使用してよい ・職員室横の自学スペースでは、コートを膝掛けとして使用可 ・留意点 (1)授業の「始め」「終わり」の挨拶の際は使用しない (2)膝掛けなどを腰に巻いた状態で廊下等を通行しない (3)離席するときや下校の際は、たたむなどきちんと整理する |
第5節 懲戒
教育上必要と認めた場合は懲戒をする。
懲戒には訓告、謹慎、停学、退学の 4 種がある。
退学は下の各項のいずれかに該当する場合行う。
1 性行不良で改善の見込みがないと認められる者
2 学力劣等で成業の見込みがないと認められる者
3 正当な理由がなく出席常でない者
4 学校の秩序を乱し、その他生徒としての本分に反した者
第6節 学校施設・設備に伴う弁償基準内規
1 故意の場合(社会通念上、許容できない行為の結果)
・全額原因者負担
2 過失
学校管理下での教育活動・部活動中に社会通念上、許容できる範囲での行為の結果
・全額免除
3 学校管理下に当たらない休み時間・部活動後に、生徒が誤って学校施設・設備を破損させた場合
・全額原因者負担
但し、その際は「PTA賠償責任保険」の適用を受けることとする。
附則
1 本則は、平成 31 年 4 月 1 日から改訂・施行する。
2 本則は、令和 4 年 4 月 1 日から改訂・施行する。