長野県から交付された2022年度の校則を掲載しています。
生徒指導の概要
このたびはお子様のご入学おめでとうございます。本校の生徒指導につきましては、下記に沿って指導を進めてまいりますので、ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
1 <生徒指導の基本方針>
(1)本校の生徒指導は問題行動を防止するだけでなく、授業・学友会・部活動等あらゆる場面において生徒が自主的・自律的で創造力豊かな高校生活を送り、将来、社会に貢献できる人間育成を目指すものである。
(2)「進路指導と生徒指導は表裏一体である」という共通認識に立って、家庭と連携し、生徒が早期に基本的な生活習慣を確立し、学習活動を軸として、将来の進路実現のため有意義な学校生活が送れるように指導する。
(3)全生徒が自らの力で問題を解決し、乗り越える力を身につけることを目指し、支援を必要とする生徒に対しては、その必要性を早期に発見し、担任・係をはじめ全職員で支援・指導にあたる。
2 <具体的な指導内容>
(1)校内生活上の注意
イ正当な理由がない限り、遅刻・欠席はしないこと。病気等により学校を休む場合は、8時20分までに保護者から学校に連絡をすること。
学校電話番号(0266-52-0201)
ロ服装…質素で端正、清潔を保ち、華美に流れないよう留意すること。
ハ盗難防止…貴重品、金銭の管理には特に注意する。不要な大金は学校に持って来ないこと。やむを得ず持参した場合は、必ず担任または部顧問に預けること。
二上下履きの区別…学校指定の上履きを使用し、下足との区別をつけること。
ホ考査時、携帯電話は電源を切って鞄にしまっておくこと。考査中の携帯電話の使用は不正行為とみなし、カンニング同様、その考査の全教科について0点扱いとするので特に注意のこと。考査時等必要な場合は各自の時計で確認すること。
(2)校外生活その他での注意
イ交通事故防止…徒歩、自転車ともに交通ルールを守り、安全に十分に気をつけること。自転車通学の生徒は防犯登録をし、自転車保険に加入することが義務化されている。自転車盗難防止のために鍵は必ず2つ以上付けることを習慣づけること。
ロ原付、自動二輪の免許取得は認めない。
ハ自動車運転免許の取得は原則として認めない。ただし、就職決定者及び進学後に自動車免許取得が義務付けられる専門学校決定者については別途審議する。
ニアルバイトは原則として認めない。やむを得ない事情がある時は担任と相談すること。
但し長期休業中については期間の3分の1の日数を限度として認める場合がある。
ホ生徒の保護…部活動、清陵祭、その他の集会等で帰宅時間が遅くなる時は、必ず家庭との連絡をとり、午後7時までに帰途に就くこととする。
へ夏冬の長期休業を含め自宅研修期間中も、規則的な学校生活のリズムを乱さず、高校生としての立ち居振る舞いを忘れぬこと。
(3) 反省指導について
本校では下記のような問題行動(例)を起こした場合は、家庭と相談の上、生徒に対して反省指導を行う。
・飲酒(同席を含む)
・喫煙(同席を含む)
・万引き
・占有離脱物横領
・無断バイクおよび普通車免許取得、運転行為
・器物破損
・パチンコ
・考査時の不正行為
・無断アルバイト
さらに、以下のような事例については指導等の内容に関して特別に審議する。
・窃盗
・いじめ(ネット上のものも含む)、暴力行為
・金銭強要
・薬物使用
・出会い系サイトにかかわる事例
反省の内容はそれぞれ異なるが、学校、または家庭において一定の期間反省をすることとなる。ただし、これは学校としての指導であり、懲戒処分には当たらない。
また、問題行動が度重なるような場合は別に審議する。
*ここでいう懲戒処分とは、生徒の在学関係の法律的地位に変動を生じるもので、訓告、停学、退学処分の3種類をいう。(学校教育法施行規則第26条)
(4)生活支援、教育相談について
イ担任・保健室・生徒面談室を中心に、生徒相談ならびに教育支援の体制を整え、生徒が相談できる門戸を広げておく。
ロ保護者からも、その内容に関わらず、広く相談を受けられる体制をとる。
ハスクールカウンセラーをはじめ、外部の諸機関とも積極的に連携する。
令和4年度(2022 年度)生徒指導の指針と実践
本校における生徒指導の方針
1生徒は、自主的で創造的な人間形成を為し得、自立的な生活を営む能力に優れているという基本認識に立ち、一定の枠にはめるのではなく生徒の自主性を重んじる、という本校の伝統的生徒指導の方針を基本とする。
2時代の趨勢は自立を遅くする傾向にあり、依存の域を脱しきれない生徒が増加しつつある。したがって自立的生活を入学時よりできる清陵生は少なくなってきた。生徒の持つ自立的な資質を掘り起こし始動させる指導が必要となっている。教師にとって当然のことも改めて念を押し確認させる細かい指導も大切にしたい。
3生徒指導は学校生活のあらゆる面から行われるべきであり、本校の生徒指導の中心を授業・HR活動・学友会活動に置く。したがって、授業では教科担任が、HR活動では各学年会を基礎としてHR担任が、学友会活動では本部顧問を中心として委員会やクラブ顧問が
その指導に当たり、常に関連する部門との連携をとりつつ指導を進める。生徒指導係はその指導のための資料や情報の提供、並びに指導についての調整にあたる。
<具体的目標>
1社会の一員としての自覚、ルールの遵守、他人に迷惑をかけない心の涵養
2自分を大切にし、他人を尊重する心を養う
3清陵生としての自覚を持たせる
<具体的な指導>
1個人生活の指導
(1)生徒の把握・・・不登校傾向であったり、支援を必要とする生徒に対しては言動の変化や兆候に注意する。また、いじめに関わる兆候にも注意を払う。
(2)対話の重視・・・できるだけ生徒の立場に立ち、話を聞くことを大切にする。
(3)適切な助言・・・上記項目のうえに立ち、生徒個々人に即した助言をする。短所欠点を指摘・指示するより、長所や得意面を伸ばすような助言を心がける。
(4)家庭との密接な連絡と提携・・・高校生は家庭では自分を語りたがらない傾向が強く、保護者との関係や対話も希薄になりがちで、家庭でも実像を捕らえ難くなっている。そういった特性を踏まえながら、学校と家庭の連絡を密にし、共同して実像を把握し、指導に当たる。
(5)HR活動や学友会活動などにおける集団指導・・・生徒同士の支え合いや、自己啓発能力も活用していく。
(6)反省指導・・・反省指導マニュアルを基本に個々のケースに即した指導を実施する。
2 生徒の安全確保
(1)交通事故防止・・・春、秋の全国交通安全運動期間に合わせ、街頭での通学指導をおこなう。自転車に関わる事故防止を重視し、自転車の点検・整備、正しい乗り方の指導、自転車置き場での施錠、記名や防犯登録の指導、自転車保険加入を促す。安全走行とともに他の通行者の迷惑にならない走行を徹底し、交通ルールは成年、未成年を問わずに厳守すべきものであることを繰り返し指導する。交通ルールを遵守できることは自己と他者を守る大切な能力である点を強調する。
(2)生徒の保護・・・通常日課、コンパ、清陵祭、その他における帰宅時間の厳守。午後7時には帰途に就くことを原則とする。犯罪の被害者になったり、巻き込まれることを回避するように行動できる力を身につけさせる。
3 盗難防止
(1)貴重品、自己管理所持品の記名、金銭所持の際の保管等、その都度注意を喚起する。特に部室使用や施錠に関しては学友会を通して具体的な提言を求める。
(2)生徒から届けられた遺失物は係が保管する。生徒昇降口前のショーケースに陳列・保管し、必要に応じて情報を流す。
4 生活態度
学友会の諸機関と協議して自ら考えさせる機会を持つ。
5 コンパ、旧地方会について
(1)クラブ・同好会などのコンパの指導は、その顧問、教務が行う。
(2)クラブ・同好会など以外の団体及び個人の行事はHRTの指導とする。
(3)生徒行事計画書の提出、特に計画書の記入内容については責任者の顧問、HRT、教務が留意する。
(1)(2)のコンパには顧問、HRTが出席する。
(4)地方会組織はなくなったが、地域を中心とした生徒の自主的集まりの情報を得た場合には、学友会係と連携して適切に指導する。
6 施設、設備について
(1)自転車置き場の整備・整頓
(2)ロッカーの活用と貴重品の管理
7 その他
(1)諏訪地区高校との連絡、協議
(2)関係諸団体、機関との連絡(中高連絡会、少年警察ボランティア、警察など)
(3)係分担
生活指導全般
交通安全・保険
いじめ防止
落とし物
上履き
アルバイト
特別支援
教育相談
(補足)
(A)自転車通学について
自転車保険への加入を促し、ステッカー貼付により生徒の通学自転車の管理をする。R4年度ステッカー3年青2年緑1年赤
(B)上履き(サンダル)について
上下履きの区別をするために、指定のサンダルを上履きとして使用する。
R4年度上履き3年青2年緑1年赤
※上記以外にシューズ型上履き(ラポーターEX白色)も認める
(当サイトによる注釈: 開示された文書に含まれる教職員の氏名に関して、プライバシーに配慮し当ページへの掲載は省略しております。)