情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。
生徒心得
北海道広尾高等学校
私たちは、高校生活のあらゆる場面を通じて、人格の陶冶につとめ、平和で民主的な国家・社会の担い手として、文化の創造と発展に寄与する人間になりたい。また、真理と正義を愛し、個 人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な人間になりたいと 願う。私たちは、このような共通の願いのもとに、学業の研さんにつとめ、知性と情操の高揚に 励みたい。また、相互の敬愛と協力によって、明るく生き生きとした、前進的な学園造りをめざしたい。 私たちは、このような願いに根ざし、学園の秩序を重んじ、規律ある行動を保ちたいと思う。私たちは、ここに全体の総意に基づいて、生活規律を制定する。
礼儀作法
- お互いの価値を認め、立場を尊重しあって、日常の行動、会話においては礼を失わないようにつとめよう。
- 教職員、来客その他長上に対して、常に尊敬の念をもって接し、言動に注意しよう。
- 上級生、先輩には常に敬意を払い上級生は、下級生に敬愛されるにふさわしい人格の形成につとめ、愛の精神をもって下級生を導こう。
- 言葉づかいはその人の人格を自ずから表現する。粗暴、野卑な言葉を使わないようにしよう。
- 他家、他校訪問は礼儀をわきまえ、高校生らしい態度を保とう。
- 職員室、事務室、校長室に入室するときは、マフラー、コート、手袋、帽子等を取り、高校生としての礼儀をわきまえよう。
服装
1 本校指定の制服を着用し、質素、清潔、端正であること。
2 高校生らしく品位を保ち、改造や変形はいっさい認めない。
男子の制服について
(1)正装
- 上衣 紺シングルブレザー、 2つボタン 左胸にエンブレムを付ける。
- ズボン ツータックのスポーツマンタイプとする。柄はグレンチェック(ベルトを着用すること)
- シャツ 白無地長袖カッターシャツ
左袖に刺繍の入った本校指定のもの、または類似したものとする。 (襟の形状等で著しく異ならないもの) - ネクタイ 本校指定ネクタイ
(2)夏季服装
上衣着用は自由とする。上衣を着用しない場合も、指定のワイシャツ、または類似したもの(正装時のシ ャツに準じ、半袖も可)、ネクタイは着用すること。
ズボン正装に同じ。
(3)正装以外に、略装として、別に指定するニットベストを通年で着用できる。
女子の制服について
(1) 正装
- 上衣 紺シングルブレザー、 2つボタン 左胸にエンブレムを付ける。
- ベスト シングル、前あき、 3つボタン、柄はグレンチェック
- スカート ・片ひだプリーツ(ひだの本数は前後各 6本とする)
・ベストと同柄、同生地
・イスに座った時に丈は膝頭が完全に隠れることとする。 - ズボン ツータックのスポーツマンタイプとする。柄はグレンチェック(ベルトを着用すること) ブラウス 白無地ブラウス 左袖に刺繍の入った本校指定のもの
- リボン 本校指定のリボン
(2)夏季服装
上衣 着用は自由とする。上衣を着用しない場合も、指定のベスト、ブラウス(半袖も可)、リボンは着用すること。 スカート、ズボン正装に同じ。
(3)正装以外に、略装として、別に指定するニットベストを通年で着用できる。
5 ニットベスト以外のカーディガン・セーター等については、登下校時の防寒を除いては着用を禁止する。
6 コート類は華美でないものとする。
7 靴下
- ソックスは華美でないものとする。
- スカートを着用する場合は、ハイソックスまたはタイツとする。 ハイソックスの場合は、ワンポイントまでを含む紺色または黒色とする。
- タイツの場合は、黒色の無地のものとする。
8 履物
- 上靴は学年指定のものとする。
- 外靴は、運動靴または黒、茶等の華美でない短靴で、踵の低いものとする。下駄、サンダル、ハィヒール等は使用しないものとする。
9 体育時の服装
本校指定のものとする。
10 頭髪等
- パーマや脱色、染髪は禁止する。
- リボン等は華美にならないものとする。
- 化粧、マニキュアは禁止する。
- 指輪、ヒ°アス等の装飾品は禁止する。
11 鞄 通学には高校生らしいものを使用する。
12 帽子 帽子の着用は自由とするが、校内での着用は禁止する。
13 制服 の 着 用
(1)次の場合は制服を着用する。
ア 登校・下校の場合
イ 他校訪問、対外行事参加の場合
ウ その他学校が指定する場合
(2)やむを得ない事情により異装する場合は、事前にHR担任に申し出ること。
校内生活
学習
- 勉学は生徒の本分である。授業中は意欲的に学習し、私語を交わすなど他に迷惑をかけることのないよう気をつける。
- 授業教室の移動は休み時間中に行い、着席し、教科書を開いて開始チャイムを聞く。
- 授業開始と終了の礼は正対し、礼儀正しく挨拶をする。
- 座席を勝手に替えたり、列を乱すことのないよう気をつける。
- 授業における遅刻、早退は、教師にその理由を明らかにした上で、静かに着席、退席する。 (入室許可証、早退カード等を提示すること。)
試験
- 試験では、与えられた時間の最後まで正々堂々と全力を尽くし、不正行為はもとより、疑わしい行為があってはならない。
- 座席は全クラス 5列または 6列とし、出席簿の番号順とする。座席の入れ替えをしてはならない。
- 試験の厳正を期するため、考査会場では、鉛筆、消しゴム等の必要品以外の持ち込みは『忍めない。
- 試験中は用具の貸借をしてはならない。また、不明な箇所があれば、手を上げて質問し、生徒同士で話をしてはならない。
- 理由無くして試験を受けなかった者、または試験を受けても答案を提出しない者は評価しない。 したがって、そのままでは単位認定とはならない。
規律
- 校内にあっては静粛を保ち、学び舎の雰囲気を保つよう心がけよう。
- 教室、廊下においては、放歌、放声を慎み静かに歩こう。
- 集会はすべて規律正しく静粛に行い、その目的達成に努力しよう。
- 始業時 (8 :30) 以前に教室に入り、遅刻をしないこと。
- 登校後授業終了まで、校地外に出てはならない。やむを得ず出る場合には、 HR担任の許可を受けること。
- 校具の使用は、必ず関係教師の許可を得て行い、責任をもって返却する。 (7) 校内では、定められた場所、時間を除いては飲食をしない。
環境
- 美しい環境は私たちの心を和らげる。常に身の回りを整頓し、環境の美化につとめよう。
- 校舎、教具、教材その他の公共物を大切にし、いやしくも故意による破損や落書をしてはならない。誤りによる破損は、速やかに届け出ること。
- ポスター等を掲示する場合は、生徒指導部の許可を得ること。
- 上履き、外履きの区別を守り、土足をしない。
放課後
平日は 19時 15分までにすべての活動を終了し、 19時 30分までには完全下校する。
休暇中の登校及び校舎使用
- 休暇中であっても、登校する場合は制服着用等定められた服装をすること。
- 校舎使用については、予め計画および校舎使用願いを提出し、部活動顧問、担任の指導の下に行う。
- 休暇中の校舎使用は、8時から17時までとする。
- 校舎使用後の清掃は十分にすること。また、特に火気の取り扱い、後始末を徹底する
校外生活
- 外出するときには、その目的、行き先、帰宅予定時刻などを保護者に告げるようにする。夜間外出する場合は、遅くても 20時までには帰宅すること。
- 友人宅への外泊はつとめて避ける。やむをえず外泊を必要とするときは、双方の親の許可を得る。なお、下宿への外泊はしてはならない。
- 主として酒類を販売する食堂、喫茶店、その他好ましくない場所への出入りをしてはならない
- アルバイトをする場合は、 HR担任を通じて生徒指導部に願いを提出し、許可を受ける。許可基準は別に定める。
- 受験等で外泊を伴う旅行をするときは、学級担任に届け出ること。
交通安全
交通道徳、法規等を守り、事故に遭わないように気をつける。
普通運転免許を取得しようとする者は、保護者の承諾を受けることはもちろん、事前に HR 担任と十分協議する。
普通自動車の免許取得は、定められた入校開始日以前は認めない。
運転免許証を受けた者は、直ちに届け出る。車輌通学は、禁止する。
その他の注意事項
- 男女交際は、相互の人格を尊重し、敬愛の念をもって明朗で節度ある交際とする。
- 賭博行為はもとより、不健全な遊びをしてはならない。
- いかなる場合も、飲酒、喫煙をしてはならない。
- 生徒相互の金銭貸借は慎しむ。
- 自分の持ち物には記名をする。
- いかなる場合も、威嚇行為、暴力行為があってはならない。暴力を受けたり、見たり、聞いたりした場合は必ず届ける。 盗難防止のためお互いに気をつける。遺失物、拾得物は速やかに届け出る。
- 携帯電話は次に注意して使用する。
(1) 使用可能時間を守る。
(2) 授業中は電源を切っておく。
(3) 金銭問題等の原因とならないように心掛ける。
願い、届け出
次のような事項が生じた場合には、所定の様式により速やかに、願いあるいほ居げ出をすそごとニ
- 転学、休学、退学(願)
- 身分証明書、在学証明書交付(願)
- 通学証明書(願)
- 入室許可証
- 住所、下宿先変更(届)
- アルバイト許可(願)
- 旅行(届)
- 対外試合出場(願)
- 合宿(願)
- 校舎使用(願)
上記の願い、届け出のうち、1、2、3は事務室に、4は職員室で発行を受け、教科担任へ提出する5~10は生徒指導部で書式を受取り、確実に手続きをする。また、8、9、10は保護 者の承諾書を添えて提出すること。