情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。
生徒心得
この生徒心得は上士幌高等学校の生徒としての誇りを持ち、良き校風を創造するため自覚と責任を持って秩序ある生活を送るための心得である。
I 校内生活
(礼儀について)
1. 校友、学校職員、来客に対し、あいさつをする。
2. 校長室、職員室、事務室など教職員のいる部屋へ入る時は、オーバー、コート類を脱ぎノックと礼をする。
3. 言葉遣いを正しくするとともに高校生として自分の言動には責任を持つ。
4. 授業、集会などでは所定の方法で礼を行う。
(服装等について)
1.服装は人格を表現するものであるから常に高校生らしくする。
2. 制服については以下の事項を守らなければならない。
ア 制服は本校の指定したものとし、登下校時、授業時等正しく着用しなければならない。
イ 略装については指定されたもののみ認める。その他の略装は原則として認めな
いが、特別な場合は事前に担任に申し出て許可を得なければならない。この際、略装は指定ジャージとする。
ウ 制服の上にコート、ジャンバー類を着用することは、登下校時以外は認めない。体調不良など特別な場合は学級担任に申し出て許可を得、各授業においては教科担任にその旨を伝えるものとする。
工 その他詳細は、制服に関する細則に基づくものとする。
3. 上靴は本校指定のものを正しく着用する。外靴は特に指定はしないが高校生らしいものとする。
4. 頭髪はツーブロック、パーマ、染髪、脱色など特殊な加工をせず、高校生らしい清潔なものとする。
5. 化粧、マニキュア、装身具等は厳禁とする。
(登下校・出欠席について)
1. 登校は 8時 30分までとする。
2. 下校は、原則として、 16時 50分までとする。
3. 欠席する場合は、保護者がすみやかに学校に連絡する。
4. 早退する場合は、早退届けを学級担任に提出し、許可を得なければならない。
5. 登校時刻に遅刻した場合は、職員室で入室届をもらい、学級担任に提出しなければならない。また、授業に遅刻した場合も同様の手続き後、教室では教科担任に理由を述べて入室届を提出しなければならない。
6. 登校後は、下校時まで外出してはいけない。ただし、やむを得ず外出する場合は、外出届を学級担任に提出して許可を得なければならない。
(文書配布、掲示、集会等について)
1. 校内における文書の配布、掲示および集会の場合は、所定の手続きを経て、担当教員を通じて許可を得なければならない。
2. 集会の場合には、必ず担当教員がつくものとする。
(施設、設備の利用について)
1. 本校の施設、設備は大切に扱い、万一破損した場合は、学級担任または担当教員に必ず申し出なければならない。
2. 臨時に施設、設備を利用する場合は、所定の手続きを経て許可を得なければならない。
3. 下校時刻及び休業日、日曜日、祝日等において、本校の施設、設備を利用する必要が生じた場合は、所定の手続き(原則として前日まで)を経て許可を得なければならない。また、休業日、日曜日、祝日に登校した時は、関係職員の指示に従わなければならない。
(所持品について)
1.身分証明書及び生徒手帳を常に携行するものとする。
2. 貴重品や学習に不必要なものは持参しない。
3. 金銭の所持、管理については十分注意をする。
4. 遣失物、拾得物は、速やかに係の教員に届け出るものとする。
(HR活動について)
1. HRはクラス集団として互いに協力し、・友情を深める場である。 HR活動には積極的に参加しなければならない。
2. HRにはHR役員及び日直をおき、学校生活をより良く過ごせるために役割に応じた任務を果たさなければならない。
3. 日直の仕事は以下のとおりとする。
ア 授業終了後は、黒板をきれいに拭き、次の授業に備える。
イ 学級日誌を記録する。
ウ 教室を常に清潔にし、学習環境の整備を行う。
エ その他、 HRで必要とされる仕事を行う。
II 校外生活
(外出について)
1. 外出する際は行き先を明確にし、夜間外出する場合も 22時までに帰宅しなければならない。
(出入り禁止の場所について)
1. パチンコ店などの遊技場、成人向け映画館及び主として酒類を提供する店等、高校生としてふさわしくない場所、または法律・条令により学生または 18歳未満の者の出入りの禁止されている場所へは保護者同伴でも出入りを禁止する。
(旅行、キャンプ等)
1. 旅行、キャンプ、登山などの野外活動については保護者の許可を条件とし、計画表を付して所定の届出を行い、許可を得なければならない。なお、冬山登山は禁止する。
(対外行事への個人参加について)
1. 個人による学校外のスポーツ大会、文化的行事等、外部団体の活動に参加する場合、並びに外部団体に所属する場合、所定の手続きを経て許可を得なければならない。ただし、学業に支障をきたすものや高校生として望ましくないと思われるものについては許可しない。
(アルバイトについて)
アルバイトは許可制とする。アルバイトを行う場合は、 「アルバイト許可願い」を提出し、学校長の許可を得ること。願い出用紙は、本校のアルバイト規程を保護者と事業所責任者が了承し、必要事項を記入の上、提出すること。
1. アルバイト許可基準
ア 理由が考慮すべき経済的な事情(学費・進学費・免許取得費の工面等)であること
イ アルバイト規程を守ること
ウ 評価・評定・仮評定 (3学年のみ)で「 1」を有していないこと
エ 欠課時数が標準時数 1割(総学含む、公欠除く)に達した科目を有していなこと
オ校則を遵守していること
カ アルバイトの内容が次の事項に該当しないこと(禁止事項)
1 1年生の前期終了までのアルバイト
2 午後 9時以降のアルバイト
3 定期考査 1週間前とその期間中のアルバイト
4 酒類を主とした飲食店でのアルバイト(「居酒屋」として分類される店舗、スナックなど)
5 危険を伴うアルバイト(工事現場など)
6 自動車・ニ輪車等を使用してのアルバイト
7 風紀上好ましくないアルバイト
8 アルバイトの掛け持ち
キ 3年生の進路決定済みの生徒については、以下に留意すること
1就職内定者の研修に関わるアルバイトについては、禁止事項を除き、本規程を適用せず、就職活動の一環として取り扱う。 (※進路指導部の管轄となる)
2家庭学習期間 (2月)であっても、日中 (~15:15) のアルバイトは禁止する
ク 理由が考慮すべき特別なものと判断された場合、部活動単位でのアルバイトを認める。但し、上記のアルバイト許可基準を満たしている者のみとする(全体審議)
2. 手続きについて
特別な事情によりアルバイトを希望する場合は、本人、保護者が担任と面談を行った上で、学年部会で審議をし、アルバイト許可願い(第 1号)を担任に提出する。生徒指導部会で審議をし、後、職員会議で審議を行う。生徒指導部担当者から仮許可を得る。仮許可証の発行後、保護者及び事業所責任者が本校のアルバイト規程を了承したアルバイト許可願い(第 2号)を担任に提出し、正式な学校長の許可を得る。
3. アルバイトの停止及び許可取り消しについて
ア 次の場合はアルバイトを停止とする
1 評価・評定・仮評定 (3学年のみ)で「 1」を有した場合
※成績会議等で解消を確認するまで停止
2 欠課時数が標準時数 1割(総学含む、公欠除く)に達した科目が 1科目以上となった場合
イ 次の場合、年度内の一切のアルバイトを認めない
アルバイトに関する指導(禁止事項に関わるアルバイト)を受け、許可取り消しを命じられた場合
ウ アルバイト停止または許可を取り消した場合、保護者及び事業所にアルバイトの停止、または、許可取り消しについて記した文書を送付する(本人持参も可)
エ アルバイト停止または許可を取り消した場合、事実発生から 2週間以内にアルバイトを辞めなければならない
4. 罰則について
無断アルバイトなど本規程違反を行った場合は特別指導の対象とし、アルバイトを辞めなければならない (3- (2) 参照)。また、年度内の一切のアルバイトを認めない。
(交通安全について)
1. 本校生徒は常に道路交通法を遵守し、交通安全の意識をもち事故のないよう心がける。
(自転車通学について)
1. 自転車通学は届出制とし、各学年のはじめ (4月中の所定の期間)に届出を行い、自転車通学シールを自転車の指定された場所に貼付しなければならない。
2. 自転車は常に整備し、不良個所の無いようにする。
3. 自転車は自転車置き場に整然と並べる。
4. 冬期間(学校が指定した期間)の自転車通学は禁止する。
(運転免許の取得について)
1. 前途有望な青年に関わる悲惨な交通事故が多発している現状を踏まえ、生徒、保護者、学校が一体となり交通安全活動を推進し、交通事故防止の徹底を図るために以下を徹底する。
2. 運転免許の取得は、許可制とする。ただし、自動二輪免許と原付免許の取得は、禁止とする。
3. 運転免許取得を希望する者は、保護者と十分に協議した上で所定の手続き後、学校と保護者が十分協議してその許可を得るものとする。
4. 運転免許取得の条件は以下のとおりとする。
ア 進路が決定している。 2月の家庭学習期間以降は、就職希望者に関してのみ進路が未決定な者でも、審議の結果、教習を認めることはあり得る。
イ 後期中間考査後の成績会議において仮評定 1がない。欠時数オーバーしている科目がない。
ウ 通学期間は後期中間考査後の成績会議の翌々日からとする。ただし、その日が土、日の場合は月曜日からとする。
エ 仮免・本免の検定については、冬季休業中及び家庭学習期間に受検すること。
オ 通学できる学校は本校の指定する自動車学校とする。
カ 保護者が本校で実施する運転免許取得に関する説明会に出席すること。
キ 生活態度や学習態度が良好で、成績不振でないこと。
ク 高校生として良識ある態度で通学すること。
III その他の事項
1.法律及び北海道青少年保護育成条例に定められている事項を厳守し、特に飲酒、喫煙及び賭事は厳に慎まなければならない。
2.外来者を校内に伴う場合は、学校の許可を得なければならない。
3. 外部からの電話などの取次ぎは原則として行わない。止むを得ない場合のみ身内からの連絡は取り次ぐものとする。
制服に関する細則
I 男子の制服
1. 男子制服の正装は、次のとおりとする。
ア 上着は指定シングル前 2ボタンブレザー、センターベンツ、及び袖 2ボタンとする。ボタンは指定ボタンとする。個人ネーム入り。学校オリジナルエンブレム付き。
イ スラックスは指定ワンタックスラックスとする。個人ネーム入り。
ウ 長袖シャツは指定長袖シャツとする。胸に学校オリジナルマーク入り。
工 学校が指定する日以外の長袖シャツについては、白色、無地、レギュラーカラーシャツの着用を許可する。
オネクタイは指定ネクタイとする。
2. 男子制服の夏服は、次のとおりとする。
ア ブレザーの着用は強制しない。
イ ネクタイの着用は強制しない。
ウ ワイシャツの第ーボタンを留めることは強制しない。ただし、ネクタイを着用する場合は必ず留めなければならない。
工 半袖シャツについては、白色、無地、レギュラーカラーシャツとする。
3. ニットベスト・セーターの着用については、次のとおりとする。
ア ニットベストは指定のニッドベストとする。胸に学校オリジナルマーク入り。
イ セーターは指定のセーターとする。胸に学校オリジナルマーク入り。
ウ セーターについては、学校が定める冬季の一定期間の着用を許可する。
II女子の制服
1. 女子制服の正装は、次のとおりとする。
ア 上着は指定シングル前 2ボタンブレザー、センターベンツ、及び袖 2ボタンとする。ボタンは指定ボタンとする。個人ネーム入り。学校オリジナルエンブレム付き
イ スカートは指定 18本車ヒダスカート、オリジナルチェック柄飾りベルト付き。個人ネーム入り。丈は膝頭にかかることとする。
ウ スラックスは指定スラックスダーツとする。個人ネーム入り。学校が指定する日以外については着用を認める。
エ 長袖ブラウスは指定長袖ブラウスとする。胸に学校オリジナルマーク入り。
オ 学校が指定する日以外の長袖ブラウスについては、白色く無地、レギュラーカラーシャツの着用を許可する。
カ ニットベストは指定のニットベストとする。胸に学校オリジナルマーク入り。
キ 女子のニットベストについては、必ず着用とする。
ク セーターは指定のセーターのみとする。胸に学校オリジナルマーク入り。
ケ セーターについては、学校が定める冬季の一定期間ニットベストに代えてセーターの着用を許可する。
コ リボンはワンタッチ式指定リボンとする。
サ 靴下は紺色のハイソックスとする。柄は無地とするがワンポイントのみ可とする。
シ 防寒のためのストッキング、タイツの着用を認める。色はプラックかベージュとする。
2. 女子制服の夏服は、次のとおりとする。
ア ブレザーの着用は強制しない。
イ リボンの着用は強制しない。
ウ ニットベストについては、必ず着用する。
エ ブラウスの第ーボタンを留めることは強制しない。ただし、リボンを着用する場合は必ず留めなければならない。
オ 半袖ブラウスについては、白色、無地、レギュラーカラーブラウスとする。