情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。
生活の心得
美唄聖華高校の基本方針は、信頼される看護師、医療人としての資質を養うことです。本校では
単に国家資格を取得することが目的ではなく、生涯に渡っての社会生活、医療現場での働く姿勢を
見据え、基本的生活習慣の確立から、校則(法令)の遵守、規範意識、倫理観、自律心、豊かな人
閻性を育てることにあります。
以下は始まりにあたり、校則について主な内容を中心に、お知らせいたします。
〈生徒向け心得(校則)からの抜粋〉(生徒用~衛生看護科・専攻科共通)
基本的者え方
(1)本校のルールに則り、学校生活の規範と秩序を確立するとともに社会規範を遵守する。
(2)あくまで学校生活、学習活動が最優先するという原則を理解した生活を送る。
(3) いたすらに流行に影響されま節度ある「言葉」「態度」「礼儀」を大切にする。
(4)社会性、倫理観を身に付けながら看護師としての基本資質を磨く。
1 制服
制服は学校のユニフォームです。個人の所有でありながら、所属集団のジンボルとして学校
に帰属します。着崩したり改造することは認められません。
校外においてもミニスカートにしたり、善崩すことは学校の昴位を下げ生徒、学校評価に影
響します。他校はどうあれ、どこであれ、清楚を旨として清潔感をもって着ることが聖華生と
してのプライドです。
1女子
ア)衛生看護科、専攻科看護科ともに指定の制服とし、登下校、授業時に常時着用する。
イ)スカート丈は膝頭下(皿の下限)ラインを規準とする。
ウ)ブラウスは白とする。開襟ブラウスは不可とする。
2男子
ア)衛生看護科、専攻科看護科ともに指定の制服とする。
イ) Yシャツは白とする。開襟ジャツは不可とする。
ウ)靴下は制服との調和を考え華美にならないこと。
3その他
ア)専攻科については本校指定のカーディガンを認めるが購入は任意である。本科は禁止。
イ)衛生看護科の靴下は紺のハイソックスを正式とする。
ウ)儀式では女子はスカートで統一する。
エ)各科、男女ともに夏季は半袖 Yシャツ、ブラウスの善用を認める。
オ)専攻科の夏季ブラウスは本校指定のものとする。
カ)ストッキングを着用する場合は、黒色か紺色とする。(網タイツ等華美な物は不可)
キ)上靴は本校指定のものとする。
ク)通学用外靴は色、デザイン等華美にならす通学に相応しいものとする。
※ピンヒール、ヒールの高い物(上限4cmまで)、ミュール類等は不可。
ケ)改造や成長等により、制服のサイズが基準外となった場合、直ちに基準内になおすこと。
コ)ベルトは制服との調和を考え華美にならないこと。(色は黒、茶、紺)
※飾りとしての金属類が付いているものは不可。
2 頭髪・身だしなみ
本校では、いたすらに流行を追い、髪やファッション等に必要以上にお金や時間を費やすの
ではなく、自己を内面から磨き、情操を育て豊かな人間性を持つ看護職者の土台を築きたいと
考えています。その為にも、目先の欲求に左右されることなく、いまやるべきことの優先順位
を判断し、自己制御力を身につけなければなりません。
ア)染色、脱色、パーマ等地毛を加工することを禁止する。ドライヤーやアイロン、コテ等に
より変色しすぎた場合も黒く染め直す。また必要以上に変形させた髪型も認められない。
※変色は美容室で直すことを基本とする。
イ)装飾品は禁止とする。(指輪、ピアス、ネックレス、ストーンブレス、ミサンガ等)
ウ)化粧は禁止する。(香水も含む)
エ)授業時はマフラー、オーバー類、膝掛けは使用しない。※体調不良時は申し出る。
3 携帯電話
1使用出来る時間帯
ア)登校後 8時 30分までの時間帯。
イ)昼休み時間帯。(予鈴まで)
ウ)帰りの SHR以後。
2使用方法
ア)使用時間以外は電源を切ってカバンに入れておく。(授業中や 10分休みなど)
イ)歩きながらの使用、自転車走行中の使用などマナーと安全面から禁止する。
ウ)連絡・通信手段とする。 ※テレビ、ゲーム、ラジカセ、マンガ等学校生活に不要な物は持ち込まない。
エ)使用基準に反する場合は没収することもある。
4 校外生活
1外出・下宿生活等
ア)いかなる時も聖華生としての品位を保ち、公共の場、交通機関では公衆道徳やマナーから
逸脱する言動は厳に慎むこと。
イ)下宿、間1昔り先の友人宅に宿泊することは禁止し、むやみに集まることも厳に慎む。
2交通安全
ア)自転車通学生、自転車を所有する寮生については本校自転車ステッカー貼付と防犯登録を
条件とする。
イ)自動車免許取得は専攻科 1年実習終了後に手続きを経て許可。ただし運転は事故防止のた
め、保護者か家族同乗とする。
ウ)登下校等の送迎時に家族、親族以外の車に同乗することは不可とする。
Rアルバイトに関して
アルバイトは禁止です。特別に事情があると認められた場合に限り、審議の上許可となりま
すが、家庭の経済状況などいくつかの条件があります。
長期休業中は柔軟に扱いますが、学習面、生活面の状況を判断して許可制であることに変わ
りはありません。原則、申請があれば許可します。
アルバイトは「社会勉強」という者え方もありますが、本校の教育課程は 5年間に凝縮され
ており看護教科、現場実習を中心として質量ともに極めて内容が多く、日々の学習活動にも追
われる毎日となっています。
また長い目で見て、この高校時期にこそ身につける学力、体力、仲間意識、感受性等があり、
そのために、学校生活に全力を傾注できる環境を整えたいと考えています。
進路実現で求められる人材とは、アルバイト体験の多さではなく、充実した高校生活の中で
何を学んだのか、どのような力を身に付けたのかが重要なのは明らかです。
ア)アルバイトは禁止とする。
イ)特別な事情があると認められた場合に限り、学校で審議の上許可をする。
ウ)酒類を扱う業務、風俗営業業務、宿泊を伴う業務、危険を伴うなど学校が不適当と判断し
た業務は禁止する。
エ)長期休業中のアルバイトに関しては、担任、生徒指導部において検討した上で許可する。
オ)アルバイト申請は学習面および生活面で問題がある場合は許可されない。また許可された
場合も学習、生活等で問題が場合には中止もある。
5 飲酒・喫煙に関して
本校では飲酒、喫煙に関しては未成年者は勿論ですが、専攻科についても在学中は認めないことを学校方針としています。
16歳から 20歳までの高校生が同じ環境で教育活動を行っている場で、 20歳の誕生日を迎えたものから順次、飲酒、喫煙が自由になっていくのでは、生徒の大半が末成年である本校では、聖華高校全体としての規律、秩序の維持が難しく、生徒個々としても学校としても、教育活動の妨げとなります。
また医療の道を目指す者、自ら健康教育を実践する必要性もあります。従って専攻科を修了するまでは本校の校則を遵守し、 20歳でも校則違反のあった場合は特別指導の対象となります。本校の考え方を予めご了承の上、ご協力をお願いいたします。