長野県から交付された2022年度の校則を掲載しています。
令和4年度 生活指導方針
1 指導方針
生徒が主体的・積極的に学習活動に取り組む中で、自ら考え、自ら行動を律することのできる能力を培う指導を目指します。
(1)「生徒心得」に定められた事項をよく理解し、これに則り進んで高校生活に取り組む生徒の育成。
(2)生徒会活動・クラブ活動・ホームルーム活動・学校行事などの諸活動に率先して取り組み、自らの個性を磨き能力を高めるために、真剣に努力する生徒の育成。
(3)授業を大切にし、家庭における学習習慣を確立して、自己実現のために努力する生徒の育成。
2 重点課題
(1)生活全般についてのきめ細やかな指導
1基本的生活習慣の確立。
2交通安全指導の充実と免許取得に関する指導の徹底。
3スマートフォン等使用時のルール・マナーの徹底。
4頭髪・化粧・ピアス・上下履きの区別・無断外出などに対する指導の徹底。
5アルバイトは原則禁止であるという指導の徹底。
本年度は特に自転車事故等の交通事故を減らすことやスマホの適切な使用を2本柱に据えて重点を置きたい。
(2)校内関係機関との連携充実
1不登校生徒の指導方法についての連携。
3 今後の課題
(1)佐久平駅周辺の発展に伴い、本校をとりまく状況も大きく変化しています。こうした中、薬物誘惑、情報モラルやトラブルの問題等に生徒が巻き込まれる危険性も懸念されます。これらの課題は家庭、地域などと十分に連携を取り、予防に重点を置いた対応を考えていく必要があります。
(2)不登校生徒が増加傾向にあり、中学及び関係機関との連携をはかるとともに具体的対策を検討する必要があります。
問題行動に対する反省指導及び懲戒処分について
豊かで充実した学校生活を送るため、必要最小限のことを定めているのが校則です。校則の根本にある考え方は、円滑に気持ちよく学習に取り組むこと、他人に迷惑をかけないことです。家庭のご理解、ご協力をお願いします。
1 反省指導について
本校では、下記のような問題行動を起こした生徒に対して反省指導を行います。
学校長または生徒指導係・本校職員等による訓話の他、一定の期間、学校(場合によっては家庭)での反省を促す指導であり、反省不十分の場合、あるいは重ねて問題行動を起こした場合には、反省期間が長期になることもあります。なお、原則として反省指導にともなう授業欠席は『欠課』として扱いません。
(1)交通関係に関する問題行動
◇免許無断取得等校内の交通規則違反
※本校は二年次以降、通学のためにやむを得ない場合は、原動機付自転車に限り、許可制で免許取得が出来る。
(許可地域指定有り)
◇無免許運転や危険な行為等交通法規違反
(2)学校生活に関する問題行動
◇頭髪・化粧・ピアス等の校則違反◇授業妨害など学校の正常な教育活動を妨げる行為
◇試験中の不正行為(スマホは電源を切りカバンに入れる。不正行為があった場合それ以降は0点扱い反省指導)◇器物破壊◇いじめ・暴力・威圧・金銭強要等◇その他問題と思われる行動
(3)社会生活に関する問題行動
◇喫煙◇飲酒◇不正乗車◇万引等の窃盗
◇パチンコ等、高校生は立入禁止となっている遊技場への入場
◇危険ドラック・シンナー等の薬物使用◇その他の反社会的行為
2 懲戒処分について
(1)停学処分
問題行動を起こした生徒が、学校の反省指導に従わない、あるいは学校が必要と判断した場合には、停学処分を行う場合があります。
(2)退学処分
問題行動を繰り返す、度重なる学校の指導に従わない、あるいは極めて重大な問題行動(覚醒剤等の薬物使用、重大な暴力行為等の反社会的行為)を起こすなど、本校における学校生活の継続が限界に達したと判断した場合には、退学勧奨をします。(この場合、自主退学または可能な場合には転学していただきます。)
しかし、ご理解を得られない時には、止むを得ず退学処分を行うことがあります。
※以上の懲戒処分については、事実確認と生徒、保護者の意見聴取を十分に行い、慎重な協議をもって行うものです。
生活指導上の注意事項
1 交通関係について
(1)運転免許取得について
12年次以降、通学のためにやむを得ない場合は、原動機付自転車に限り、許可制で免許取得が出来る。
(許可地域指定有り)
2自動二輪免許の取得は許可しない。
3普通免許取得については、3年次10月以降進路が決定した者から許可する。
4免許取得については、学校生活に支障のないように取得すること。
(2)バイク通学を許可する範囲と条件
1原則として自宅が最寄りのJR駅まで4km以上ある場合は、その駅まで許可する。
2鉄道の利用が不可能で、自宅が学校より6km以上25km以下の場合は学校まで許可する。
(3)自転車について
・通学使用有無に関わらず、使用する者は必ず保険に加入すること。
(2019年長野県条例により義務付けになりました。ご家庭で加入の確認をお願いします。保険は学校でも紹介します。)
(4)自転車通学について
1所定の通学許可願を提出する
2学校指定のステッカーを所定の位置に貼っておくこと。
3所定の駐輪場に置き、施錠を怠らないこと。
2 アルバイトについて
1原則禁止とする。やむを得ない事情により希望する者は担任に申し出てください。協議の上決定します。
3 その他の問題行動について
1『頭髪・服装の乱れ』は問題行動の危険信号だといわれます。本校では服装は自由ですが、頭髪の染色・脱色、ピアス等の着用については、担任をはじめ学校で厳しく指導しております。ご家庭でも登校時の身なりをチェックしていただきご指導をお願いします。
2生徒手帳の『生徒心得』もご覧ください。
※生活指導上問題がありましたら、担任にご相談ください。また、学校と連絡を密にして問題行動を未然に防ぐことが出来ますよう、ご協力をお願いいたします。