情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。
生徒心得
明るく秩序ある学校をつくり堅実な校風を樹立するため、勝田高校生としての自覚と誇りをもち、下記の心得を守り、人格識見ともに豊かな人間としての完成をめざして努力しよう。
勉学
高校の勉学は中学校にくらべ質量ともに高くなってくるので、毎日計画的に予習復習することが大切である。学習に興味を失うようになると、学校生活が苦痛になり非行に走りがちになる。充実した高校生活を送るためには、まず意欲をもって自発的に学習に精進することが大切である。不得意な教科・科目があるなら、どうして不得意になったかを謙虚に反省してみよう。学習することは、「古来人間にとって固有の本能である」と言っても良い。いろいろな雑念を払って学習に励むとき、そこに興味をひき好奇心をそそる何ものかが発見できるであろう。現代社会の中にあって、高校程度の学習は欠くことのできないものである。学習上いくつかの留意点を述べてみる。
(1) 各教科の目標や構成をよく考える。
(2) 勉強法や参考書などは、自己の能力や将来の目標にあっているか、また自分に適しているかどうか先生や友人たちの意見を聞く。
(3) 予習を中心とした学習を計画的にする。
(4) 各種のテストに一喜一憂することなく、自己の実力向上と学習法について反省する絶好の機会であることを考える。
(5) 学習には享楽的で安易な気分を排除して専念する。
(6) 高校生は人格の基礎作りの時代であるので、偏った見方をしたり、宣伝に躍らされて軽率な行動をしたりして、若いエネルギーを浪費することがないように自重する。
心身の健康
高校生は雑草のように根強く、また大木の如くたくましく成長するため、また悔いることの無いよう積極的に心身の鍛練に励むことが大切である。
(1) 節度ある日常生活は身体を健康にし、安定した精神生活を送る基礎である。特に飲食・勉学・運動・睡眠・起床などに留意する。
(2) 悩みのあるときは先生に相談し一刻も早く解消するように努め、おおらかな気持ちで生活するようにする。
(3) 自己の体力に応じて進んでスポーツに参加しよう。スポーツは心身を健康にする積極的な鍛錬法である。従ってスポーツに参加するときは、準備運動や整理運動を忘れず規則正しく行動して十分効果の上がるようにする。
(4) 日常における行動は慎重にし、かりそめにも身体に障害を受けることの無いようにする。特に登山・スキー・水泳などにおいては指導者を選び、周到な計画のもとに細心の注意をはらって実施する。
礼儀作法
(1) 人間関係を円滑にし、社会生活を明るくするものは礼儀作法である。
(2) 常に謙虚な態度で人に接し、かりそめにも他人に迷惑をかけることのないように注意する。
(3) 教師・来客・年長者に会ったときは、ていねいに会釈し、相手に不快な感じを抱かせないようにする。
(4) 生徒はお互いに挨拶を交わし、親和に努める。
(5) 自分の名前を呼ばれたときは、はっきりとすぐ返事をする。
(6) 校長室・職員室・事務室などに入室するときは、ノックその他の方法で許可を受けてから入室し用件を述べる。
(7) 言葉遣いに注意し、不作法な言葉や行動を慎む。
保健衛生
(1) 公衆衛生を重んじ、保健衛生上の設備や計画には積極的に利用又は参加する。
(2) 定期の身体検査や健康診断は必ず受け、疾病があるときは早期に治療し、常に健康の保持に努める。
(3) 生徒及び家族が伝染病に罹った場合は、直ちに学校に連絡して指示をうける。
(4) 喫煙、飲酒及びシンナー・覚せい剤等の薬物の使用は厳禁する。
交友関係
(1) 友人は人生の伴侶であるから、その選択にはよく注意し、協力してお互いの人格の向上を図り、誤った行為をしないようにする。
(2) 金銭や物品の借り貸しは、真の友情を損なうことになりがちであるから避けるように心がける。
(3) 各自が自覚し、自主的に規則を守り、責任ある規則正しい行動をとり、秩序ある学校生活を送ること。
(4) 異性との交際は特に節度を守り、明朗・清純な態度でお互いに敬愛し、人格の向上に努めること。
校内生活
学校は“学びの場”である。身だしなみを整え、何事にも真摯に節度ある態度で臨もう。
(1) ホームルーム・部活動・生徒会活動などは積極的に参加し、その向上を図り、民主的運営方法について研究し修得する。
(2) 履き物・雨具類は各々所定の場所に整理しておくこと。
(3) 外出の際は必ずホームルーム担任の許可を受け、所定の外出許可証を所持すること。
(4) 常に放送や掲示物などの伝達事項に注意し、掲示類には無断で手を触れないこと。
(5) 放送器具・電話機あるいは特別室の諸設備などの公共物は、係職員の許可を受けてから責任をもって大切に使用すること。
(6) 所持品は全て質素にし、必ず記名し、紛失しないように注意すること。
(7) 不必要な金銭や物品は持参しないようにし、もし所持する場合は盗難にかからぬよう配慮すること。体育の時間などには貴重品袋に入れ、当番がホームルーム担任に預けること。
(8) 各種の提出物、納入金などは必ず指定の期日までに納める。やむを得ず遅れる場合はあらかじめその理由を係の職員に届け出ること。
(9) 昼食は所定の時刻に各自教室でとり、廊下や部室その他の場所でとらないこと。
(10)教師の指導時以外は絶対に火気の使用を禁止する。
(11)集会や儀式の場合には静粛かつ敏速に行動すること。
(12)各種委員会及びホームルームなどの当番は、責任をもってその仕事を成し遂げること。
(13)校内の整理・環境の美化に努めること。また清掃終了後は担当者に報告すること。
(14)常に愛校心をもって物に接し、校内の建物その他の施設を破損しないこと。もし破損した場合は弁償の責をとること。
(15)各クラブ及び各部の部室の使用は部室使用規定によるものとする。
(16)定められた時刻までに下校する。それ以後やむを得ず校内に残る者は、必ず担当職員の許可を受け、用事終了後は直ちにその旨連絡してから下校すること。
校外生活
本校生徒にふさわしい品位ある行動をとり、学校や全生徒の名誉を汚さないようにしよう。
(1) 交通法規や交通道徳を遵守して事故から身を守ることはもちろんであるが、軽率な行動から他人に災害を与えることの絶対にないよう厳重に注意すること。
(2) 外出する場合には、行く先、目的及び帰宅時間を明らかにして必ず保護者の許可を受けること。なお単独又は生徒同士での夜間の外出は避けること。
(3) 常に規則正しい生活をし、夜更かし、暴飲、暴食をしないようにすること。
(4) 高校生にふさわしくない飲食店・娯楽施設などには絶対に入らないようにすること。
(5) 許可無くして、みだりに校外の集会、クラブ、団体等に加入しないこと。
(6) 会合のため教室を使用したいときは学校の許可を得て使用すること。
(7) アルバイトは行なわないことを原則とするが、家庭の事情でやむを得ない場合は、保護者が担任を通して学校に届け出る。
(8) 旅行、登山、キャンプ、スキーなどを実施する場合には、日帰り宿泊を問わず、保護者連署の旅行届をホームルーム担任を通して提出する。
(9)学校の内外を問わず、暴力的・破壊的行為や社会秩序を乱す行為は禁止する。
(10)バイク、自動車などを通学に利用してはいけない。自動二輪、自動車の運転は禁止する。四輪免許取得のための教習所入校は3年次の12月1日以降とする。50cc のバイクも家庭にあって必要やむをえない場合を除き使用しないこと。免許取得にあたっては、休業日を当て、このために学校を欠席・遅刻・早退しない。また無免許運転をしたり軽率に同乗したりしてはならない。自転車の二人乗り、傘さし運転、並列運転及び夜間の無灯火運転は禁止する。
(11)自分又は学友に関係する事故が発生した場合は、適当な方法で、できるだけ速やかに学校へ連絡する。
(12)校内外を問わず、金品募集や物品、入場券などを販売するときには、事前にホームルーム担任に申し出て校長の許可を受ける。
出席規定
(1) 欠席の取り扱いについては次の各項による。
ア.原則として欠席当日以前にホームルーム担任に欠席届を提出して許可を受けること。
イ.当日やむを得ず欠席する場合は、保護者が学校に連絡すること。
ウ.病気による欠席が7日以上にわたるときは、医師の診断書を添付して、保護者連署の長期欠席届を提出しなければならない。
エ.受験等のため欠席しなければならないときはホームルーム担任にその理由を申し出て許可を受けること。
オ.病気その他の理由で長期にわたり欠席する場合は、保護者連署の長期欠席届に、診断書又は証明書を添付してホームルーム担任に提出すること。この場合断続して長期にわたる欠席も含む。
(2) 遅刻・早退
ア.遅刻する場合も事前に担任に遅刻届を提出し許可を受けること。やむを得ず遅刻する場合は、保護者が学校に連絡する。その場合も必ず遅刻届を提出する。
イ.早退をする場合は必ずホームルーム担任に申し出て許可を受けるとともに、所定の早退届を提出すること。
(3) 授業の途中で入室した場合は(2)の心得に従うとともに、以下のような取扱を受けるので、特に注意をすること。
ア.毎授業時において、始業後15分以内に入室したものはその時間が遅刻となる。
イ.始業後15分を越えて入室したものはその時間が欠課となる。
(4) 忌引
忌引は規則によって、次のように日数を定める。
父母 | 祖父母 | 兄弟姉妹 | 伯叔父母・曾祖父母 | |
血族 | 7日 | 3日 | 3日 | 1日 |
姻族 | 7日 | 1日 | 1日 | 1日 |
備考 生計を共にする姻族の場合は、血族に準ずる。葬祭のため遠隔の地におもむく必要がある場合には、実際に要した往復日数を加算することができる。
服装
(1) 登校、下校の時は必ず本校の規定によって定められた服装とする。但し、やむをえない事情のため他のものを使用するときは異装届をホームルーム担任に提出して許可を受ける。
(2) 原則として6月1日から9月 30 日までを夏服着用期間とする。
(3) 体育実技、実験実習及びクラブ活動を行う場合等はそれぞれの授業等で定める服装とする。
服装規定
男子 | 女子 | |
冬服 | 1 ブレザー・スラックス 本校制服を着用する。 2 ワイシャツ 色は白で無地とする。 3 ネクタイ 本校指定のものを常時着用する。 4 ベスト・セーター 寒暖に合わせ、本校指定のニット・ベスト・セーターを着用しても良い。 | 1 ブレザー・スカート(スラックス) 本校制服を着用する。 ※スカート丈は膝に触れる程度とする。 2 ワイシャツ 色は白で無地とする。 3 ネクタイ 本校指定のものを常時着用する。 (本校指定のリボンを着用してもよい。ただし、儀式のときはネクタイの着用とする。) 4 ベスト・セーター 寒暖に合わせ、本校指定のニットベスト・セーターを着用してもよい。 |
夏服 | 1 スラックス 本校制服を着用する。 2 ワイシャツ 色は白で無地とする。 3 ネクタイ 本校指定のもの。着用・不着用は 自由とする。 4 ベスト・セーター 寒暖に合わせ、本校指定のニット・ベスト・セーターを着用してもよい。 | 1 ニットベスト・スカート(スラックス) 本校制服を着用する。寒暖に合わせ、本校指定のニットセーターを着用してもよい。 ※スカート丈は膝に触れる程度とする。 2 ワイシャツ 色は白で無地とする。 3 ネクタイ 本校指定のもの。着用不着用は自由とする。 |
オーバーコート類
(1) 高校生にふさわしいものを着用し、華美なものはさける。
(2) 着用は登下校時を原則とする。
制服仕様
男子冬服
(1) ブレザー
3つ釦シングルジャケット
品質:毛-40% ポリエステル-60%
カラー:勝田高等学校指定による(オリーブ)
胸:箱ポケット 刺繍入り(Katsuta)
ステッチ:端ステッチ
袖口:2つ釦
後ろ:センターベント
釦:勝田高等学校オリジナル釦
(2) スラックス
ツータックスラックス
品質:毛-30% ポリエステル-70%
カラー:勝田高等学校指定による(グレー・オリジナルパターン)
両脇:縦ポケット
後ろ:ピスポケット
裾仕様:シングル仕上げ
男子夏服
(1) スラックス
ツータック サマースラックス 形式は冬服に同じ。
女子冬服
(1) ブレザー
3つ釦シングルジャケット
品質:毛-40% ポリエステル-60%
カラー:勝田高等学校指定による(オリーブ)
胸:箱ポケット 刺繍入り(Katsuta)
ステッチ:端ステッチ
袖口:2つ釦
後ろ:センターベント
釦:勝田高等学校オリジナル釦
(2) スカート
20 本車ひだスカート
品質:毛-50% ポリエステル-50%
カラー:勝田高等学校指定による(タータンチェック・オリジナルパターン)
ウエスト:ベルト切り替え仕様
プリーツ:20 本車ひだ
脇:ポケット付き左脇ファスナー
(3) スラックス
ノータックスラックス
品質:毛-30% ポリエステル-70%
カラー:勝田高等学校指定による(グレー・オリジナルパターン)
両脇:縦ポケット
後ろ:ピスポケット
裾仕様:シングル仕上げ
女子夏服
(1) ニットベスト
品質:アクリル-70% 綿-30% 抗ピル糸仕様 マシンウォッシャブル
カラー:紺 刺繍入り(K)
(2) スカート
20 本車ひだ サマースカート
品質:毛-30% ポリエステル-70%
型式は冬服に同じ。
(3) スラックス
ノータック サマースラックス 形式は冬服に同じ。
男子・女子冬服
(1)セーター
品質:アクリル-70% 綿-30% 抗ピル糸仕様、マシンウォッシャブル
カラー:紺 刺繍入り(K)
男子夏季オプション
(1)ニットベスト
品質:アクリル-70% 綿-30% 抗ピル糸仕様、マシンウォッシャブル
カラー:紺 刺繍入り(K)