情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。
生徒心得
福島県立遠野高等学校
令和 2年 8月改正
☆ 校訓「努カ・自立」
★ 努力目標
(1) きまりや道徳を守り、規則正しい生活を送ることができる。
(2) 自ら何をなすべきかを考え、実行に移すことができる。
(3) 集団の一員として、互いの個性を尊重することができる。
1 学習
(1) 学習は、学んで生活力を蓄え幸せになるために是非とも必要である。従って学習は生徒の義務であり権利である。その義務と権利は授業の中で追求される。
(2) 授業では、各人の学習権(幸せになる権利)を尊重し合い、厳正に義務を果たさなければならない。そのために教師の指導・指示を遵守すること。
2 礼儀
(1) 言葉づかい・行動は節度をもって行い、粗野な言動を慎むこと。
(2) 礼儀正しく、高校生らしいエチケットを失わないように心がけること。
3 服装
(1) 服装は清潔で質素を旨とし、華美・粗野な物は避け、正しく着用し、常に高校生らしく品位を保つよう心がけること。
(2) 通学の際は制服を着用し、鞄を携行すること。
※ノーカバンは、放課後に奉仕作業・反省文等による指導を行い、反省を促す。違反制服は、H R担任預かりとする。
(3) 正規の服装については、次の通りとする。その他学校より指示されたとおり行うこと。
1 制服
ア 男女とも本校指定のものを着用する。
※ワイシャツの下にTシャツを着用する場合には、白色・無地の物とする。
イ 男子のベルトは幅 2~4cmのものを必ず着用し、色は黒・茶・紺の単色とする
(なお、つりバンドは不可)。
ウ 夏季制服は、 6月 1日より 9月 30日までとする。男子はネクタイを着用しない。女子はリボンを着用する。気温の低い場合等は、冬季制服の着用を可とする。
工 寒さをしのぐため、年間を通してセーターの着用を可とする。ただし、着用にあたっては次の内容を厳守すること。 (カーディガンは不可)
・ 色は、黒・茶・紺・グレーのいずれかで無地とする。
・ V型の襟で薄手のものとする。
・ 丈はブレザーの裾程度とする。
・ 必ず担任の許可を受けたものを着用する。
オ 男子の靴下は、単色の物とする(色は黒・紺・グレー・白)。極端に丈の長い物(膝を超える物)や短い物(くるぶしが完全に隠れない物)は禁止とする。
力 女子のストッキングは黒またはベージュ系の物とし、織り柄のついた物は禁止とする。靴下着用の場合は白・黒・紺の物とする。極端に丈の長い物(膝を超える物)や短い物(くるぶしが完全に隠れない物)は禁止とする。また、レッグウォーマーの着用も禁止する。
キ 式典・入学式・卒業式・始業式・終業式・離任式は正装(男子は冬服のみ学校指定のネクタイを着用し、夏服はネクタイの着用をしない。女子は夏季のみリボン着用。靴下は男女とも黒。女子の靴下の丈はふくらはぎから膝の間)とし、その他の授業日等は略装を認
める。ただし、男子のネクタイの乱れた着用や女子スカートの下のジャージの着用は禁止する。
2 オーバー・コート類
男女とも落ち着いた色(黒・紺・茶等)で、華美でない物とする。革ジャン・G ジャン・パーカーの使用は認めない。マフラー類はコートの内に着用すること。
3 装身具・化粧
装身具・化粧は厳禁。違反者はその場で改善させ、用具は HRTが預かる。
4 鞄
A4版が入ることが基準。学生カバン(人工皮革・ビニールも可)またはリュックサックとする。人工皮革・ビニール製とも白または黒を原則とし、大きさ・形が革製とほぼ同じ物。
リュックサックは通学用リュックを基本とし、色は黒・紺・茶とする。
5 通学用靴
黒・茶及びそれに近い色の革靴、または白を原則とした質素な運動靴とする。エナメル質の靴、ブーツ、ハイヒール、サンダルは禁止。
6 上履き
学校指定のサンダルとし、記名すること。
7頭髪
高校生らしい端正な髪型とする。脱色・染色・パーマ、付け毛(エクステンション)の装着、その他奇異の感を与えるものは禁止する。
8カラーコンタクトの装着は禁止する。
※ 頭髪・服装違反について、家庭において自発的に改善しようとしない生徒については護者召喚を行う。
4 風紀
(1) 交友は清潔明朗にする。特に男女交際は、互いに尊敬し合い、保護者や教師の理解と助言の下に明るく正しく行い、品位を損なうような言動を慎むこと。
(2) パチンコ店等に出入りしたり、飲酒・喫煙等の不法行為をしないこと。
(3) 校内で選挙運動等をしないこと。
(4) 学校の秩序を乱す行為、その他生徒としての本分にそむく不良行為は、学校の内外を問わず決して行わないこと(これらの不良行為に対しては、福島県立高等学校学則第 29条の規定によって懲戒を与えることがある)。
5 登校・下校
(1)朝の SHR開始(午前 8時 35分)までに登校すること。
(2) 登下校の途中は交通道徳を重んじ、安全に心がけること。
1 自転車通学 … 自転車通学届(学校指定用紙)をH R担任に提出すること。
2 バス通学 … 高校生としての品位を保ち乗車する。定期券の不正使用は絶対しないこと。
※定期券を不正使用した場合、特別な指導の対象とする。
6 校内生活
(1) 学校の建物・器具等すべて公共物は大切に取り扱うこと。
※ 建物・器物に対する破損・汚損については、自己の責任で対応するものとする。
1 図書の借用及び返却については、図書閲覧規定に従うこと。
2 掃除はT寧に取り組み、終了後は監督教師の点検を受け、戸締まりを完全にすること。
3 下足・上履き・体育シューズの区別をしつかりすること。
4 校内に掲示の必要がある場合は、教師の許可を受けて掲示をし、撤去も責任をもって行うこと。他の者は、みだりに消したり撤去したりしないこと。
(2) 時間のけじめをつけ、諸届の提出をきちんと行い、規律ある生活をすること。
1早退・欠課・外出および遅刻の際は次の事を厳守すること。
ア 早退・欠課・外出をする場合はH R担任に申し出て許可を受けること。
※ 無断での早退・外出は、 2回で特別な指導 l日とする(早退 1・外出 lでも 2回となる)。
イ 遅刻して登校した場合は、職員室で入室手続きを行ない、許可を受けてから授業を受けること。
※ 遅刻の判定は、 8時 35分 (SHRの始まり)を基準とする。
※ 授業時の出欠の扱いについては、 1 0分以上の未受講を欠課 1とみなす。 (ただし、 1 0分以上の未受講でも、教科担任は成績に反映させることもできる)。
2 欠席・忌引する者は、必ず保護者から H R担任へ事前に連絡を入れること。
ア 病気欠席 1週間以上にわたる場合は、医師の診断書を添えること。
イ 近親者が死去した場合は、次の基準によって忌引することができる。
父母 7日以内
祖父母、兄弟姉妹 3 日以内
伯叔父母、甥姪、曽祖父母 1日以内
3 病気その他で長期にわたる欠席をする場合は、時々その状況をH R担任に報告すること。
4 上級学校入学または就職のため在学中に試験を受けに行く場合は、あらかじめ H R担任を経て学校長の許可を受けること。
5 全生徒の集会の際は、時刻に遅れず会場に入ること。入場後は各H Rごとに整列し、敏速に行動する。かつ場内では静粛にすること。
6 休み時間に次の授業の準備をし、始業チャイムがなったら自分の席に座って待っていること。授業中の飲食はもちろん厳禁。
7 携帯電話について
ア 校内での携帯電話の使用を禁止する。違反した場合は HRT預かりとする。改善が見られない場合は、本人に返却せず保護者へ返却する。
イ 学外での使用に際しては、人間関係のトラブル、非行および犯罪に巻き込まれることの無い様、細心の注意を払うこと。そのために、通信事業者が提供する
フィルタリング・サービスに加入することが強く望まれる。
8 その他
ア 自分の持ち物には名前を記入すること。
イ 貴重品は自分で管理し、体育等で教室を離れるような場合には HRTへ預けること。
ウ 学習に不必要な物品は学校に持ち込まないこと。
※ ガム、化粧品、ピアス・指輪等の装身具、違反制服、ゲーム機等は、持ち込み禁止とする。
※ 違反した場合は、発見者または HRT預かりとする。
※ 上記以外の品についても、授業等でけじめのつかない使用があった場合は、違反所持品に準じた扱いで対処する。
工 生徒同士の金銭の貸借は一切禁止する。緊急に必要な場合は、教職員に相談すること。
(3) PTA会費・生徒会費等は規定に従い、期限までに納めること。
(4) その他、校内で定めたことを厳守すること。
7 校外生活
(1) 外出の際は身分証明書を携行し、保護者に外出先を明らかにすること。なお、夜間の外出はなるべく差し控えること。 21時以降は、禁止とする。
(保護者同伴の場合はこの限りではない)
(2) 外泊はしないこと。但し、止むを得ず外泊をする場合は、保護者の許可を受けること。
(3) アルバイトは届出(学校指定用紙)制とし、業種・就業時間帯等についてH R担任の充分な指導を受けること。就業時刻は 20時までを原則とする。あくまで学業を優先すべきことを念頭に置き、安易な小遣い稼ぎに熱中して学校生活に無理が生ずるようなことが絶対ないようにすること。なお、 1年生の 1学期は禁止とする。
(4)旅行の際は、事前に保護者から H R担任へ連絡を入れること。
8 交通安全について
(1) 「『 4+1』ない運動」を厳守すること。
バイク・自動車の運転は原則として禁止する。
『4+1』ない運動
1 免許を取らない
2 車(含二輪車)を持たない
3 運転しない
4 乗せてもらわない
プラス 親は子供の要求に負けない(子供は親に無理な要求をしない)
(2) 運転免許取得のための教習所入校は、 3年時の決められた時期以降に許可を得て行うこと。
免許本試験は 2月以降とし、高校卒業までは絶対乗らないこと。
※ いずれも違反した場合、特別指導の対象とする。
9 部活動
(1) 部活動は生徒中心の課外活動であるが、各人の責任を自覚し、計画的な活動のもとで積極的に参加すること。
(2) 学校外との交渉は、全て顧問教師の承認を受け、学校を経て行うこと。
(3) 正当な手続きの下に、校内の他の部の行事に参加できる場合もある。
(4) 本校には、次の部・同好会活動がある。
サッカ一部、卓球部、バレーボール部、バドミントン部、合唱部、商業研究部、百人一首同好会