情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。
生徒心得
生徒諸君には,本校の校訓を踏まえ,共に助け合い,切磋琢磨し,未来を自らの手で切り拓くため,創造的かつ積極的な生き方を目指してほしい。特に,生徒諸君が,将来地球社会の形成者・良識ある社会人となるために,日々の生活において一人一人に是非とも心がけてもらいたいことを以下に心得としてあげる。
挨拶
挨拶のもともとの意味は「心を開いて相手に迫る」ということだと言われている。コミュニケーションの第一歩として,笑顔とともに心のこもった挨拶を交わしてほしい。
礼儀
礼儀は社会生活の秩序を保っための基本的なマナーである。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もあるが,お互いの人格の尊重,目上の人に対しては尊敬の態度を失してはならない。日本人は,これまで国際社会の中で礼儀正しい民族として高い評価を得てきたが,このよき伝統を受け継ぐ国際人となるよう,礼儀正しい振舞を心がけてほしい。
時間
時間を守ることは,社会生活における最低限のルールである。学校や授業に遅刻することは,他の人たちの時間を奪い迷惑をかける行為であり,他からの信頼を失うことになる。常に時間に余裕をもって行動することを習慣づけてほしい。
服装・容儀
服装は端正,清潔,質素を旨とし,流行に流されないようにする。登下校(休日も含む)には,制服を着用する。又,校外での行事等に参加する場合も,原則として制服とする。制服に関する具体的な規程は別に定める。
容儀についても,高校生らしい端正で清潔感のあるものとなるよう心がけること。染色やバーマ・奇抜な髪型や化粧,ピアスなどの装身具は禁止する。生徒諸君には,外面を飾るよりも内面を磨くことに努力してほしい。
風紀
高校生であるということは,成人・社会人とは違った制約もあるということである。深夜の外出は厳につつしむこと。ただし,やむを得ない場合は,保護者又は監督者の付き添いを必要とする。無断外泊は,いかなる場合であっても認めない。男女交際については,健康かつ明朗でお互いを向上しあい,人格を高めあうものであること。
通学
通学に関しては,交通道徳・交通法規を守り,安全にかつ他に迷惑をかけない通行を心がけること。本校においては,基本的に徒歩,自転車及び公共交通機関を利用した通学方法を奨励する。ただし,遠距離等で通学が困難な場合,別の規程によりバイク通学も許可する。
アルバイト
本校では,生徒の本分は学業にあると考えるので,アルバイトは原則として禁止する。経済的理由等でやむを得ず必要な場合には,長期休業中に限り許可する。ただし,長期休業中以外でも,特別の事情のある場合に例外として認めることもある。なお,詳細は別紙規定による。
校舎・教室等
学校の校舎や設備,備品等は,多くの人々が利用する公共物であるので,丁寧に取り扱うことを心がけ,特に教室等については,清掃及び整理整頓に努めること。備品等を破損した場合には,直ちに届け出ること。
諸手続
高校生活を送る上での必要な諸手続は,すべて担任を通じて校長に提出し許可を得ること。
① 欠席・遅刻・早退・忌引(様式 1により届出)
忌引日数…父母 7日以内,祖父母兄弟姉妹 3日以内,伯叔父母 1日
② 自転車通学(様式 2により登録しステッカーの交付を受ける)
③ 原付バイク免許取得(別様式による)
④ バイク通学 ( 〃 )
⑤ 自動車学校入校( 〃 )
⑥ 自動車免許受験(〃 )
⑦ 校舎・校具等使用(様式 3による)
⑧ 旅行・登山・水泳・キャンプ等(様式 4による)
⑨ 出版物の発行・配布,掲示(様式 3による)
⑩ 校内外集会,団体加入・設立( 〃 )
*放課後や休日等における構内での選挙運動や政治的活動については,学校施設の物的管理教育を円滑に実施する上での支障が生じないか判断し,許可をする。
*放課後や休日等に学校の構外での生徒の選挙運動及び政治的活動は,家庭の理解の下,生徒が判断し,行うものであり,事前の許可や届け出は不要である。
⑪ 合宿・対外試合・公演等 ( 〃 )
⑫ アルバイト (別様式による)
⑬ 異装 (様式 4による)
⑭ 留学 (様式 5による)
⑮ 休学・復学・退学(別様式による)
平日(授業日)及び休業日の部活動時間について
1 平日(授業日):年間を通して, 19:00までとする。(着替え,片付けを含む)延長は認めない。朝練習は原則として禁止とする。
2 休 業 日:年間を通して 8: 30–17: 00として,延長は認めない。(着替え,片付けを含む)
(1)国民の祝日に関する法律第 3条に規定する休日
(2) 日曜日及び土曜日
(3)学年始休業日
(4)夏季休業日
(5)冬季休業日
(6)学年末休業日
(7)校長が特に必要と認めて定める日
(8)前各号に掲げるもののほか,教育委員会が定める日
3 考査一週間前:原則として禁止。ただし,願い出により 17:30まで。
4 考査期間中:原則として禁止。ただし,願い出により, 14:00まで。
5 合宿期間中の夜間練習は, 21:00までとする。
*部活動は,心身の鍛錬を図ることを第一義とし,勉強の妨げとなるような活動であってはならないことから,上記時間を厳守する活動を工夫すること。
交通安全規程
1 通学及び交通ルールの遵守
交通道徳はもちろん,道路交通法をよく理解し,法規を守り安全に,かつ他に迷惑をかけぬ通行をすること。
(1) 万ー交通法規ならびに校則に違反し,又は交通事故を起した場合は,速やかに学校へ届け出なければならない。
(2) 自転車通学生は必ず登録し,本校所定のステッカーを後方泥よけの見える位置に貼りつけること。ステッカ一番号の判読ができなくなったり,紛失したりした場合は再交付を受けること。
(3) 自転車は常時点検整備を心がけ,特に本校で行う自転車点検で指摘を受けた事項については修繕をして TSマークの交付を受けて安全な通学に努めること。
(4) 一定時間に多くの通学生が登・下校することにより,一般市民の方々に迷惑をかけないように「自転車通学路」を定めるので違反のないよう留意すること。
(5) 自家用自動車を運転しての通学は禁止する。
2 バイク(原動機付自転車)による通学の許可について
(1)原付免許取得について
原付免許の取得は原則として認めない。ただし,通学で必要とする者については本人,保護者,担任,生徒指導部協議の上,特別に許可する。
(2)バイク(原付自転車)による通学許可について
バイク通学は,次の条件を満たしている者に限り,特別に許可する。
〔バイク通学許可条件〕
① 通学距離片道 7K以上の者(許可申請時に生徒指導部で実測する)
※部活動の事情・アップダウン等は特に考慮しない。
②保護者の同意が得られる者
③ 交通法規を厳守し,交通安全に努めることができる者
④ 4月・ 9月 (2回)のバイク通学許可証交付式に参加した者。ただし, 1年生のバィク通学は 9月(バイク通学許可証交付式)以降許可する。
⑤免許取得期間は学校で定められた長期休業(春・夏・冬)期間中を原則とする。但し長期期間中に取得できなかった者は,次の長期休業中前までの休業日に受験することを認める。
(1年次の夏季休業以降)。長期休業中以外に取得する場合は必ず担当者に申し出ること。
⑥任意保険に加入すること。
⑦ フルフェイス(白)のヘルメットを着用し,後頭部に本校指定のステッカーを貼付すること。
⑧ 通学バイクには本校所定の通学用泥よけを取り付けること。
⑨ 年 1回の交通安全講習会には必ず参加すること。
〔注意事項〕
・生活状況を勘案し,許可しない場合もある。
・バイクの貸借は絶対にしないこと。
・冬期間中のバイク使用は,路面状況を考え,なるべく避けること。
・バイクの使用は通学のための手段であることを認識すること。
・バイクはスクーター型に限るものとする。
3 普通自動車免許取得について
(1) 本校では, 3年生の第四回定期考査終了まで許可しないことを原則としているが,「進路が決定した生徒」については,次の各項を条件に許可します。
・就職・専門学校…..第 3回考査以降
・大学 …..第 3回考査成績会議以降
① 第 2回定期考査までの学習成績平均点が,全教科目で「40点以上」となっていること。ただし、第 3回考査で欠点科目がある場合は、教科の補習などを受けて回復してから。
② 日常生活に問題がないこと。
(2) 許可を受けた生徒の遵守事項
① 自動車学校での教習は,いかなる場合でも放課後または休業時とする。
② 自動車学校で行う学科試験,仮検定,卒業検定の受験は,授業日・登校日以外に受験すること。
③ 本検定は授業日・登校日以外とする。
④ 教習受講期間中に「生徒心得」(生徒手帳参照)や上の①~③に関する違反があった場合には, この許可は相当期間のあいだ停止する。
⑤ 免許取得後は,速やかにクラス担任に報告するとともに,免許証の保管を保護者に依頼して,本校を卒業するまでは運転をしないこと。尚,本条項に違反した場合には別に定める指導を受けることになる。
※「高等学校と自動車学校との申し合わせ事項」
(1) 高等学校で発行する「入校許可証」のない生徒は入校させない。
(2) 入校した生徒氏名を各高等学校に報告する。
(3) 教習は,高等学校の授業に影響のないようにする。
(4) 入校中の生徒指導については,各高等学校と連絡をとり,協力し合うこと。
(5) 送迎バス等については.各高等学校と連絡をとり.適切な処置をとる。
制服等に関する規程
1 制服等に関する規程
制服は、フォーマル(正装)を基本とする。ネクタイ、リボンを着用し,シャツ,ブラウスの裾はズボン,スカートに入れる。また,女子は黒,紺のハイソックスをはくこととする。
(1) 制服の着用期間は,原則として次のように定める。
着用期間
① 4月 1日から 5月 31日を冬服着用期間とする。
② 6月 1日から 9月 30日を夏服着用期間とする。
③ 1 0月 1日から翌年 3月 31日を冬服着用期間とする。
*衣替…6月 1日、 10月 1日
※ 1 夏服着用期間中、 6月及び 9月については寒暖に応じ,冬服の着用を認める。
ただし,夏冬混合の制服着用は認めない。
※ 2 夏服着用期間中,健康管理と暑さによる集中力欠如の対策として次のような緩和処置をする。ネクタイ, リボンをはずすことと,半袖着用時の裾だしも許容する。
※ 3 ただし,入学式・卒業式等の式典や,校外行事,全校集会,前期終業式,後期始業式,その他指示ある時は,必ずネクタイ・リボンをし,女子は黒,紺のハイソックスをはくこと
(2)制服の着用は,原則として次のように定める。
清潔,清楚,端正を常に心がけ,着こなしを整える。
(3)
男子制服
ジャケット,スラックス(冬、※夏),シャツ(長袖、半袖),ネクタイ,指定セーター、※指定ベスト
■女子制服
ジャケット,スカート(冬,夏)、シャツ(長袖,半袖), リボン、指定セーター,※指定ベスト,※ハイソックス(黒・紺),※スラックス
■男女兼用
指定セーター,※指定ベスト
[冬服] ネクタイ, リボン着用(写真参照)
■男子
・ジャケットは, 3つボタンウエスト切替テーラードジャケット
・スラックスは,アウトツークタクスラックス
・長袖レギュラーカラーシャツ 馬裾とし,胸ポケット学年刺繍
・ネクタイは,レギュラータイ(縦柄だし)
■女子
・ジャケットは, 3つボタンウエスト切替テーラードジャケット
・スカートは,カープベルト巻き風プリーツスカート
・長袖レギュラーカラーシャツ 馬裾とし,胸ポケット学年刺繍
・リボンは,ダブル蝶タイ
・スラックスは,ノークックブーツカットスラックス
■男女兼用
・指定セーター
・※指定ベスト
[夏服] ネクタイ, リボン着用 (写真参照)
緩和処置として,制服着用期間※ 2、※ 3を適用とする。
■男子
・スラックスは、アウトツータックスラックス
・半袖レギュラーカラー アウトインシャツとし,胸ポケット学年刺繍
■女子
・スカートはカーブベルト 18本車ひだスカート
・半袖レギュラーカラー アウトインシャツとし,胸ポケット学年刺繍
冬・夏服の厳守事項
1ネクタイ, リボンは必ず着用すること。(夏服着用期間中を除く)
2シャツの第ーボタンまできちんと留めること。
3スラックスはウエストで履き,ベルトをしめること。
4スカート丈はひざの範囲の丈で着用すること。
5ソックス・ハイソックスの色は黒,紺,白とする。
6長袖シャツ,ブラウスの裾は,ズボン、スカートの中に入れる。
7セーター,ベストを着た場合は,シャツ、ブラウスの裾は,ズボン、スカートの中にいれる。
8シャツの胸ポケットロに校章(イニシャル)が入っている。
9校章は,ジャケットの所定ラベルホールに付ける。
10 6月及び 9月については,寒暖により,セーター,ベスト着用も可とする。
容儀に関する施行細則
校章・学年章
・ 校章は学年章を兼ね,色で学年識別を行う。学年色は青,緑,エンジの 3色とし,持ちあがりとする。
・ 校章は,ジャケットの所定ラベルホールに付ける。
靴下について
・ソックス・ハイソックスの色は黒・紺・白(ルーズソックスは禁止)とする。なお,女子の防寒用に,黒のタイツの着用も認める。
上履き
・学校が指定したもの(学年色のサンダル)を用いる。
体育館シューズ
・学校が指定したものを用いる。
その他
・女子スラックスの着用は,自転車・バイク通生徒の登下校時(年間を通じて),並びに室内においては冬服着用期間とする。
・男子スラックスのウエストサイズ,女子スカートの丈は学校着用規定を厳守したサイズとする。
・ベスト・セーターについては学校指定ベスト・セーターのみ着用を認める。
・冬期期間は,ジャケットを登下校時に着用する。
・冬期間は,ジャケットの下に,指定のセーター,ベストの着用は認めるが,カーディガンの着用は認めない。(セーター、ベストの下も含)