情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。
心得三則
1私たちは岩手県立久慈高等学校に学ぶ生徒であることを深く自覚し,学校生活全般の心得をよく理解し,実践することによって自己の向上をはかります。
2私たちは常に学業に専念し,心身を鍛え,社会に役立つ人間になるように努めます。
3私たちは健全で明朗な校風を維持し,より良き伝統を築くために,互いに協力し合い,男女共学の実を挙げるように努めます。
校内生活
勉学
(1)授業に対しては,予習復習を怠ることなく,始業前の準備を万全に行い,自主的,
積極的な学習意欲を持つように努める。
(2)授業内容をよく理解し,自己の思考を深め,単なる知識として処理することなく,
幅広い実生活に役立つ学力を身につけるように努める。
(3)教室においては他に迷惑をかけることなく,静粛に学業に専念する。
(4)理由なく遅刻,早退,欠課,欠席をしてはいけない。やむを得ない事情のある場合は事前に学級担任に所定の届出をする。
(5)試験には常に厳正な態度をもって臨み,不正な行為やそれを助けるような行動をしてはいけない。
登校・下校
(1)朝は遅刻することなく,十分な余裕をもって登校する。
(2)道路交通法に従い,事故等に十分注意し,登・下校をする。
(3)原則として午後5時までには下校すること。ただし,クラブ活動がある場合は終了時刻を守り,速やかに下校する。
作法,服装頭髪
(1)来客や職員に対してはあいさつを欠かさない。また,生徒間においても会釈を交わすなど友愛精神を高めるよう努める。
(2)登校後から放課後に至るまでは,許可なく学校敷地外を出歩いてはいけない。又所定の昇降口以外の場所から出入りしたり,土足で校舎内を通行してはいけない。
(3)校内はもちろんのこと校外生活においても,制服の着用が原則であり,生徒としての品位を損なうような服装をしてはいけない。
(4)服装は指定の制服を着用し,別に定める本校服装規定を厳守する。
(5)下履きは生徒としてふさわしい(黒茶,紺,白系)靴もしくはズック靴とし,上履き・下履きの区別を厳守する。下駄,サンダルの類は使用してはいけない。
(6)頭髪は常に清潔を心がけ,他人に不快感を与えないようにする。
男子→後髪等をあまり長くせず,えりなどにかぶらないようにする。
女子→肩(左右の肩峰突起を結ぶ線)より長い髪はきちんと結ぶこと。男女ともに,パーマネント,カール,染髪の類は禁止する。
所持品
(1)学習に不必要な金品を校内に持ち込んではいけない。
(2)所持品にぱ必ず学年,組,氏名を明記し,やむを得ず貴重品等を所持する場合は,学級担任に預ける。
(3)校内で金品を紛失,または拾得した場合は,すぐ学級担任に届出ること。
交友
(1)男女交際は節度を保ち,健全明朗な交際でなければならない。
(2)生徒であることの責任を自覚し,軽率を慎み,純潔を保つようにする。
(3)常に真実をもって交友し,正義を愛し,不正を排するよう努める。しかし,いかなる場合においても暴力的行為をとってはいけない。
(4)交友関係については,保護者,学級担任に明瞭にしておく。
環境・衛生
(1)常に学習環境を整え,清掃は協カ一致して入念に行い,終了後は必ず担当教師の点検を受ける。
(2)校舎内外の備品を大切にし,校地内の自然を保護育成し,常に美化につとめる。
(3)校具備品をみだりに移動してはいけなぃ。又破損紛失した場合は,ただちに関係職員に届出る。
(4)火気の扱いには細心の注意を払い,災害・事故に際しては関係職員の指示に従い,敏速に行動する。
(5)常に身体の清浄に心がけ,健康の保持,増進に努める。
(6)公衆衛生を重んじ,適当なスポーツ,文化に親しみ,心身の錬磨と充実に努める。
届出
(1)文書で願出許可を得るもの
ア 転退学願 イ 休学願,復学願 ウ 下宿許可願 工 学割交付願 オ 公欠,集会等許可願 カ バイク使用許可願 キ異装願 ク 携帯電話等校内持ち込み許可願 ケ アルバイト願 コ 野外活動許可願
(2)文書をもって届け出るもの
ア欠席(遅刻,早退,欠課,外出)届 イ 忌引き届 ウ 自転車通学届 エ 住所変更届 オ 保護者,保証人の変更届 カ 運転免許取得届
(3)責任者を通じて届出許可を得るもの
ア校地,校舎校具等の使用 イ 団体活動
校外生活
(1)外出時は,生徒手帳を常に携帯し,交通規則を守り,公衆に迷惑を及ぽさぬよう留意する。
(2)外出の際は行先,用件,帰宅時間等を家人に必ず告げておくこと。又遅くとも午後9時までには帰宅し,無断外泊は絶対にしてはならない。
(3)飲酒,喫煙をしてはならない。又風俗営業,遊技場等風紀上好ましくない場所には出入りしてはいけない。
(4)校外の団体に加入,もしくは活動に参加する場合は,事前に届け出て学校の許可を受ける。
(5)キャンプ,旅行等をする場合は事前に所定の様式により学校の許可を得る。
(6)アルバイトは原則として禁止する。
(7)定期券学割等の不正使用をしてはならない。
(8)下宿生は,自覚と責任を持って規則正しい生活をすること。
(9)校外生活全般において,事故や災害が発生した場合はすみやかに学校に報告し,その指示を受ける。
補則
本心得に明記がなくとも,学校の名誉を傷つけ,生徒としての品位を損なうような行為は一切してはならない。
服装規程
第1条 男子は,黒詰襟の標準型学生服を着用し,学年章は左襟,校章は右襟につける。ボタンは校章入指定ボタンをつける。ソックスは,無地を着用する。なお,女子の制服は下表のとおりとし,左胸に校章,学年章をつける。
冬型 | 夏型 | |
着用期間 | 4月1日〜5月31日 10月1日〜3月31日 | 6月1日〜9月30日 |
上衣 | ブラウス・タイ・ジャケット | ブラウス(半袖も可)タイ・ベスト |
下衣 | スカート | スカート |
靴下 | 黒ストッキング(黒ソックス重ねばきも可) | 白無地ソックス(白地ワンポイントも可) |
上履 | 男女とも指定のもの |
ただし,夏期(6月~9月)に上衣略装として男子は白ワイシャツ,女子は制服ブラウスを半袖として着用することができる。
第2条 コート類は,生徒にふさわしい質素なものとする。
第3条 女子制服の型は次のとおりとする。
(1)ブラウス(白・ブロード)・・・えりは丸えり。袖は長袖とし,袖口に3cm位のカフスをつける。えんじの紐タイ(長さは1m以上)をつける。
(2)スカート(濃紺サージ)・・・前後に,箱ひだ2本とし,深さは自由。脇あきとする。丈は膝頭のまん中とする。内側にポケットをつけることが望ましい。
(3)ジャケット(濃紺サージ)・・・えりなしV型。前合せをダブルにし,ウエストの位置にボタンを2個並べてつける。ウエストはあまりしぼらないようにし,丈はウエス30トから15cm位長くする。ポケットはパッチポケットとする。
(4)ベスト・・・胸あきV型。左胸に8.5cmの片玉ポケットをつける。丈はウエストより10cm位長くし,脇あきとする。