奈良県に対する情報公開請求により情報提供された2025年度の校則等を掲載しています。
生徒の指導に関する規定
1 生徒心得
学校は、常に現実の社会よりすすんだ、一つの理想社会をめざすものでなければならない。現代社会
の最大の敵は、暴力と差別である。それ故にこそ学校はこの忌むべきものの発生をみじんも許さぬ厳し
い修練の場であることを生徒諸君はしっかりと自覚しなければならない。
本校は生徒諸君が真剣に学習でき、自主性を促す真の自由の場でもある。また、生活を正しく軌道に
乗せ、学力を高めていく場でもある。
1. 生徒心得一般
- 礼儀:つねに礼儀を重んじ、明朗なあいさつとはきはきした応答を心がけ、親しみのある人間
関係をつくる。 - 時間:時間を守る習慣をつける。(いつも5分前精神で)
- 行動:節度をわきまえ、折り目正しい行動をする。
- 飲酒、喫煙等、法律で禁止されている行為は厳禁する。
- 脅迫、暴力行為、怠学をしてはならない。
- 高校生として、法的に禁止されている場所への立ち入りは禁止する。
2. 登下校、外出
- 登校
始業10分前までに登校する。(7時30分に開門します。) - 外出
登校後は、放課後まで校外に出てはならない。やむを得ぬ理由のため外出するときは、学級担
任に届け出て許可を得る。 - 下校
諸活動等により関係職員の指導をうける者以外は、速やかに下校する。 - 居残り
下校時刻後もさらに居残る場合は、関係職員の指導がある場合に限り認める。 - 休日登校
諸活動のための登校は監督職員の指導がある場合に限り認める。 - 通学
細部は「通学に関する規定」に従うこと。
3. 服装
本校指定の制服を着用し、細部は「服装規定」に従うこと。
4. 校内生活
勉学は生徒の本分である。校内ではすすんで清掃美化につとめ、学習にふさわしい環境をつくること。
- 学習
- 自発的・計画的に学習する。
- 人の話をよく聞く態度、習慣をつける。
- 教科以外の教育活動にも積極的に参加し、友情を深め、心身を錬磨する。
- 時間を厳守し「5分前精神」で準備を整えて始業を待つ。
- 集会•印刷物配布・掲示・募金・署名・調査等
これらの活動を行うときは関係職員の指導のもとに行う。掲示については次のことを守る。- 許可印を受ける。
- 所定の場所に掲示し、掲示責任者は期限を守り責任をもって撤去する。
- 教室内については学級担任の許可を得る。
- 物品売買
生徒間の金銭の貸借、物品の売買は禁止する。 - 校内設備
施設備品類はつねに大切に取り扱い、万一破損または紛失したときは直ちに関係職員に届け出
て指示を受ける。.
ホームルーム等で施設校具を使用するときは、前日までに関係職員に願い出る。 - 所持品
- 必携:生徒手帳、生徒証
- 記名:所持品には必ず記名する。
- 貴重品:不必要な金銭・貰重品・遊戯物は持参しない。また放課後といえども校舎内で遊戯物による遊びは禁ずる。
- 拾得物・遺失物・盗難:これらがあったときは、直ちに関係職員に届け出る。
- その他
- 校舎内では静粛にする。
- 昼食時の飲食は教室内で行う。
- 緊急非常の際には指導職員の指示に従い、敏速に秩序ある行動をとる。
- 携帯電話及びスマートフォン等の通信機器は、校内では使用してはならない。
5. 校外生活
勤労は尊いものである。家事手伝いや奉仕活動等に積極的に参加し、余暇の善用に励む。
- 校外生活
- クラブ、クラス等で活動する場合は、関係職員に願い出て許可を受ける。(その際校外活動
届と参加者名簿を提出する。) - 対外試合等職員の監督を受けて参加するときは原則として制服を着用する。
- クラブ、クラス等で活動する場合は、関係職員に願い出て許可を受ける。(その際校外活動
- アルバイト
保護者が学級担任と相談の上、アルバイト届を生徒指導部に提出する。 - 旅行
旅行、キャンプ、諸団体主催の校外活動を行う場合は事前に保護者の承諾を得て、担任を経由
して旅行届を生徒指導部に提出する。 - オートバイ、自動車
- 運転免許については、保護者の責任のもとで取得を認める。ただし、登下校や制服著用時に
はオートバイを利用してはならない。(通学不便で最寄り駅までの経路を許可された場合を除
く。) - 運転については、交通法規を遵守し、暴走、定員外乗車、ノーヘルメット等の交通違反はし
ない。 - 自動車の免許取得は禁止する。
- 運転免許については、保護者の責任のもとで取得を認める。ただし、登下校や制服著用時に
- 外出
- 高校生として好ましくない場所や、危険と思われる地域に立ち入らぬよう注意する。また法
的に禁止された場所への立ち入り及び行為は厳禁する。 - 夜間の外出はやむを得ない場合のほかはしない。また、深夜の徘徊(午後11時以降)は理
由のいかんを問わず厳禁する。 - 外泊は禁止する。やむを得ない場合は必ず保護者の許可を受ける。
- 高校生として好ましくない場所や、危険と思われる地域に立ち入らぬよう注意する。また法
6. 出欠席
- 欠席、遅刻、早退、欠課
これらは学級担任へ届け出る。- 欠席、遅刻の場合は電話その他の方法で事前に保謹者より学級担任に連絡する。
- 欠課、早退の場合は事前に学級担任に連絡し許可を受ける。
- 遅刻した生徒(8時35分以後の登校者)は遅刻・入室カードを受け取り入室する。
- 早退する生徒は事前に学級担任または副担任に申し出、その許可を得て許可証を携帯し下校
する。
- 長期欠席
1週間以上の欠席をする場合は、保護者より理由を明らかにする書類を欠席届に添えて学級担
任に提出する。(病気の場合は医師の診断書) - 忌引
電話その他の方法で事前に保護者より学級担任に連絡し、あとで忌引届を提出する。
忌引日数は次のとおりとする。
父母:7 日
祖父母・兄弟姉妹:3日
曾祖父母・伯叔父母:1日 - 出席扱い
次の項目に該当して欠課・欠席する場合は、出席扱いとする。- 進学・就職試験関係
- 公式行事への参加
- その他生徒会活動、対外試合等で学校が許可したとき
- 非常変災時における登校については、別項「非常変災時における登校処置要領」による。
7. 諸願届
すべての願、届は学級担任から関係職員を経由して学校長へ提出する。
- 捺印:すべての願、届は保護者の捺印がなくてはならない。
- 提出すべき主な願、届は次のとおりである。
- 欠席届(校則第4号様式)
- 遅刻届(校則第4号様式)
- 早退届(校則第4号様式)
- 忌引届(校則第5号様式)
- 自宅外通学届(校則第3号様式)
- 住所変更届(教務部指定様式)
- 改姓(名)届(教務部指定様式)
- 公欠願(教務部指定様式)
- 退・休・復・転学願(教務部指定様式)
- 保証人異動届(校則第2号様式)
- 集会願(生徒指導部指定様式)
- 異装願(生徒指導部指定様式)
- 校外活動願(生徒指導部指定様式)
- 自転車通学許可願(生徒指導部指定様式)
- 紛失・盗難被害届(生徒指導部指定様式)
※生徒証明書、生徒手帳の紛失はただちに届出る。 - 運転免許取得届
- 二輪車運転通学許可願(生徒指導部指定様式)
- 器物破損届(生徒指導部指定様式)
- アルバイト届(生徒指導部指定様式)
8. 日直
各学級では、学級日直を行うこと。(毎日交代)
- 朝のSHRで学級担任から学級日誌を受け取り、日誌に記入し放課後提出する。
- 教室の整理・整頓にあたる。
9. 補則
- 男女は互いに敬愛し合い、協力し合う。
- 交際はつねに清純、明朗にして節度を保つ。
- 健康と安全にはつねに留意し、特に交通事故などのないように慎重に行動する。
通学に関する規定
- 通学には本校指定の制服を着用する。
- 交通法規、交通道徳を遵守し、常に安全に留意して他人に迷惑をかけないように努める。
- 学校に届け出た通学路を通る。
- 自転車通学は原則として2km以遠のものとする。
- 自転車通学を希望する生徒は、学級担任に届け出て、生徒指導部の許可を受ける。
- オートバイによる通学は原則として禁止する。
- 自動車による通学は禁止する。法的に禁止されている場所への立ち寄りは厳禁する。
学校が指定して生徒に使用させる物品
制服(セーターを含む) 、カッターシャツ、スリッパ、体操服(ハーフパンツを含む)、体育館シューズ
2 服装規定
正しい身だしなみは、真剣に学業に励む心構えのあらわれであり、生徒としての品位を高める。高
校生として端正な服装は、決して華美な新品の着用を指すものではない。「外から正して中に迫る」は
本校生徒指導の柱の一つであり、本校の校訓(誠実)に照らしても、むしろ質素を旨とし、常に清潔を
心がけることが最も大切である。
1. 制服
- 生地と型
本校が指定した色、質の生地をもって、規定されたデザインにもとづく仕様書によって作成されたもので、スタイルはイラストのとおりである。異なる色と質の生地を使用すること及び仕様書以外の変型は認めない。 - 男子制服の着用法
- 制服
本校指定のプレザーとズボンならびにカッターシャツ・セーターとする。 - 着用法
ズボンにはベルトを必ず使用し、つりバンドは使用しない。
- 制服
- 女子制服の着用法
- 制服
本校指定のブレザー、スカートまたはズボンならびにカッターシャツ・セーターとする。 - 着用法
スカートの長さは立身でヒザが隠れる程度を基準とする。
- 制服
- 着用期間についての表示
着用期間による制服の着用法は、その年度の事情に応じて別途指示するときがある。
2. 防寒着
- セーター
学校指定のものとする。 - コート・ウィンドプレーカー・ジャンパー等
- 模様・バックプリント・派手な装飾のあるものは認めない。
- 革・毛皮・ジーンズ地のものは認めない。
- マフラー
長すぎるものや華美なものは避けること。ネッカチーフ等の装飾品は認めない。 - レインコート・手袋
派手でないものを使用すること。 - セーター以外の防寒着等は、始業時から終業時まで、指示(体育館集合等)のない限り着用しない。
3. 体操服
指定した色及び生地で名前入りのトレーニングウェアーを着用すること。
4. 靴、上履き等
- 通学靴
運動靴及び・茶の革靴を標準とするが、機能性の高いものを選ぶこと。 - 体育靴
- 運動場用
連動靴を使用する。 - 体育館用
指定のものを使用する。
- 運動場用
- 上履き
スリッパは学年ごとに指定のものを使用す
5. 鞄
(1) 通学鞄
学校生活に遮した高校生らしい革鞄、スポーツバック等を使用すること。
6. 靴下
- ソックス
- 白色・紺地・黒地を基調とした華美でないソックスを着用する。
- 装飾のあるソックス、ルーズソックスは着用しない。
7. 頭髪
常に清潔を心がけ、すっきりとした髪型を保つこと。なお、次のような頭髪や状態は禁止する。
- 頭髪等
- 頭髪の加工
パーマ、カール、染毛、脱色等。 - 特異な髪型
そり込み、極端な段カット、過度なあみこみ、つけ毛等。 - ひげを伸ばすことや眉毛をそること。
- 派手で華美なリボンは使用しない。
※上記の事項に遮反する場合はすみやかに元の状態に戻す。
- 頭髪の加工
8. 化粧、装飾品等
(1) マニキュアやカラーリップクリーム含め、化粧は禁止する。
(2) 指輪、イアリング、ピアス、ペンダント、ネックレス、ブレスレット、カラーコンタクト等の装飾
品は禁止する。
9. 異装
やむをえない理由で異装しなければならない場合は、事前に学級担任に願い出て生徒指導部の許可を受け、異装許可書を常に携帯する。