【埼玉】所沢高等学校(全日・定時)の校則

このページに掲載している校則は2021年度のものです。情報が古くなっている可能性が特にございます。

情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。

全日制

生徒会権利章典

〈前文〉
人間は,人間らしく自由に生きる権利を生まれながらに持っている。自由な高校生活を送ることは.所高生の普遍的な願いである。そのために必要な様々な権利がある。過去,所高生は数多くの努力を重ね,自由を手にしてきた。又その過程でいくつかの権利が保障され,その中には,生徒と職員との信頼関係により得たものがある。それら手にしてきた自由を持ち続けるために私達は自治を確立する必要がある。自治が崩れるということはそれらの権利を失うということである。自治が崩れる危険がある場合,できる限りの努力をし,それを防がなければならない。ここで『生徒会権利章典』を制定し,自由という権利の価値・意味の認識をする。

  1. 学校は生徒と教職員によって構成されており,その構成員一人一人の個性は認められ一人一人の主張は尊重される。
  2. 生活向上のための自治的かつ民主的な活動の自由は保障される。
  3. 服装,頭髪を含む表現の自由は保障される。
  4. 思想の自由は保障される。

これらの自由は,他人の権利を侵さない範囲において有効であり,又常に責任を伴うものであることを忘れてはならない。ただし.,思想の自由は他人の権利を侵害し得ないものであるから,いかなる場合においても保障されるものである。
1990年11月 22日 生徒総会

校内生活上の心得

私達の自由は権利章典で保障されている。しかし,そのことの大切さを忘れたり,意味を履き違えて行動すると,他人の自由を奪うだけでなく自分の自由も失ってしまう。私達は自由であると同時に,自らの行動に責任を負っているのである。

  1. 無断欠課及び無断早退しないこと。
  2. 校舎内外の美化活動に取り組む。
  3. 学校の施設・校具備品の使用及び取り扱いについては教職員に許可を得,責任をもって行う。又,破損した場合は教職員に届け出,休日の利用などについては教職員との連絡をもつ。

校内生活上の規則
私達生徒に関する規則は,自主・自立の精神に基づき学校生活をより円滑に進めるためのものであり,生徒の自由及び権利を拘束・束縛するものではない。又,これの制定・改訂は学校の構成員である生徒と教職員のお互いの意見を尊重し,行われなければならない。そこで,私達は新たな生徒規則を教職員と共に制定していくため, 1994年 7月『生徒規則等検討委員会』を設立した。そして,子どもの権利条約や本校生徒の精神とも言える所沢高校生徒会権利章典の「構成員の個性・主張の尊重」「自治的・民主的な活動の自由」「表現の自由」「思想の自由」を主張のよりどころとして新しい規則を制定した。これらの規則は,互いの信頼関係の上に成り立つものである。よって,私達は個人の権利を尊重し個々の良心に従って行動をすることを忘れてはならない。

服装について
服装は自由とする。
ただし,上靴に関しては衛生上の問題により,生徒が教職員と話し合い定めたものを使用する。


定時制

生徒心得

登校・下校

1)定刻(通常5時45分始業)までに登校する。
2)遅刻した時は、授業の妨げにならないように静かに教室に入る。
3)欠席する場合や大幅に遅刻する場合は、学校に連絡する。
4)早退する場合は、必ず担任に届け出る。
5)終業以前に外出はしない。必要な場合は、必ず担任に届け出る。
6)登校する際は、ノ-ト・教科書・筆記用具を必ず持参する。

服装

1)指定された制服はないが、本校高校生としてふさわしいものに限る。
2)上履きは指定されたものを着用する。

生活

1)社会的に許されない行為は禁じる。
2)公共物は大切に扱い、万一破損した場合は、直ちに学校に届け出る。
3)旅行や長時間の外出は必ず保護者の承諾を得て、事故のないように注意する。無断外泊や深夜徘徊はしない。

車輌通学(バイク・自転車)

1)車輌を利用して通学する場合は、「自動車等通学願」「同意書」を提出し、学校の許可を受ける。車種変更等の場合は学校に再度届け出る。
2)バイクは、原則として50cc未満とする。
3)車輌は校内の決められた場所に駐車する。
4)車輌の貸し借りは禁止する。
5)安全運転・保険加入等道路交通法規を厳守し、事故のないように努める。
6)校内においては、無謀運転などの危険行為や、騒音を出すなどの迷惑行為はしない。

自転車損害保険等への加入について

「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」の改正により、平成30年4月1日から、埼玉県では自転車事故を起こした際の被害者救済や加害者の経済負担の軽減を図るため、自転車損害保険等への加入が義務付けられました。本校では一般社団法人全国高等学校PTA連合会の賠償責任保険に全校生徒が一括加入することによりこの義務を果たしています。年間の保険料はPTA会費より拠出しています。補償内容等は全高P連のホームページでご確認いただけます。より手厚い補償をご希望の方は、別途自転車損害保険等にご加入ください。

その他

1)友人同士の金銭の貸借はしない。
2)不要な金銭等は学校には持って来ない。また、貴重品は必ず常に身に付
けておく。
3)自転車は、鍵を二重にするなどして、盗難防止に努める。
4)諸会費納入は決められた期日を守り、滞納しない。
5)携帯電話の校内での所持は認めるが、その使用については原則禁止とする。

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