宮崎県に対する情報公開請求により開示された2023年度の校則等を掲載しています。
生徒心得
我々は、宮崎県立宮崎西高等学校の生徒であるという誇りと自覚を持ち、学業に専念するとともに、誠実で敬愛の精神に満ち、創造的な人間性の陶冶を目指して、学校生活を送るように努力する。
1学習上の心得
本校に入学した目的を忘れることなく、自ら意欲を持って学習に取り組む姿勢を身につけること。バランスのとれた自宅学習(予習・復習)を計画的に実行するとともに、1時間の授業に集中して取り組む真剣さが何よりも大切である。
(1)授業
1自宅学習は、特に予習が重要であることを認識し、その時間の確保に努めること。予習では、次時の授業の学習内容を把握し、問題点や疑問点を整理して授業に臨めるように準備すること。
2課題や学習プリントは期限までに提出し、理解しにくい点があれば、担当教師に質問して解決する習慣をつけること。
3チャイムの合図と同時に授業が開始されるように、予鈴で着席し、静粛にして教師の入室を待つこと。
4授業に遅れた場合は、入室後直ちに担当教師に遅刻の理由を申し出ること。
5病気などの理由で、体育など見学する必要がある場合は、事前に担当教師に届け出て教師の指示に従うこと。
6日頃から、朝課外や放課後学習に真剣に取り組むことで、自分の学習上の不十分な点を克服し、自己の能力を最大限に発揮するよう努力すること。
(2)テスト
1テストには公明正大な態度で臨むこと。
2テストでは、時間終了まで全力を尽くすこと。
3テスト時間中、教科書・プリント等の不要な物品は整理して所定の場所に置くこと。机上には筆記用具だけを置き、筆入れ、下敷きは机上や机中に置くことはできない。
4不正行為はいかなる理由があろうと許されない。不正行為を行った生徒は内規により処置され、該当の教科・科目の得点を0点とする。
5定期テストの7日前から部活動停止とし、7日前からテスト終了までは、職員室・準備室等への生徒入室を禁止する。
6実力テスト前日および第1日目は、部顧問が練習を必要とした部について、部顧問が当該部員の学力状況を担任に確認したうえで、学力に支障がある者については当該期間の活動を停止する。
(3)進級・卒業
1単位の修得は次の2つの条件を満たすことを原則とする。
ア学習成績が、すべて5段階評定の「2」以上であること。
イ出席時数が、その科目の年間授業時数の3分の2以上であること。
2進級・卒業のためには、本校で履修することを定めた教科・科目の単位を全て修得し、出席日数が、出席すべき日数の3分の2以上であることとする。
(4)休学、転学、留学、ホームステイ、退学
1休学
ア原則として1ヶ月以上の病気のために就学に耐えない生徒は休学が許可されるその際は、事前に医師の診断書を添付して「休学願」を提出し、校長の許可を得なければならない。
イアの他に、特に校長が認めた場合は休学が許可される。
ウ次年度も継続して休学を必要とする場合は改めて、校長の許可を得なければならない。
オ休学から復学する場合は、事前に「復学願」を提出し、校長の許可を得なければならない。
2転学
他の高等学校への転学を希望する場合は、事前にその理由を記載した「転学願」を提出し、校長の許可を得なければならない。
3留学、ホームステイ
留学やホームステイを希望する場合は、事前に十分な時間的余裕をもって「許可願」を提出し、校長の許可を得なければならない。
4退学
退学する場合は、事前に「退学願」を提出し、校長の許可を得なければならない。
2生活行動上の心得
(1)学校生活
学校生活は集団生活であるので、常に相手の立場を尊重し、協力し合い、思いやり優しさ溢れる校風を創ろう。
1登校時間は、朝課外のある時は7:25、朝課外のない時は8:20とする。
時間に余裕を持ち、始業10分前までに登校するよう努めること。下校時刻は、19:00とする。(19:20までには校門を出ること。)
2休日(土、日、祭日)については、9:00に校舎が解錠される。16:00までの下校を厳守すること。
3長期休業中の平日の下校時刻は、18:00とする。(18:20までには校門を出ること。)
4登校してから下校するまでの間に、校外に外出する場合は「外出願」(生徒必携の許可欄)を学級担任に提出し許可を受けること。
5休憩時間は静粛に過ごし、次時の準備に当てること。放課後は放課後学習や部活動等に積極的に取り組むこと。
6個人で休業日に登校し、施設・設備を使用する場合は、教師または警備員に届けてその指示を受けること。なお、教室、自習室および職員室前の自習机を使用する場合は、制服・体育服(ジャージ)・部活動指定のユニフォーム(ジャージ)とする。また、教室を除いて当該施設における飲食は一切認めない。
7掲示物の掲示、印刷物の配布は、あらかじめ生徒指導課の許可を受けてから、指定の場所に掲示、配布すること。
8無用の金銭や貴重品、及び不要物(ゲーム等)は学校に持って来ないこと。
(2)校外生活
常に宮崎西高校生としての自覚と誇りを持ち、責任ある態度で行動しよう。
1家庭においては、保護者等を中心に敬愛の情に溢れた明るい家庭をつくるように積極的に努めよう。また、地域社会においても、ボランティア活動などを行い、社会の信頼と期待にこたえ、地域社会に貢献しよう。
2学校で計画されたもの以外の旅行、登山、キャンプ等を計画したり、参加したりする場合には、保護者等の同意を得るとともに、保護者等の中から、引率責任者が同行するか、それに準ずる責任者がいる場合以外は実施しないようにする。
3交通規則を守り、事故防止に心がける。
4夜間の外出は原則として21:00までとする。外泊は認めない。
5交友関係に留意し、高校生として不健全な場所(パチンコ、競輪等)へは出入りしないようにすること。
(3)生活一般
公正な判断力を持ち、高校生としての本分を忘れず、進んで豊かな情操と健全な身体の錬磨に努めよう。
1交友関係は人格形成に大きな影響がある。良き友を得ると同時に、自らが良き友になるように努めよう。
2法規並びに学校で定められた規則・心得に反する行動はしてはならない。暴力行為は、いかなる理由があっても絶対にしてはならない。
3学校の備品・用具を使用する場合は、事前に関係職員に届け許可を受けること。学校の施設は公共物なので、大切に使用すること。
4アルバイトは原則として禁止する。(特別の事情がある場合は申し出ること。)
(4)保健衛生
常に清潔を保ち、規則正しい生活と、適度な運動を通して、積極的に健康の保持増進に努めよう。
1教室などは常に清潔にし、消毒・換気に留意するとともに学習時の姿勢を正しくしよう。
2健康診断の結果、疾病(むし歯など)の治療を要する者は、速やかに治療しよう。
3感染症(新型コロナ、インフルエンザ等)にかかった場合は、学校に届け出ること。
4悩みや心配事は、保護者等・教師・友人等に相談し、安定した気持ちで生活するように努めよう。
5部活動やスポーツ活動を通して、体力作りに努めよう。
6規則的な生活を心がけ、バランスのよい食事をとり、健康的な生活スタイルを確立しよう。
(5)携帯電話・スマートフォン・SNSの使用
事件や事故、トラブルに遭わないよう細心の注意を払って利用し、日常生活に支障をきたさないような利用を心掛けよう。
1携帯電話・スマートフォン等の利用については、家庭内でルールを決めること。(学習や睡眠の時間等を確保するため。)
2他人を誹謗中傷するような書き込みをしないこと。(書き込んだ場合、特別指導の対象とする。)
3個人のプライバシー(住所、年齢、性別、氏名、顔写真、電話番号、メールアドレス等)に関する情報をアップしないこと。
4将来の進路や知的探求心に役立つような活用の仕方をすること。
5校内に携帯電話・スマートフォン等を持ち込む際は、下記同意書を担任へ提出し、持ち込み規定を遵守すること。
令和5年度携帯電話・スマートフォン等の持ち込み規定に関する同意書
宮崎西高等学校長殿
下記に示されている携帯電話・スマートフォン等の持ち込み規定及び注意事項を遵守します。また、規定に違反した場合は学校の指導に従うことに同意します。
1携帯電話・スマートフォン等の持ち込み規定
(1)学校では電源をOFFにする。
西高生として勉強を第一とすることが望ましいと考える。よって、登校後、下足室で電源をOFFにし、カバンの中で保管をする。学校に持ち込む際には、セキュリティの観点からスマホには暗証番号等を設定すること。
(2)登下校時は交通法規を遵守する。
音楽を聴きながらの自転車運転、歩きスマホなどの法令に反する行為は行わない。
(3)放課後の迎えの連絡のみ可とする。
保護者等への送迎の連絡のみ使用を許可する。使用場所は下足室のみとする。
(4)携帯電話・スマートフォン等は自らの責任の下、自己管理する。
R2年度第93期生徒会総務作成
2注意事項
(1)登下校中や学校に滞在している時だけでなく、いかなる時も法令は遵守すること。
(2)使用上のマナーを守り、SNS上のトラブル等を起こさないようにすること。
(3)携帯電話・スマートフォン等は、部活動時・休日登校時も含めて、自らの責任の下、自己管理すること。
(4)この同意書は、携帯電話・スマートフォン等を持ち込み規定に関する同意であり、持ち込まないという判断をしても構わない。また、この同意書によって、現在、携帯電話・スマートフォン等を持っていない生徒に購入を勧めるものではない。
(5)上記の規定に違反があった場合は、保護者等同伴で該当生徒に指導を行う。
3服装容儀
西校生の心得~西校プライドと自治の醸成~
R4.4~
西校 | 備考 | ||
高校 | 中学 | ||
頭髪や眉 | 清潔感・社会的品性のある髪型にしよう。 ○目や肩にかかる場合は、ゴムやピン(髪色と同系色のもの)でまとめよう。 ○眉の加工や化粧は、しないようにしよう。 ○頭髪や眉等に悩みがある場合は、相談窓口(相談しやすい先生)を利用しよう。 | ・中体連やその他の大会等に出場できない場合があるので、髪や眉などの加工は必ず相談してください。 | |
制服 | 清潔感と品格のある着こなしをしよう。 ○制服は、学校指定のものを着用しよう。 ○式典や指定された時以外は、冬服、合服、夏服のいずれかを体調に合わせて、各自で判断して着用しよう。 ○靴下は、制服の着こなしを損なわないものを履こう。 ただし、式典や公式行事などの場合は、白の靴下か黒のタイツで揃えよう。 | ・下校での服装は制服、部活動指定ユニフォーム、および体育のジャージでも構いません。 | ・下校の際は、保護者の迎えがない場合でも部活着や体操服、ジャージでも構いません。 |
防寒具 | 健康・安全性に配慮し、品格のある寒さ対策をしよう。 ○体調に合わせて、自分で判断して着用しよう。 ○マフラー・ネックウォーマー等は、華美でないものを着用しよう。ただし、登下校に伴う教室までの着用以外の校内移動では、着用しないようにしよう。 ○セーター・カーディガン・トレーナーは、単色で制服の着こなしを損なわないものとし、制服の裾や袖から見えないように着用しよう。また、防寒具で授業を受けたり、校内を移動したりしないようにしよう。 ○登下校中、制服の上に防寒着を着用する場合は、安全性に十分注意をしよう。 ○膝掛けを使用する場合は、華美でないものとし、式典では使用しないようにしよう。 ○冷房対策のためにジャージを着用する際は、教室のみにしよう。 | ・防寒着(セーター等)はブレザーや学ランの下に着用して下さい。ただし体調の急変等の緊急性のある場合、やむを得ない場合はこの 限りではありません。 | ・膝掛けは、体育館や新武道場での集会時の使用もできますが、紛失に注意をしてください。 ・登下校中の制服の上に着用する防寒着は、部活動で使用するウィンドブレーカー等でも構いません。 |
その他 | ○学校外や登下校中も、地域に愛される西校生をめざそう。 ○明記されていないからといって、「やってもよい」というわけではありません。西校プライドをもち、考えて行動しよう。 ○定期的、対話的に心得の見直しを図り、自治の醸成を図ろう。 | ・学校指定の西校バック を 使 用 し てく だ さい。それ以外のスポーツバック等は華美でないもので、安全性に配慮したものを使用してください。 | ・通学かばんとサブバッグは、学校指定のものを使用してください。また、取り違え防止のために、握りこぶし程度の目印をそれぞ れ1つ付けてください。(缶バッジ類は危険です。) |
各種学年色 | 1年 | 2年 | 3年 |
スリッパ | 緑 | 青 | 赤 |
名札 | |||
ステッカーのライン | |||
ジャージの名前 |
名札
〇校内では名札を着用しよう。
名札を忘れた場合は、仮名札を着用しよう。(仮名札は、朝のSHR後に学年主任の先生から借用し、放課後に返却することになっています。)
〇名札を紛失した場合は、すぐに売店に注文(320円)しよう。(新しい名札が届くまで仮名札を着用し、届いたらすみやかに学年主任の先生に返却してください。)
西高バック
西高バッグは机の横に掛け、その他のバックは後方のロッカーにきれいに並べるようにしよう。
登校時の服装
平日は基本的に制服で登校する。ただし、体育行事の場合はこの限りではない。休日は制服・体育服(ジャージ)・部活動指定のユニフォーム(ジャージ)とする。
下校時の服装
平日・休日ともに制服・体育服(ジャージ)・部活動指定のユニフォーム(ジャージ)とする。
4通学用自転車、バイク通学、自動車普通運転免許取得
(1)自転車保険に必ず加入すること。(2021年4月より宮崎県自転車条例施行により義務化)
(2)通学に用いる自転車にはステッカーを所定の箇所に貼ること。また、反射サイクルカラーを装着し、自転車は常に整備しておくこと。
(3)交通法規を遵守し安全に努めること。スピードの出し過ぎ、並進、傘さし運転二人乗り、無灯火、信号無視、右側通行等してはならない。
(4)自転車は必ず駐輪場の所定の位置に施錠(二重ロック)して置くこと。
(5)改正道路交通法の施行により、令和5年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されます。
(6)バイク通学は原則として許可しない。但し、以下の条件を満たした場合に限り、審議の上認める。
1原則として、自宅から学校までの通学距離が実測12km以上あること。
2上記1の条件を満たして、自宅から適切な交通手段がないところや最寄りの公共交通機関のない地域(高岡中、本庄中、木脇中、八代中、綾中通学地区のみ)に限る。
3許可された者は、バイク通学許可ステッカーを必ず貼付すること。
(6)自動車普通運転免許の取得については、就職先から要請があった場合に限り許可する。
5諸願、諸届
(1)以下は事前に関係教師に願出の上、許可を受けること。
「早退許可願」「欠課許可願」「見学許可願」「異装許可願」「外出許可願」「施設設備使用許可願」「受験旅行許可願」「学生運賃割引証交付願」
(2)以下は所定の様式により届け出ること。
「盗難(紛失)届け」「交通事故届け」
(3)欠席、遅刻する場合は、保護者が電話等で連絡すること。
(4)忌引日数
父母(7日)、祖父母兄弟姉妹(3日)、曽祖父母・叔父叔母(1日)、
6図書館の利用心得
(1)開館は、平日8:20~18:00までとする。
(2)休館日は、祝祭日および学校休業日とする。
(3)図書館に入館する際はノート、教科書、筆記用具以外はできるだけ持ち込まないようにすること。
(4)入館時には手洗を励行すること。
(5)図書館は全校生徒、職員の学習、探究、読書の場であることを認識し、その機能が十分発揮されるよう配慮すること。
(6)特に館内では私語を慎み飲食など他人の迷惑になるような行為をしてはならない。
(7)図書その他の資料、施設、備品等は大切に取り扱うこと。特に図書への書き込み、切り抜き、又貸しなどしてはならない。
(8)館外貸出期間は貸出日から2週間以内とし、1回の貸出冊数は一人5冊以内とする。長期貸出期間(夏・冬・春休業)は、一人10冊貸し出す。
(9)貸出を希望する者は、希望の図書を受付カウンターに持って行き、手続きをすること。
(10)参考図書や、[禁帯出][館内]等の表示のしてある図書は原則として館外貸出はしない。
(11)返却日は必ず守り、もし読み終わらなかった際は再度貸出手続きをとること。
(12)借りた図書、その他の資料は責任をもって保管し、万一破損・紛失した場合は弁償すること。
(13)無断で図書や資料の持ち出しはしないこと。
(14)利用した図書、その他の資料は必ず所定の位置に返却すること。
(15)利用後の館内の整理・整頓、忘れ物などに注意すること。
(16)その他館内においては係員の指示に従うこと。