【岩手】宮古北高等学校の校則

このページに掲載している校則は2021年度のものです。情報が古くなっている可能性が特にございます。

情報公開請求で開示された2021年度の校則等のうち服装等の一部項目について内容を整理し掲載しています。

生徒心得

一般心得

 生徒は、高校生活が人間形成の過程で最も重要な時期であることを自覚し、誠実、剛健、進取の校訓をよく理解し、実践して、宮古北高生としてより良き伝統を築くために努力しなければならない。

  そのため
1 学則を守り学校の教育目標に到達するよう努力しなければならない。
2 常に自己の言動には責任を持ち、宮古北高生としての品位を保ち、すべての人に対し礼節を尽くすことに努力しなければならない。
3 学業に励み、心身をきたえ、社会に役立つ人間となるようつとめることが肝要であり、この生徒心得をよく理解し、実践して自己の向上をはからなければならない。

勉学

民主的な社会の形成者として高い教養を身につけることは生徒本来の目的である。そのためには自主的、積極的にあらゆる機会をとらえて勉学に励まなければならない。

1 授業に対しては、始業前に心身の状態を充分に整え常に旺盛な学習意欲をもって望むこと。
2すべて学業は単なる記憶、理解にとどめず自己の考え方を深め、視野を広くしてつとめて実生活への実践、適用に励むこと。
3 教室においては静粛にし、不まじめ、不遜にふるまい他に迷惑をかけないようにし、教師に対する応答は常に敬語を用い明瞭に答える。
4 登校時刻は始業10分前までを原則とし、最終下校時刻は夏季午後6時30分、冬季午後6時を原則とする。やむを得ない事情のある場合は所定の届出し許可を得ること。
5 理由なく遅刻、早退、欠席、欠課をしないこと。やむを得ない事情のある場合は所定の届出をすること。
6 登校して放課時までは許可なく学校外にでないこと。やむを得ず外出する場合に所定の届出をすること。
7 試験には厳正な態度で臨み不正行為及びそれを助けるような行為をしてはならない。

服装、礼儀、生活

生徒として身なりを整えることは自己の人格と気品を高めるものであり又礼儀を重んじることは自己の品位を保ち、他に対する敬愛のあらわれとなることを自覚して進んで実践しなければならない。

(服装)
1 服装は指定の制服を着用する。
2 男女ともに指定の校章、バッチ類をつけること。
3 登校、下校時における履物は靴を用いることとし、校内における上履は各学年指定のもののみを利用すること。
4 服装は全て別に定めてある「服装規程細則」に従うこと。
(礼儀)
1 礼儀は、すべての行動の基本であり、職員や来客にはもちろんのこと、生徒相互においても敬愛の念をもって会釈し、ていねいな言葉遣いで礼を失しないようにする。
(生活) 
1 飲酒、喫煙は国の法規にも違反するものであり厳禁する。
2 不健全な娯楽への参加や不健全な遊技場その他の場所への出入りはしないこと。
3 外出にあたっては常に身分証明書を携行すること。
4 夜間の外出はできるだけ慎み、特に女子の一人歩きは避けること。
5 男女の交際は健全明朗を旨とし節度を守り高い教養と深い理解のもとに行わなければならない。かりにも他から指摘されるような交際であってはならない。

校舎内外の整備

 校舎、校具は勉学上必要な公共物であるから、ていねいに利用すべきである。そのためにも進んで校舎内外の整備整頓に心がけなければならない。

1 校舎内外の履物は区別して用い又各自常に身のまわりの清潔、整頓に心がけ、校地内の樹木草木等を愛護、育成して学園の美化につとめること。
2 教室及び各分担区域の清掃は責任をもって行い、掃除終了後は週番及び関係職員の点検を受けること。
3 校具、備品をみだりに移動しないこと。又破損、紛失した場合はただちに関係職員に届出て指示を受けること。
4 休日及び所定の在校時間以外に校舎に入る場合および校舎校具等を使用する場合は、必ず関係職員の許可を受けること。
5 学校の災害、事故に際しては関係職員の指示に従い敏速に行動すること。

衛生、安全

 身体の健康、清潔、安全の保持は環境の清潔、整頓とならんで衛生、礼節および安全上はなはだ大切なことであるから進んでこれにつとめ、お互いに協力して徹底を期さなければならない。

(健康、衛生)
1 常に身体の清浄、休養に留意して健康の保持、増進につとめること。
2 公衆衛生を重んじ、衛生上の設備は積極的に利用するとともに進んで健康診断を受けること。
3 スポーツに親しみ心身の鍛練と充実につとめること。
(交通安全)
1 登校下校時は交通道徳、法規を守り明朗、快活のうちにも高校生としてのたしなみを失わず、かつ安全に留意しなければならない。
2 自転車を通学に用いる者は別に定める「交通安全指導規則」により学校の許可を得なければならない。
3 汽車、バス等を利用する通学生は、車内及び駅構内等における交通道徳を厳守しなければならない。

集会、掲示等

学校運営上必要な集会、掲示等には常に留意して、自主的かつ敏速に対応し行動しなければならない。又、生徒の集会、行事等の掲示連絡は学校の内外を問わず、生徒の本分に反したり社会的秩序を乱したりするものであってはならない。

1 学校からの告示は所定の場所に一定期間掲示することを原則とし、これによって全生徒に徹底したものとみなすから充分注意すること。又掲示事項には自主的に対処すること。
2 生徒の掲示は全てあらかじめ関係職員に届出てその許可を受け又許可された一定期間を経過した後は、掲示者がすみやかに除去しなければならない。
3 生徒が新聞、雑誌、会報あるいはパンフレット等を発行又は配布する場合は、そのつどあらかじめ関係職員に届出て校長の許可を受けなければならない。
4 学校の計画する集会、行事等には進んで参加しその行動は敏速であること。
5 生徒が集会、行事等を催す場合は学校の内外を問わずあらかじめ関係職員に届出て校長の許可を受けなければならない。他校及び他団体とのスポーツの試合等に出場したり合宿等に参加したりする場合等もこれに準ずること。
6 生徒は、校内においては、特定の政党の政策や見解を支持、宣伝し、あるいは妨害する目的をもってする政治活動は一切これを禁止する。校外においては、公職選挙法等関係法令を遵守したうえでの政治活動は認める。ただし、満18歳誕生日以前の活動については十分留意すること。
7 遠隔地に旅行、宿泊する場合又は登山キャンプ等を行う場合はあらかじめ関係職員に届出て校長の許可を受けなければならない。

生徒会およびホームルーム活動

生徒は自治共同及び親和の精神を養成し実践するため自主的に定めた諸規程に基づいて生徒会を組織し民主的で明朗な学園を建設することが望ましい。又校内生活の秩序維持、環境の清潔、整頓を自主的に行うため週番活動を活発にする必要がある。

1 生徒会の会則および諸規程は生徒が自主的に協議して決定するが全て校長の承認を得て発効するものである。よって生徒会会員は良識に基づいて強い責任感のもとに行動しその目的達成に努力しなければならない。
2 ホームルームは生徒会の基本組織であるとともに学校運営の基本単位でもあるので常に親睦、融和をはかり互いの個性を尊重し、公正な協議によって環境の健全化につとめその向上につくすよう心がけなければならない。
3 週番は別に定める「生徒週番規程」にもとづき学級担任の助言のもとに自主的に活動し、全校生徒はその指示に従わなければならない。
4 クラブ活動は原則として放課後に行うものとする。なお部屋は常に整理、整頓に留意し乱雑、不衛生にならないよう注意しなければならない。

補則

1 生徒の賞罰は関係法規並びに学則の定めたところにより校長がこれを行う。
2 多額の金銭及び貴重品はできるだけ携帯せず、又金銭物品の貸借や許可のない集金等はしないこと。金銭、物品を遺失又は拾得した場合は直ちに関係職員に届け出ること。
3 生徒は、学則、生徒心得、生徒会会則等の学校及び生徒会の諸規程の内容を充分に把握し実践しなければならない。
4 諸届、願は全て所定の様式に従って記入、作成し関係職員に提出しなければならない。

諸願・届に関する一覧表

種類願・届文書・口頭経由備考
退学文書担任→学習指導課
休学文書担任→学習指導課
転学文書担任→学習指導課
集会文書担任→学習指導課校外
出版・刊行文書係→学習指導課
掲示口頭係→学習指導課
欠席文書担任
忌引文書係→学習指導課
遅刻・早退等文書担任
保護者変更文書担任→学習指導課
氏名変更文書担任→学習指導課
身分証明書交付文書担任→事務
卒業見込み証明書等文書事務
列車・バス割引書交付文書事務
校外団体加文書担任→生徒指導課
紛失・拾得物口頭担任→生徒指導課
校舎校具毀損文書事務
旅行文書担任→生徒指導課宿泊又は
100km以上
アルバイト文書担任→生徒指導課
下宿文書担任→生徒指導課
自動車学校通学文書担任→生徒指導課
下校時間延長
(部活動延長含む)
文書係→生徒指導課部活動等
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