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【広島】呉商業高等学校の校則

広島県に対する情報公開請求により開示された2022年度の校則等を掲載しています。

生徒指導規程

1 生徒指導の目標

(1)学校生活や日常生活の中で,ルール・マナーを守ることの大切さを教える。
(2)基本的生活習慣を確立させる。
(3)呉商業高校の生徒としての自覚と誇りを持ち,責任ある行動をとれる生徒を育成する。
(4)集団生活の意義と,仲間を大切にし,相手の立場を思いやる気持ちを育てる。

2 生徒心得

広島県立呉商業高等学校の生徒は校則を守り学業に専念するとともに,常にマナー向上に努め,本校生徒としての自覚と誇りを持って責任ある行動をとらなければならない。

(1)校内での生活について

・登下校時刻:●登校時刻
8:30までに校門を通過すること。(始業時刻は8:35)
天候(雨,雪等),交通状況などを考え,十分に余裕を持って登校すること。
●下校時刻
18:30までに下校すること。
(但し,延長する場合は,指導担当者の指示に従うこと。)
●欠席・遅刻をする場合
保護者が前日までか,当日の8:25から8:35までに電話連絡をすること。(8:25以前は留守番電話の対応となる。)
必ず,氏名,学年・クラス,所在,理由を明らかにすること。
●登校後に外出をする場合
原則として禁止とする。
やむを得ず外出が必要な場合は,「外出届」に記入し,担任の許可を得て,職員室で押印を受けて外出し,帰校後はその旨を担任に届け出る。
●早退をする場合
「早退届」に記入し,担任の許可を得て,職員室で押印を受けて下校する。帰宅後はすみやかにその旨を電話連絡すること。
「早退届」は,保護者捺印のうえ,翌日,担任に提出すること。
・服装規定:本校生徒の服装は,質素・清潔であることを旨とする。
登校するときの服装は,登校日・休業日のいかんにかかわらず,次の服装規定によるものとする。
●制服
1制服は学校指定のものを着崩さないように着用する。シャツ出しやスカートを折る等は禁止する。
2夏服・冬服・合服の期間については設けない。ただし,式典等の服装については別途指示する。
3ソックスは,学校指定のもの,または,紺色・無地・丈はくるぶしより上でスネまでのものであれば市販ものものでもよい。
●靴
黒色の革靴でローヒール(3cm以下)とする。
●頭髪
常に端正で清潔でなければならない。不自然な髪型(部分的に極端に刈り上げる等)・パーマ・カール・脱色・染色・エクステンション等の加工は禁止とする。
1男子眉,耳や襟にかからないように整髪する。
2女子肩に掛かる場合は1つまたは2つに結ぶこと。(1つの場合は中央で結び,いずれの場合も耳の高さより下の位置で結ぶ。)
前髪は眉を完全に隠さないようにすること。かかる場合はピンでとめる。(ピンはアメリカピンのみとする。)
髪留めは黒・茶・紺色のゴムとし,派手なものは禁止とする。
●防寒
1コートは学校指定のものを着用する。
2手袋,マフラー等を着用する場合は派手でないものとする。
3ストッキングを着用する場合,黒またはベージュ(80~110デニール)とする。
4セーターは黒色か紺色の無地でVネックのものを着用する。
●その他
1アンダーウェアは派手でないものとし,袖口や襟首から見えないものを着用する。また,シャツ・ブラウスの袖口のボタンは必ずとめること。
2マニキュア・アイプチ・アイシャドウ・マスカラ・口紅・色つきリップクリーム等の使用及び眉毛・睫毛の加工は禁止する。
3指輪・腕輪・ネックレス・ピアス等装飾品の着用は禁止する。
4特別な理由により,規定以外の服装をする場合,「異装願」を提出する。
・貴重品:多額の金品を持参しない。
やむを得ず持参する場合は更衣室や教室に置かず,担任に預けるなど各自が責任を持って管理すること。
所持品の紛失や盗難,または落とし物を拾得した場合は,生徒指導部に届け出ること。
・持参物:●学業に関係ないものを学校に持ってこない。
●スマートフォン・携帯電話等の校内の持ち込みは,原則禁止とする。
・掃除:日課の掃除は,責任を持って行うこと。
・学校施設・備品:施設・備品を大切にする。
※破損・紛失の場合は,すみやかにクラス担任,部活顧問等に届け出ること。→破損届,紛失届[事務室]
・自動販売機等利用:ジュース等自動販売機利用の際は,ビン・カン,ペットボトル,紙パックは分別し,自動販売機横回収箱に入れること。歩行しながらの飲食は禁止する。
・生徒手帳:生徒証とともに,常時携行する。

(2)交通安全について

・自 転 車:1登録制とし,手続きにより許可シールを発行する。無登録の自転車での通学は禁止する。
2JR新広駅からの自転車通学は許可しない。
3校内駐輪場の指定された場所以外に駐輪しない。
4二人乗り,無灯火,傘さし等による片手運転,ヘッドホンやスマホ等の使用,並進,右側通行禁止等の交通ルールやマナーを守る。特に,一時停止・信号無視・進入禁止無視等重大な交通事故につながる違反は絶対しない。
5自転車にライト・スタンドが無い,ブレーキが効かない等の不備がある場合は許可しない。
・歩行者として:歩行者としてのマナーを守り,周囲の安全に気を配る。
・公共交通機関:電車やバスなどの公共交通機関を利用するときは,乗降に気をつけ,車内では他の乗客の迷惑にならないようにする。
・運転免許取得:原則として許可しない。但し,3年生で就職のため等に必要な場合は次の手順で許可をする。
1「普通自動車運転免許取得許可願」を提出し,許可を得る。
2自動車学校(教習所を含む)への入校
a.就職内定者で仕事の都合上免許の必要な生徒
→ 2 学期終業式以降,入校を許可する。
b.進学,その他で免許の必要な生徒
→ 学年末試験最終日以降,入校を許可する。
3取得した免許証は,卒業(3月1日)まで保護者が預かる。

(3)校外での生活について

・法律上の禁止項目:1喫煙,飲酒,窃盗,万引き,シンナーや危険ドラッグなどの薬物乱用,無免許運転,暴力行為,性的非行などは絶対してはならない。
2パチンコ店,ゲームセンターなど禁止された場所への出入りをしない。
・夜間外出:夜間外出はしない。(18歳未満の22:00以降の外出は補導の対象)
・アルバイト:原則として禁止する。ただし,家計の急変等家庭のやむを得ない事情で必要とする者は,担任に相談すること。

(4)特別欠席について

・忌引き:父母7日以内,兄弟姉妹・祖父母3日以内,伯叔父母・曾祖父母1日
・その他:1学校保健安全法によって定められた感染症
(インフルエンザ,はしか,風疹,水疱瘡など。登校する際は医師の登校許可証が必要。詳しくは担任に相談すること。)
2父母の祭日

3 問題行動発生時における校内体制

(1)事件の発生

1発見者は,その場で該当生徒に行為の確認をする。
2発見者は,生徒指導部と担任に連絡をし,該当生徒を生徒指導部へ連れて行く。

(2)事実の確認

1生徒指導部,該当生徒担任等の2名以上の教員で事実関係の確認を行う。
a.「事実確認書」に記入させる。(5W1Hを明確にする)
b.「確認書」をもとに事実経過を確認後,反省文を書かせる。
2生徒指導委員会(教頭,生徒指導主事,正・副担任,学年主任,関係教職員)を招集し,指導方針を検討する。
※事故等の場合:a.事故の概況を生徒指導部が聞き取り,「事故報告書」に記入する。
b.事故概況以外は担任が記入する。

(3)保護者への連絡

1該当生徒の担任から事実経過と指導方針を保護者へ連絡する。
2来校を依頼し,生徒ともに帰宅させる。

4 特別な指導

(1)特別な指導の該当項目と指導内容

該当項目指導内容備考
11喫煙,飲酒校内反省の後,授業反省指導に切り替え,反省状況を観察する。その場に居合わせた場合も同様の指導を行う。
2万引き,定期券の不正使用関係機関と連携を行う。
3カンニング該当科目を0点とする。
定期考査等の場合は,以後の科目を別室で受験させ,特別な指導を行う。
4パチンコ店など不健全な遊技場への出入り
5無断免許取得,無免許運転・交通違反
6暴言・授業妨害・指導無視保護者並びに関係機関との連携を行う。
21その他(家出・性に関する問題行動等)反省文指導とする。
事象により保護者を召喚し厳重注意を行う。
2公共物破損損害額を弁償する。
3自転車2人乗りなど交通ルール違反自転車通学許可を抹消する。
4服装違反
5頭髪違反,眉毛加工,ピアス事実確認を行い,継続指導とし,一定期間,改善状況を確認する。
31暴力行為・対教師暴力校内反省の後,授業反省指導に切り替え,反省状況を観察する。関係機関と連携を行う。
2窃盗・金銭強要・恐喝
3シンナー・危険ドラッグなどの薬物乱用等

(2)出欠の取り扱いについて

1校内反省時は,該当生徒の通常時間割に従って別室において課題を行い,出席扱いとする。
2定期考査期間中については,別室で受験させる。監督については,教務部で割り当てる。

(3)校内反省について

1校内反省の教科担当時間割は該当学年と連携し,生徒指導部が作成する。
2反省期間中(土・日を含む)の課題については,生徒指導部と担任(副担任)が教科担当と連携して作成を依頼する。

5 日常の指導

(1)遅刻の指導

・8:35までにHR教室に入室・着席していない場合,指導の対象とする。
1担任は,該当生徒に職員室で「遅刻届」を記入してくるように指示する。
2職員室の教員は「遅刻届」に記入をさせ,「HR担任提出用」を担任に提出するように指示し,「生徒指導部用」は綴っておく。
3担任は,該当生徒に放課後,生徒指導室へ行くように指示する。
4生徒指導部が,理由の確認とともに,指導内容を伝える。
※通院,公共交通機関の遅延,保護者からの連絡があった場合も同様に手続きをさせる。ただし,保護者からの連絡があった場合や遅延証明書・領収書がある場合は指導の対象としない。
5指導内容 1・2回目 翌日,始業時間前までに登校,生徒指導室で確認を受ける。
3 回 目 当日の放課後に反省文指導とし,翌日,始業時間前までに登校し,生徒指導室で確認を受ける。
担任は,保護者に状況を連絡する
5 回 目 保護者召喚のうえ,説諭を行う。
・8:30以降に校門を通過した場合,指導の対象とする。
1生徒指導部が,クラス・番号・氏名を確認して該当ファイルに入力し,該当担任に連絡する。
2担任は,該当生徒に放課後,生徒指導室へ行くように指示する。
3生徒指導部が,理由の確認とともに,口頭による指導を行う。
※当該学期中で3回カウントされた場合,通常の遅刻指導と同様に,翌日,始業時間前までに登校し,生徒指導室で確認を受ける(学期ごとのカウントとする)。
・改善が見られない場合には,別途協議し特別な指導を行う。

(2)服装・頭髪等の指導

・本校生徒の服装は,質素・清潔であることを旨とし,商業高校生としての自覚を持ち,いつでも面接を受けることができることを基準とする。
・一斉指導は次のとおりとする。
※ 指導項目:制服,頭髪,眉,化粧・ピアス等は生徒指導部が担当する。
4月・8月・1月(各学期始業式) 生徒指導部,担任,副担任
※各学期の始業式では服装を統一する。
6月 担任.副担任,生徒指導部
10月 担任.副担任,生徒指導部
12月(呉商フェスタ前) 担任,模擬株,生徒指導部
2月(卒業式前) 担任.副担任,生徒指導部

(3)携帯電話,スマートフォン等の指導

・校内への持ち込みは原則禁止とする。持ち込みを希望する場合「誓約書」等の届け出をさせるが,校内での使用は認めない。
1授業中に使用または,身に着けていて音が鳴った場合,反省文指導の後,1週間(課業日の5日間)をめどとした授業反省指導を行う。
2休憩中や放課後に校内で使用または,身に着けていて音が鳴った場合,反省文指導の後,1週間(課業日の5日間)をめどとした授業反省指導を行う。
3定期考査中に使用または,身に着けていて音が鳴った場合,カンニング行為として指導を行う。
※校内反省とし,反省状況により授業反省指導に切り替え,反省状況を観察する。
4カバンの中で音がなった場合は,所有者を確定し,反省文指導とする。
5校外で使用していた場合は,その場で使用のマナーについて口頭で指導をする。
※2回目以降の指導については,別途協議する。
・指導体制は,「3 問題行動発生時における校内体制」と同様とする。
・携帯電話等の取り扱いは,次のように行う。
1発見時に携帯電話等は電源を切らして預かる。
2保護者の来校まで事務室で管理をお願いする。
3来校された保護者に手渡す。

(4)アルバイト

・原則として禁止する。ただし,家計の急変等家庭のやむを得ない事情で必要とする生徒については,次の手順とする。
1許可を受けたい生徒は,担任に申し出る。担任は保護者と連携し,状況を確認したうえで「アルバイト許可申請書」を渡す。
※確認事項:経緯,経済状況,奨学金等の申請,学業との両立等
2「申請書」の提出 保護者 → 担任 → 生徒指導部
3生徒指導部で面談を行い,検討のうえ「アルバイト許可願」を渡す。
※面談は生徒,保護者,担任,生徒指導部で行う。
4「許可願」の提出 アルバイト先 → 保護者 → 担任 → 生徒指導部
5手続きを完了し,「アルバイト許可証」を発行する。
・学習成績,出欠状況,生徒指導上の問題(特別な指導・携帯指導・服装指導)がある場合は許可しない。すでに許可を受けている場合でも取り消す場合がある。
・無断アルバイトが発覚した場合について
1保護者召還のうえ,校長指導を行う。
2アルバイト先に謝罪の上,辞めさせる。
※状況により,改めて申請する場合もあるが,発覚後半年間は認めない。

(5)自転車通学及び交通マナー

1登録制とし,手続きにより許可シールを発行する。無登録の自転車での通学は禁止する。
2JR新広駅からの自転車通学は許可しない。
3自転車にライト・スタンドが無い,ブレーキが効かない等の不備がある場合は許可しない。
4校内駐輪場の指定された場所以外に駐輪しない。
5二人乗り,無灯火,傘さし等による片手運転,ヘッドホンやスマホを使用しながらの走行,並進,右側通行禁止等の交通ルールやマナーを守る。特に,一時停止・信号無視・進入禁止無視等重大な交通事故につながる違反は絶対しない。
※上記4,5の事項を守らず,違反が繰り返される場合は,自転車通学許可を抹消する。

(6)運転免許

・運転免許の取得は原則として許可しない。但し,3年生で就職のため等に必要な場合は次の手順で許可をする。
1「普通自動車運転免許取得許可願」を提出し,許可を得る。
2自動車学校(教習所を含む)への入校
a.就職内定者で仕事の都合上免許の必要な生徒
→ 2学期終業式以降,入校を許可する。
b.進学,その他で免許の必要な生徒
→ 学年末試験最終日以降,入校を許可する。
3取得した免許証は,卒業(3月1日)まで保護者が預かる。

(7)生徒手帳

・年間を通してのスケジュール管理と計画的な目標設定・実践力の育成の為に各学年で検討の上,積極的に活用する。
1SHRでの活用:提出物,時間割変更,行事関係,検定取得,各種届け出等
2各教科での活用:試験範囲,試験結果,提出物確認等
3部活動での活用:年間試合日程,練習試合計画等
4講演会等でメモを取ることへの習慣づけに活用

6 生徒指導規程について

○本規程は,平成16年3月31日に作成したものである。
○5特別指導実施要項 出欠の扱いについて,平成17年7月12日改訂
○規程内容について,平成21年3月改訂
○規程内容について,平成23年3月一部改訂
○規程内容について,平成24年3月一部改訂
○規程内容について,平成25年3月一部改訂
○規程内容について,平成26年3月一部改訂
○規程内容について,平成30年3月一部改訂
○規程内容について,平成31年3月一部改訂
○規程内容について,令和2年3月一部改訂
○規定内容について,令和4年3月一部改訂

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